2006/03/07 - 2006/03/07
129位(同エリア161件中)
ソフィさん
3月7日(火)
わがコスタ・フォルチューナ号は、ローマ郊外のチヴィタヴェッキア港から三晩の航海を終え、8時きっかりにアレキサンドリア港に繋岸された。
本日は21時30分の出航まで、ゆっくりこの町を味わいたい。
乗客の半分以上はカイロ訪問のバス・ツァーに出掛けるが、私はアレキサンドリア散策を楽しみにしている。
本日の天気予報は、最低16℃、最高28℃、晴。
絶好の散策日和である。
旅行ガイドによれば、この町での買物は「必ず値切ること」と書いてある。
元来物の値段は、お互いの折衝で決められられるものなのだ。
アラブ・ムスリム文化は、商人文化でもある。
値段の折衝は、取引の原点なのだろう。
私のアフリカ生活経験では、先ず売り手の希望価格を聞いて、その5分の1に値切ってみる。
相手は応じなければ、いったん取引を諦めた様子をして、店を出る。
そのとき、相手は追いかけてくる。
そして最初の言い値の4分の1か3分の1くらいで、買うことにする。
アレキサンドリアと言えば、フランスのシャンソン歌手、ジョルジュ・ムスタキを思い出す。
彼は34歳でパリに出るまで、この町に生まれ暮らしていた。
私の好きな「マ・ソリテュード(私の孤独)」「幼年時代」など。
そのすえた匂いが、たまらない。
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