2001/02/23 - 2001/02/23
247位(同エリア315件中)
覇王樹さん
マルティナ・フランカからチステルニーノへは、レッチェ行きの列車に乗るが、こちらは純然たるローカル線で、バーリとマルティナを結ぶ路線に比べると極端に列車本数は少ない。従って、こちらの路線を使うときには駅の時刻表で十分に列車の時間を確認しておく必要がある。ところで、チステルニーノはマルティナからはたった一駅である。チステルニーノも丘上都市であるが、ロコロトンドほど車窓からの見栄えは良くない。それというのも、この町も漆喰で塗り固められた迷路都市なのだが、その旧市街の外周部をそれ以降に出来た市街が囲い込んでいるために、その特徴的な白い町をふもとから見ることはできないためである。駅から町までは急坂をひたすら登ることになる。それにしても、この町に登り切ってから振り返ると、やはり広大なオリーブ畑が目に入る。本当にここは美しい風景が目白押しの地域である。この町にもロコロトンドと同じような展望の利く公園がある。まだ日暮れには時間があるが、ここから眺める夕日は綺麗に違いない。
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チステルニーノ駅にて
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チステルニーノを下から見上げる。白い町という印象は無し。
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町正面に位置するアマーティ家。旧城郭の一部。
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民家の玄関前。かなり複雑な空間構成。
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この町に関しては建築家・竹内裕二氏の著書が詳しい。
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路地は太くなったり細くなったりと有機的。
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階段の一段目だけ共通、それ以降はそれぞれの玄関に向かって延びる階段。
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チステルニーノの街路。ロコロトンドなどど同じ構造。
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この階段、どこまで続くの? ほぼ迷路状態。
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路地は迷路状に延びている。
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路地の片隅に眠り猫。
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こういう建築造形が面白いんです。
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駅側からは旧市街への門らしき門はなく、教会の脇が旧市街への入り口となる。元々はこの町も城壁都市であり、中世、この都市が建設されたときにはポルタ・グランデ(大門)とポルタ・ピッコラ(小門)という二つの入り口しかなかった。この町も他の丘上都市と同様、有機的に交錯した路地と、漆喰壁の真っ白な建物が印象的である。面白いことに、この町には中央部に広場(ビットリオ・エマニュエル2世広場)はあるものの、普通ならありそうな教会堂や城がその中心にない。あるのは一階がバーになっている時計塔だけである。この町の発展形態にもなにやら特徴がありそうである。城壁の外側に出ると円筒形の望楼も今は家として使われているのがよく分かる。路地裏を歩いていると、一体こいつは何者だという感じで、ときたま出会う住人に睨まれるが、こちらから「buon giorno!」とあいさつすると、向こうもニヤッとして返事を返してきたり、手を挙げて返事してくれたりと、感じのよい人たちばかりである。
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チステルニーノ旧市街はそんなに大きな規模ではない。
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旧市街の外にあるサン・カタルド・ベスコボ教会
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この建物も城塞の名残か。今はカフェになっている。
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チステルニーノ旧市街入り口、ポルタ・グランデ。とはいっても今は門があるわけではない。
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町の展望台からの風景。
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丘の上の町から続く駅への一本道。
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列車交換待ち。
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さぁ、マルティナへ帰ろう。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ももであさん 2020/06/05 21:02:51
- チステルニーノ
- この8年後に行きました。チステルニーノ
出会いの宝庫のような街で、忘れがたき南伊の白い真珠
夏場はとてもにぎやかでしたが、さすがに冬場は静かそうですね。
- 覇王樹さん からの返信 2020/06/15 21:09:08
- RE: チステルニーノ
- > この8年後に行きました。チステルニーノ
> 出会いの宝庫のような街で、忘れがたき南伊の白い真珠
>
> 夏場はとてもにぎやかでしたが、さすがに冬場は静かそうですね。
ももであさま、
コメント有り難うございます。プーリアはこんな白亜の集落が沢山あって、それぞれが魅力的なのでまた行ってみたいと思うんですよね。南イタリアはやはり青空が似合う場所です。
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