アヌラダプーラ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
6月4日。前日深夜にコロンボの空港に到着。空港近くのホテルに一泊してから、今回の旅は始まりました。最初の目的地はスリランカ最古の都、アヌラーダプラ。かつての王国と仏教の繁栄を感じることのできる街です。<br /><br />道中、まず迎えてくれたのは、辺り一面に広がる蓮(ロータス)でした。スリランカはブルーロータスが国花になっている国。それは蓮と仏教が非常に関係が深いからでもあります。お経の中にも、私たちが浄土に生まれていくのは蓮の花の中から生まれていくとでてきます。あぁ、仏教国に来たなと感じる瞬間でした。<br /><br />4時間かけてアヌラーダプラに到着。お昼を済ませてから、いざ仏跡へ。まず最初に向かったのがイルスムニヤ精舎。精舎というくらいで、かつての僧院があった場所です。岩でできた僧院は時の流れを感じさせてくれました。<br /><br />続いて、この地の象徴的な塔、ルワンウェリ・サーヤ大塔。今のアヌラーダプラでは一番高い建物。非常にきれいな建物です。この仏舎利塔の中にはスリランカの人々の魂でもある獅子がたくさん納められているとか。<br /><br />そしてスリランカの聖地の一つ、スリー・マハー菩提樹。ここの菩提樹はインドのブッダガヤにある菩提樹の分け木を植えたもの。紀元前3世紀に運んで来られているのだから2000年以上もの年月が経っている。インドの菩提樹は実は今は3代目で、それもこのスリー・マハー菩提樹の分け木を植えたものだから、こちらの方が古いんだ!!というのがスリランカの人たちにとっては誇りでもあります。スリランカの人はもちろん、タイやヨーロッパの方など多くの巡礼者が参拝し、それぞれに感謝の言葉をもうしておりました。<br /><br />その後、トゥーパーラーマ・ダーガバ、アバヤギリ大塔、サマーディ仏像などを見学した後、クイーンズ・パビリオンへ。ここのムーンストーンが非常に興味深いものでした。日本でもお寺には山門があり、仏の領域と俗の領域を境界を設けていますが、これもまた同じ意味合いを持っているプレートでした。地球の歩き方にも説明がありますが、僕がスリランカの人に聞いたのは少し違います。まず一番外側には炎。これは人間の欲望(煩悩)を表しています。次に象・馬・ライオン・牛の4種類の動物が順番に描かれています。それぞれ誕生、老い、病い、死を象徴しています。これはお釈迦様が示してくれた人間の根元的な苦しみ、四苦(生老病死)を表しているんです。煩悩の炎に包まれた人間はこの生老病死の苦しみからでることはないんだと。続いて蔓草が示されますが、これも欲望に絡め取られている私たちの姿。次に花を加えた白鳥。それはその状況を何とかしようと善根を積んでいる姿です。次がまた蔓草。今度は少し細いのですが、それは善根を積んだことによって少し欲が減っている姿です。ただそれでも人間が抱える根元的な欲というものは尽きないんだと教えてくれています。そして最後に出てくるのが蓮です。だからこそ私たちは仏の教えにあっていくのだというのです。日本の仏教は大乗仏教、スリランカは小乗仏教ですが、人間の認識、仏の理解など根本的な所では何も変わらないんだと感じました。<br /><br />このアヌラーダプラには最盛期で5000人もの僧侶が住んでいたとか。その時は9階建ての僧院を建てていて、皆で住んでいたんだそうです。しかし、不審火で2度も燃え尽きてしまったのだそうです。ちなみに、そういった大人数で暮らしていた中で生まれてきたのがブュッフェスタイル。カレーをたくさん作ることもありますが、大人数の共同生活の中から生まれてきた側面もあるようです。<br /><br />

スリランカ仏跡参拝と自然の旅?【アヌラーダプラ】

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2006/06/03 - 2006/06/12

138位(同エリア165件中)

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8

ぴぽぴぽぴっぽ

ぴぽぴぽぴっぽさん

6月4日。前日深夜にコロンボの空港に到着。空港近くのホテルに一泊してから、今回の旅は始まりました。最初の目的地はスリランカ最古の都、アヌラーダプラ。かつての王国と仏教の繁栄を感じることのできる街です。

道中、まず迎えてくれたのは、辺り一面に広がる蓮(ロータス)でした。スリランカはブルーロータスが国花になっている国。それは蓮と仏教が非常に関係が深いからでもあります。お経の中にも、私たちが浄土に生まれていくのは蓮の花の中から生まれていくとでてきます。あぁ、仏教国に来たなと感じる瞬間でした。

4時間かけてアヌラーダプラに到着。お昼を済ませてから、いざ仏跡へ。まず最初に向かったのがイルスムニヤ精舎。精舎というくらいで、かつての僧院があった場所です。岩でできた僧院は時の流れを感じさせてくれました。

続いて、この地の象徴的な塔、ルワンウェリ・サーヤ大塔。今のアヌラーダプラでは一番高い建物。非常にきれいな建物です。この仏舎利塔の中にはスリランカの人々の魂でもある獅子がたくさん納められているとか。

そしてスリランカの聖地の一つ、スリー・マハー菩提樹。ここの菩提樹はインドのブッダガヤにある菩提樹の分け木を植えたもの。紀元前3世紀に運んで来られているのだから2000年以上もの年月が経っている。インドの菩提樹は実は今は3代目で、それもこのスリー・マハー菩提樹の分け木を植えたものだから、こちらの方が古いんだ!!というのがスリランカの人たちにとっては誇りでもあります。スリランカの人はもちろん、タイやヨーロッパの方など多くの巡礼者が参拝し、それぞれに感謝の言葉をもうしておりました。

その後、トゥーパーラーマ・ダーガバ、アバヤギリ大塔、サマーディ仏像などを見学した後、クイーンズ・パビリオンへ。ここのムーンストーンが非常に興味深いものでした。日本でもお寺には山門があり、仏の領域と俗の領域を境界を設けていますが、これもまた同じ意味合いを持っているプレートでした。地球の歩き方にも説明がありますが、僕がスリランカの人に聞いたのは少し違います。まず一番外側には炎。これは人間の欲望(煩悩)を表しています。次に象・馬・ライオン・牛の4種類の動物が順番に描かれています。それぞれ誕生、老い、病い、死を象徴しています。これはお釈迦様が示してくれた人間の根元的な苦しみ、四苦(生老病死)を表しているんです。煩悩の炎に包まれた人間はこの生老病死の苦しみからでることはないんだと。続いて蔓草が示されますが、これも欲望に絡め取られている私たちの姿。次に花を加えた白鳥。それはその状況を何とかしようと善根を積んでいる姿です。次がまた蔓草。今度は少し細いのですが、それは善根を積んだことによって少し欲が減っている姿です。ただそれでも人間が抱える根元的な欲というものは尽きないんだと教えてくれています。そして最後に出てくるのが蓮です。だからこそ私たちは仏の教えにあっていくのだというのです。日本の仏教は大乗仏教、スリランカは小乗仏教ですが、人間の認識、仏の理解など根本的な所では何も変わらないんだと感じました。

このアヌラーダプラには最盛期で5000人もの僧侶が住んでいたとか。その時は9階建ての僧院を建てていて、皆で住んでいたんだそうです。しかし、不審火で2度も燃え尽きてしまったのだそうです。ちなみに、そういった大人数で暮らしていた中で生まれてきたのがブュッフェスタイル。カレーをたくさん作ることもありますが、大人数の共同生活の中から生まれてきた側面もあるようです。

同行者
友人
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
観光バス
航空会社
キャセイパシフィック航空
  • 蓮(ロータス)の花。白や薄い赤色など、色とりどりの蓮が咲き乱れていました。この蓮を手にみな寺院に参拝に向かいます。

    蓮(ロータス)の花。白や薄い赤色など、色とりどりの蓮が咲き乱れていました。この蓮を手にみな寺院に参拝に向かいます。

  • イルスムニヤ精舎。岩を中心に新しい建物、池などが周りを取り囲んでいます。

    イルスムニヤ精舎。岩を中心に新しい建物、池などが周りを取り囲んでいます。

  • ルワンウェリ・サーヤ大塔。100メートルくらいの堂々とした建物。今のアヌラーダプラでは一番大きく、街のシンボル。

    ルワンウェリ・サーヤ大塔。100メートルくらいの堂々とした建物。今のアヌラーダプラでは一番大きく、街のシンボル。

  • ルワンウェリ・サーヤ大塔の敷地内にあったお堂の菩薩像。頭のかぶり物などが日本とは違います。手の蓮の花も。

    ルワンウェリ・サーヤ大塔の敷地内にあったお堂の菩薩像。頭のかぶり物などが日本とは違います。手の蓮の花も。

  • スリー・マハー菩提樹。下の方に見えている一本だけがオリジナル。周りの木はガードのために植えている若い菩提樹。周りには仏旗がはためいています。

    スリー・マハー菩提樹。下の方に見えている一本だけがオリジナル。周りの木はガードのために植えている若い菩提樹。周りには仏旗がはためいています。

  • クイーンズ・パビリオンのムーンストーン。非常に鮮明な彫刻が今も残っている。

    クイーンズ・パビリオンのムーンストーン。非常に鮮明な彫刻が今も残っている。

  • サマーディ仏像。右顔は微笑みの表情。

    サマーディ仏像。右顔は微笑みの表情。

  • サマーディ仏像。左顔は悲しみの表情。影で隠れてしまいました。

    サマーディ仏像。左顔は悲しみの表情。影で隠れてしまいました。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • azianokazeさん 2006/06/14 10:05:49
    サマーディ仏像
    私も今年のGWにスリランカに行きました。
    穏やかなお顔のサマーディ仏像はしばらく眺めていたのですが、左右で表情が違うのですね。知りませんでした。
    今後の旅行記も楽しみにしています。

    ぴぽぴぽぴっぽ

    ぴぽぴぽぴっぽさん からの返信 2006/06/15 02:19:18
    RE: サマーディ仏像
    ありがとうございます。10日間の旅行でしたが、今月中の早い内に全部アップしたいと思います。また何かしら感想をいただけたら嬉しいです(*^ ^*)

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