2006/04/27 - 2006/05/07
300位(同エリア339件中)
背包族さん
●バクハー、花モン族のサンデーマーケット
土曜日、ハノイ発ラオカイ行きの夜行列車に乗り、翌朝ラオカイでミニバスに乗り換え、バクハーに向かう。
目的はもちろん、花モン族のサンデーマーケットを見るため。
バクハー行きのミニバスは、ラオカイ駅からまっすぐ行った場所にあるバスターミナルから出ている。
バスターミナルの料金表には2万8千Dと書かれているが実際は3万D取られる。
車内で運転手から直接買った日本人も料金は同じだった。
彼女はガイドブックの情報でバクハー行きのミニバスの時間が07:40だということで、駅から走って来たらしい。
私たちはそんなことも知らず、のんびり歩いてきたのだが、結局バスは08:30頃の出発で余裕で間に合った。
バスは日本人客だらけで、欧米人は少なかった。列車で一緒のコンパートメントだった韓国人がラオカイで降りないので、おかしいなぁと思っていたら、結局、降りたみたいで、同じバスで、バクハーまで行く。
ラオカイ→バクハー(ミニバス、3万D、2.5時間)
バスを降りると、早速中国から持参した7元の合羽を着て、散策開始。
バクハーの街は、あいにくの雨降りにもかかわらず買い物に来た花モン族であふれかえっていた。
観光客のためではなく自分達の生活のためのマーケットだから、観光客にこびる様子もなくごく普通に生活している少数民族の姿が見られる。
写真を撮ってもお金を要求されることがないのがサパと違うところ。
マーケットで売られているものは、中国で毎日開かれているような市場と大して変わりはない。
マーケットは晴れた日でも不衛生な場所だが、雨降りでさらに地面がドロドロになり歩くのは大変だ。
泥がかからないよう、ズボンのすそを捲くったほうがいい。
マーケットの外の空き地では、活きた犬まで売られていて、中国みたいにケージに何頭も入れられているとあきらかに食用と分かるのだが、ここでは飼主が綱を握って立っているので、最初はペット用かと思い、しばらく観察していたら、衝撃の瞬間が・・・。
活きている犬を棒秤にかけて重さをはかっているではないか・・・。この時点で食用だと気が付いた。
中国の漢族地区でも辺鄙な所では、都市部のように常設の市場があるわけではなく、1ヶ月のうち数字の2がつく日とか、毎週何曜日というふうに市場が開かれる。
お昼は、バスターミナル向かいのカフェで。観光客が集まっているようだったので、雨宿りついでに入ってみる。
フォー・ガー、7万D、バナナパンケーキ、1万D、お茶5千D、コーヒー、9千D。
バナナパンケーキがおいしかった。
外の席で旦那とまったり休憩していると、向かいに日本人女性2人が座り、お友達になる。
彼女達はベトナムに友達がたくさんいるようで、何度も来ているらしいので、いろいろ情報を教えてもらう。
12:00にラオカイ行きのバスがあるということなので、バスターミナルに行ってみる。
来るときは3万Dだったのに、運転手は4万Dと言ってきたので、一度バスを降りて他のバスを探してみるが、なさそうだったので、道路沿いで元のバスを停めて乗り込む。
偶然、先ほどの日本人女性達も一緒のバスだった。
来るときは2時間半かかったのに、帰りは運ちゃんが超飛ばすので2時間で着いた。
彼女達には、ハノイでも偶然再会し、ハノイの隠れ家カフェ「CAFE PHOCO」で一緒にお茶した。
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ラオカイ駅からまっすぐ行ったラオカイバスターミナルの時刻表。
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ラオカイバスターミナルからバクハー行きのバスに乗る。
時刻表には1日2便となっている。
このバスは08:00頃発車。
切符はバスターミナルで購入(3万D)。
料金表には2万8千Dと書いてあるけど・・・。 -
バスの給水ストップの際にあたりの村を散策。
ハンモックで遊ぶ子供たち。 -
あいにく今日は雨降り。
私たちもバスを下車後、早速カッパを着込んで散策開始。 -
黒くてデカイ傘。
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「Let me see.....」
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これはあきらかに花モン族ではないと思われる。
黒ずくめにカラフルなターバンをしたこの民族ご存知の方教えてください。 -
市場入口の向かいあたりには、青いビニールシートと木材で組み立てられた簡易店舗コーナーがあり、各種民族雑貨が売られている。
今日は雨降りで地面が泥だらけで見て回るのも大変だ。 -
ヤンママ→死語のせ・か・い
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これは赤モン族かな?
黒ベースに刺繍が鮮やかな肩掛けかばんが素敵! -
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食材としての動物は重さで価値が決まるのは中国と同じ。
1斤いくらという計算方法。 -
民族衣装を改造してお土産用に売っている。
子供用の服などもあり、種類が豊富。 -
花モン族の傘、、、というかサパの人たちが使っている傘はなんかデカイ。
ちなみに、中国では傘の主流はなぜか折り畳み傘。 -
すばらしい刺繍をまとった花モン族の少女たち。
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スカートの上部には藍染めの布を使用し、下部には刺繍が施されている。
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雨でもマーケットは大賑わいで一安心。
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かなり派手好きな花モン族。
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花モン族のスカートは結構重たそう。
上部は藍染め、裾に華やかな刺繍。 -
馬を連れてマーケットにやってくるあたり、雲南南部にいるミャオ族にそっくり。
雲南のミャオ族は短めのプリーツスカートにゲートルという姿だったけど民族の共通性が感じられる。 -
寒さ対策にはマチコ巻き。
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マーケット入り口に集まる花モン族。
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マーケットの三角屋根もなんだかお洒落。
中国とは違うセンスを感じる。 -
花モン族の衣装にノンは合わないような気がするけど・・・。
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赤ちゃんも必死。
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青いビニールシートが合羽がわり。
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トマトを品定め中。
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トマトもそうだが、バナナもかなり小ぶり。
青いバナナは食べられるのだろうか?
もしかして、火で調理して食べるのかな? -
笑顔がかわいいおばあちゃん。
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「うーん、このサンダルにしようかな〜」
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「おしん」を思い起こさせる少女。
前でクロスして背中に子供をおぶる方法は日本と共通だ。 -
雲南の竹筒タバコはもっと太かったような気がするが、基本的に同じ文化を共有している。
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雨で道はドロドロ。
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この木で出来た農具は水牛に引かせて田を耕すもの。
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籠を品定め中。
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衝撃の瞬間!
生きた犬を棒ばかりで量り、値段交渉の開始。
間違いなく食用である。 -
犬を売る人。
おそらくペット用ではない。 -
青空散髪ベトナムにもあり。
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左側の女性はターイ族だろうか?
右側の女性もあきらかに花モン族とは違う民族だ。 -
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タケノコを売る人。
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ご自慢の双子?の豚を売るおばさん。
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かわいい女の子。
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