エーゲ海クルーズ写真集【50】アレキサンドリアの下町を馬車で走る

2006/03/07 - 2006/03/07

3月7日（火）
雑踏を抜けて海岸通に出ると、地中海が広がっている。
若者たちが広々とした海と空を背負いながら、嬉々として戯れている。

歩くとやや汗ばむ程度の陽気で、海からやってくるそよ風が心地よい。
アレクサンドリアは北緯32度。ほぼ鹿児島の緯度である。

海岸の大通りを歩いていると、そこに停まっている馬車から声がかかった。
「船まで5ドルでお連れしますよ」

私は迷子にならぬよう、コスタ・フォルチューナ号の帽子をかぶっているので、直ぐに船客と分かるようだ。
一度馬車にも乗ってみたかった私は、「コーヒーのあとでもいいかい」と答えてみた。

馬車はそれでも大喜びで、しばらくホテルの前で待っていてくれた。

ホテルのカフェでは、この辺りが本場と思われる、トルココーヒーを注文した。
小さなカップに、ざらざらした液体が、香り濃く入っている。
一杯2ドルだった。

馬車は、群がる自動車群の中を、慣れた歩調でうまくくぐり抜けながら、楽しそうに走る。
私は、「一番アレキサンドリア的な下町が見たい」と、所望する。

御者は「ああ、お任せ下さい」と、機嫌がいい。

エリア アレキサンドリア(エジプト)

仕事の顔

海岸通の雑踏

海岸に面しての
ビル

海辺に遊ぶ
子供たち

海辺の憩い

色鮮やかな娘たち

海岸通の
客待ち馬車

御者の
革ジャン

色々な服装

ホテルのカフェ

ホテルのカフェ

トルコ・カフェ

カフェから見た
窓外の風景

ホテルのガードマン

ホテル前の公園

この旅行記へのコメント （2）

• あんちゃんさん 2006/05/28 15:53:08

  コーヒー

  昔（４０年前）シンガポールでの屋台でのコーヒーは、カップからあふれて皿までいっぱいに入れて、当時で日本円換算２０円でした。

  片瀬貴文さん からの返信 2006/05/28 20:59:32

  RE: コーヒー

  あんちゃんさんへ
  
  千里中央でも、コーヒー一杯１００円から９００円まであります。
  シンガポールでも、ラッフルズホテルは、幾らだったでしょうか。
  
  コスタ号では、無料から５ユーロまでありました。