ローマ　歩いてきました　その４

2006/05/04 - 2006/05/07

とうとうローマ最終日。午後のフライトでパリに戻らなくてはなりません。まだまだ見るべきところは数あれど、とにかくコロッセオだけは入らなきゃハナシにならんと思って、出掛けてきました。

エリア ローマ(イタリア)

ピンチアーナ門。ホテルの直ぐ近くで何度も通ったけど、今日で最後だから朝ゴハンの後でもう一度眺めてきた。

チェックアウト後、テルミニ駅に荷物を預け、レオナルド･エクスプレスの切符を確保。さぁ、元気出して最終日も歩いてきます。

後で気が付いたら、この日コロッセオの外観を撮った写真はこれしかありませんでした。朝なのでまだ観光客もさほど多くなく、ポツンと佇むグラディエーター。ワタクシ、もっとイケメンがやってんのかと思ってたのですが、フツーのオッサンが多かった気がします。はっきり言って、猛獣に勝てそうには見えませんでした、

80年にティトス帝により完成した闘技場。ローマの治世は｢パンとサーカス｣と言われるように、ココでの見世物は統治上重要な政策でもあったワケ。水を張っての模擬海上戦まで行ったそうです。白大理石で装飾されていた時代の姿を見たかった。

アチコチ見てて気が付いたら観光客の一団に囲まれてました。ガイドさんが｢じゃココで説明始めるよ〜｣と。慌てて場所を譲ろうとしたら品のイイおばあちゃんがニッコリ微笑んで｢一緒に聞いてけば？｣。で、説明聞いてきました。英語で良かった。その説明によると、この向こうに見えている入り口から入ってくるのですが、その反対から出て行くのは死者だったそうです。映画にも出てきますが、負けて死んでない場合は、皇帝が生死を決めたそう。

コンスタンティヌス帝の凱旋門。ローマ最大のものらしいんですが、こと凱旋門についてはパリに住んでると驚かない。

パラティーノの丘からみたマクセンティウス帝のバジリカ。パラティーノの丘はコロッセオのチケットで入れます。

パラティーノの丘。古代ローマでは皇帝の館があった高級住宅街。パレス(宮殿)の語源はこのパラティーノだそうです。チルコ･マッシモ側から見ないと雰囲気掴めず。

パラティーノの丘。フォロ･ロマーノに比べ人はずっと少なく、とても静か。

これもパラティーノの丘。

チルコ･マッシモ側から見た、パラティーノの丘。

チルコ･マッシモ。30万人収容の巨大円形競技場跡。ベン･ハーの戦車競技みたいなのが、ここで実際に行われてたワケですね。今はジョギングとお散歩コース。

ヴェスタの神殿。これもローマの休日に登場してました。

真実の口。オッサン一人旅では、ここで手を突っ込むのは躊躇われたため、やりませんでした。東洋人は恥ずかしいのかチョコっと手を入れてニッコリ微笑んで記念写真てパターンですけど、ドイツ人のオッサンなんかは｢ギャオゥ｣とか叫んで、スゴイ顔して写真撮ってました。やるなぁオッサン、えらいわ。

真実の口がある、サンタ･マリア･イン･コスメディン教会。

ローマ最後の食事はテルミニ駅近く、奥さんが日本人のレストランで。JALのガイドブックにも載ってました。口コミではあまり評判が良くないようでしたが、昨日ジネストラではなかったアリオーリオ･ペペロンチーノはしっかりアルデンテで、ワタクシ的には充分満足。

おまけ１
何が流行ってんのか見るには○越と思って出掛けたのですが、何もココロ惹かれない。イヤ、正確にはヴェネツィアングラスにはココロが動いたんですが、ローマで買うモンじゃないように思えて…。とは言え、何も買わずに帰るのは悔しい(?)のでこれだけ買ってみました。アレッシィのつまようじ入れ。