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僕らのTRIPも4日目。クロアチアのプリトビィッツェを出発し、E71を首都ザグレブへと向かう。ザグレブを通過し、スロベニアの首都リュブリャナへと戻る。戻ってきたリュブリャナもスルーして、オーストリアのクラーゲンフルトへと舵を取る。<br />  高速を降り、標識に従ってクラーゲンフルトを目指す。道は一本道。目の前には残雪の残る標高の高い山がそびえ立つ。日光のいろは坂並みの道が続く。ヨーロッパ車は高速にトルク設定をしているためか、クラーゲンフルトへ続く坂道はかなりキツイ。<br />  国境は標高約1350mの地点にある。パスポートを見せて、あっさり通過かなと思いきや、税関での質疑応答が待っていた・・・。相棒RICKが強引に突破を試みるが止められる。”ANYTHING TO DECLARE?”と聞かれ、”NOTHING\\\&quot;と答えてすんなりパス。<br /><br />  ここからは一気に下り坂。エンジンブレーキを効かせながら、下っていく。坂道を下りきった所で、美しい湖が視界に入ってくる。一般道とは言え、100km/hで走行していく。美しい景色はあっと言う間に消えていく。<br />  <br />  クラーゲンフルトの中心に辿り着き、とりあえず駐車場を探す。探すと言っても、日本と違ってそこら中にPの文字が目に入る。セントラルの広場の地下にある駐車場に車を止めて、今宵の宿を探すためにマーク(インフォメーションセンター)を探す。<br />  広場では露店が軒を連ねる。さすがにヨーロッパである。サッカー関係の偽ユニフォームが売られている。靴や子供服なども売られている。<br />  インフォメーションは広場の近くにあり、早速足を踏み入れる。カウンターには”イタリア語”とか”英語”とか表示されいて、言語ごとに対応してくれる。”JAPANESE”はもちろん無かったので、英語コーナーへ行く。”MAY I HELP YOU?”と。<br />  ”ホテルを探しているんだけど、セントラルの近くにある?”と聞くと、”中心にあるホテルは高いよ”と言ってくる。地図をみながら、”ここはどう?こっちはどうですか?”と彼女を振り回すが、そこそこ安くて良いホテルを選んでくれたのである。<br /><br />  ホテルに荷物を置き、再び広場の方へ引き返し周辺を探索する。もう一度、さっきのインフォへ入り、オーストリア料理を食べさせてくれるレストランを教えてもらう。<br /><br />  そのレストランでの食事を終え、バーが並ぶストリートへ! 相棒RICKと何処の店に入るかと思案に暮れる。 若者が居て音楽がガンガンに掛かっている店が多くある。AGE31を過ぎた僕らには、 そこそこ落ち着いて飲める店に行きたいのが本音であります。 2人とも音楽は好きですが・・・。 <br /><br />一軒一軒覗き込む。 そんな中、客はそんなに居ないが雰囲気の良い店に引き込まれる。先客は1人。 席に着き、”とりあえず、2 BEER”とお願いする。 乾杯をして飲み始めると、1人の男(緑のシャツ)が近寄ってくる。 ”ENGLISH or GERMAN?”と言ってくる。 ”はい、JAPANESEでぇ〜す。NO NO ENGLISH”と答えましたは。 ”日本から来たのかぁ〜。”なんて言ってきます。 すると1人の男が店に入ってくる。 ”OH ITALIAN MAN COMING”と緑のシャツの男が言う。 どうやら常連さんみたいです。 <br /><br />  しばらくすると、 マスターがショットグラスにバカルディーを入れて持ってくる。<br />”WHAT??”<br />”皆で乾杯だから・・・、緑シャツの奢りだよ。” <br />”なるほど” <br />日本人2人、オーストリア人2人とイタリア人とで乾杯。 <br />”トウストゥ、チンチン、カンペイ”と言ってくるが、 <br />”NO NO カンペイ is CHINESE, JAPANESE 乾杯” <br />と修正を加えるのでありました。 <br /><br />  会話も弾み、緑シャツが名前を聞いてくる。 <br />”俺:PIXIE 彼はRICK” <br />”俺の名はピーター”と緑シャツ。 このピーター、どうやらバカルディーの社員のようです。 そこで僕らは2杯目から立て続けに、 バカルディー・コークを飲み続けるのでありました。 <br /><br />  キャッシュで50ユーロしか持ってなかった僕ら、 そろそろ御暇しようとお勘定をしてもらう。 このバーはクレジットカードが使用不可でしたので・・・。 <br />  すると、ピーターが”女が居る所に行こうぜ”と言い出してくる。 <br />”WE DON\\\&#39;T HAVE CASH”というが、 <br />”NO RROBLEM. FOLLOW ME”と言うじゃないですか。 <br />もう一度、”キャッシュ無いから”と念を押すが、 やはり”ついて来い”と言う。 <br /><br />  酔っ払い2人は酔っ払ったオーストリア人:ピーターについて行く。 行った先はやはりバー。 <br />でも先ほど行った所よりは断然広くて、ダンスフロアもある。 <br />”何を飲む?”と聞いてくる。 <br />”じゃあ、コロナを2つ”とRICK&PIXIE。 <br />陽気なピーターは、DJのチョイスした音楽に合わせて踊る。 僕らはひたすらに飲みまくる。(そんなに飲んでませんが) <br /><br />  かなり酔っ払った僕ら、 ピーターの”もう一軒行こう”と誘われたが丁重にお断を。本当は行きたかったけど、 これ以上ピーターに奢ってもらうのも悪いしね・・・。キャッシュを持っていたら行ったとは思いますが!! <br /><br />  

クラーゲンフルト・ナイト

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2006/04/29 - 2006/05/07

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pixie

pixieさん

僕らのTRIPも4日目。クロアチアのプリトビィッツェを出発し、E71を首都ザグレブへと向かう。ザグレブを通過し、スロベニアの首都リュブリャナへと戻る。戻ってきたリュブリャナもスルーして、オーストリアのクラーゲンフルトへと舵を取る。
  高速を降り、標識に従ってクラーゲンフルトを目指す。道は一本道。目の前には残雪の残る標高の高い山がそびえ立つ。日光のいろは坂並みの道が続く。ヨーロッパ車は高速にトルク設定をしているためか、クラーゲンフルトへ続く坂道はかなりキツイ。
  国境は標高約1350mの地点にある。パスポートを見せて、あっさり通過かなと思いきや、税関での質疑応答が待っていた・・・。相棒RICKが強引に突破を試みるが止められる。”ANYTHING TO DECLARE?”と聞かれ、”NOTHING\\\"と答えてすんなりパス。

  ここからは一気に下り坂。エンジンブレーキを効かせながら、下っていく。坂道を下りきった所で、美しい湖が視界に入ってくる。一般道とは言え、100km/hで走行していく。美しい景色はあっと言う間に消えていく。
  
  クラーゲンフルトの中心に辿り着き、とりあえず駐車場を探す。探すと言っても、日本と違ってそこら中にPの文字が目に入る。セントラルの広場の地下にある駐車場に車を止めて、今宵の宿を探すためにマーク(インフォメーションセンター)を探す。
  広場では露店が軒を連ねる。さすがにヨーロッパである。サッカー関係の偽ユニフォームが売られている。靴や子供服なども売られている。
  インフォメーションは広場の近くにあり、早速足を踏み入れる。カウンターには”イタリア語”とか”英語”とか表示されいて、言語ごとに対応してくれる。”JAPANESE”はもちろん無かったので、英語コーナーへ行く。”MAY I HELP YOU?”と。
  ”ホテルを探しているんだけど、セントラルの近くにある?”と聞くと、”中心にあるホテルは高いよ”と言ってくる。地図をみながら、”ここはどう?こっちはどうですか?”と彼女を振り回すが、そこそこ安くて良いホテルを選んでくれたのである。

  ホテルに荷物を置き、再び広場の方へ引き返し周辺を探索する。もう一度、さっきのインフォへ入り、オーストリア料理を食べさせてくれるレストランを教えてもらう。

  そのレストランでの食事を終え、バーが並ぶストリートへ! 相棒RICKと何処の店に入るかと思案に暮れる。 若者が居て音楽がガンガンに掛かっている店が多くある。AGE31を過ぎた僕らには、 そこそこ落ち着いて飲める店に行きたいのが本音であります。 2人とも音楽は好きですが・・・。

一軒一軒覗き込む。 そんな中、客はそんなに居ないが雰囲気の良い店に引き込まれる。先客は1人。 席に着き、”とりあえず、2 BEER”とお願いする。 乾杯をして飲み始めると、1人の男(緑のシャツ)が近寄ってくる。 ”ENGLISH or GERMAN?”と言ってくる。 ”はい、JAPANESEでぇ〜す。NO NO ENGLISH”と答えましたは。 ”日本から来たのかぁ〜。”なんて言ってきます。 すると1人の男が店に入ってくる。 ”OH ITALIAN MAN COMING”と緑のシャツの男が言う。 どうやら常連さんみたいです。

  しばらくすると、 マスターがショットグラスにバカルディーを入れて持ってくる。
”WHAT??”
”皆で乾杯だから・・・、緑シャツの奢りだよ。”
”なるほど”
日本人2人、オーストリア人2人とイタリア人とで乾杯。
”トウストゥ、チンチン、カンペイ”と言ってくるが、
”NO NO カンペイ is CHINESE, JAPANESE 乾杯”
と修正を加えるのでありました。

  会話も弾み、緑シャツが名前を聞いてくる。
”俺:PIXIE 彼はRICK”
”俺の名はピーター”と緑シャツ。 このピーター、どうやらバカルディーの社員のようです。 そこで僕らは2杯目から立て続けに、 バカルディー・コークを飲み続けるのでありました。

  キャッシュで50ユーロしか持ってなかった僕ら、 そろそろ御暇しようとお勘定をしてもらう。 このバーはクレジットカードが使用不可でしたので・・・。
  すると、ピーターが”女が居る所に行こうぜ”と言い出してくる。
”WE DON\\\'T HAVE CASH”というが、
”NO RROBLEM. FOLLOW ME”と言うじゃないですか。
もう一度、”キャッシュ無いから”と念を押すが、 やはり”ついて来い”と言う。

  酔っ払い2人は酔っ払ったオーストリア人:ピーターについて行く。 行った先はやはりバー。
でも先ほど行った所よりは断然広くて、ダンスフロアもある。
”何を飲む?”と聞いてくる。
”じゃあ、コロナを2つ”とRICK&PIXIE。
陽気なピーターは、DJのチョイスした音楽に合わせて踊る。 僕らはひたすらに飲みまくる。(そんなに飲んでませんが)

  かなり酔っ払った僕ら、 ピーターの”もう一軒行こう”と誘われたが丁重にお断を。本当は行きたかったけど、 これ以上ピーターに奢ってもらうのも悪いしね・・・。キャッシュを持っていたら行ったとは思いますが!!

  

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  • 国境の検問所は標高約1500m。山にはまだ残雪があります。

    国境の検問所は標高約1500m。山にはまだ残雪があります。

  • 町の中心にある広場

    町の中心にある広場

  • ドラゴン。火じゃなく、水を吐き出してます。

    ドラゴン。火じゃなく、水を吐き出してます。

  • 前菜のローストポークだったかな?オーダーミスをしてしまい、2皿来てしまいました。

    前菜のローストポークだったかな?オーダーミスをしてしまい、2皿来てしまいました。

  • メインは羊のお肉。やわらかくて、大変おいしゅうございました。

    メインは羊のお肉。やわらかくて、大変おいしゅうございました。

  • 付け合せのポテト。トロォ〜リチーズがこれまた美味い。

    付け合せのポテト。トロォ〜リチーズがこれまた美味い。

  • レストラン:Gasthaous Im Landhaushof。インフォのお姉さんが教えてくれした。

    レストラン:Gasthaous Im Landhaushof。インフォのお姉さんが教えてくれした。

  • 名も分らぬバーへ入って、クラーゲンフルトの夜を楽しむRICK&PIXIE。

    名も分らぬバーへ入って、クラーゲンフルトの夜を楽しむRICK&PIXIE。

  • 緑のシャツを着ているのが、バカルディーの社員:ピーター。右奥に居るのが陽気なイタリア人。真ん中は??

    緑のシャツを着ているのが、バカルディーの社員:ピーター。右奥に居るのが陽気なイタリア人。真ん中は??

  • 相当酔ってます・・・。

    相当酔ってます・・・。

  • ピーターと仲良くなってしまいました。

    ピーターと仲良くなってしまいました。

  • さらにマスターも珍入。

    さらにマスターも珍入。

  • ピーターがもう一軒連れて行ってくれました。しかも、奢りで!!

    ピーターがもう一軒連れて行ってくれました。しかも、奢りで!!

  • ピーターも良い感じで酔っ払ってました。

    ピーターも良い感じで酔っ払ってました。

  • 酔っ払って道端に寝込むRICK。

    酔っ払って道端に寝込むRICK。

  • 人通りも少なかったので・・・。

    人通りも少なかったので・・・。

  • アルコールの力は怖い・・・。酔っ払うと何をしでかすか分らないRICK。かなりご機嫌ですは。

    アルコールの力は怖い・・・。酔っ払うと何をしでかすか分らないRICK。かなりご機嫌ですは。

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