2006/04/28 - 2006/05/07
9位(同エリア10件中)
背包族さん
今回は、旧正月時期ではないため、国境越えは楽だった。
2月の旧正月時期は、旧正月の大晦日と元旦は、ハノイ行きもピンシャン行きもバスは運休で、列車で移動するしかなかった。
中国国内の列車はまだいいが、ベトナムのローカル列車は時間がかかる。
ランソンからハノイまでバスだと2.5時間前後のところ、列車だと6時間もかかるので要注意!
★中国・広西省からベトナム・ハノイへの移動方法:
?直通国際列車(始発北京、週二回運行、桂林からだと料金が450元前後と高い、でも一番楽かも)
?南寧−ハノイの国際直通バス利用(料金も安く、乗り継ぎの面倒がない、朝の便なので、桂林から出発する場合、南寧かピンシャンで前泊が必要)
?ピンシャン−ハノイの国際直行バス利用(朝10時発、ちょっと出発時間が遅い)
私たちは南寧で一泊するのが嫌だったので、ピンシャンまで行き、ピンシャンで一泊して、翌日ハノイに向かった。
ピンシャンからもハノイへの直通バスが出ているが、朝10時発とちょっと遅いので、結局直通バスには乗らず、自力で移動。
★今回の行程:
交通費合計:79元
?南寧−ピンシャン(バス、30元、2.5時間)
?ピンシャン一泊(鴻祥旅社10元×2人)
?ピンシャン−友誼関(タクシー、交渉で20元)
?友誼関−ドンダン(徒歩、2キロ、バイタク利用も可能)
?ドンダン−ランソン(ミニバス、16キロ、4元)
?ランソン−ハノイ(メルセデスミニバス、5万D=25元、2.5
時間)
ローカルバスを乗り継いで行くのは、国際直通バス利用より料金的に30元くらいしか変わらないので、南寧から出発する場合は直通バスを利用したほうが面倒がなく便利かも。
私たちは、ピンシャンを朝7時半に出発し、ローカルバスを乗り継ぎ、ハノイに着いたのは、ベトナム時間昼13時(中国時間昼12時)。
★ベトナム側ワイロ最新情報
前回の春節旅行のときは、ベトナム側国境で中国人50元、日本人2元のワイロを取られたが、今回はワイロというより手数料という形になっていた。
国籍は関係なく2元の手数料を払わせられたが、何の手数料かよく分からない。
検疫のところで、一応レシートのようなものをくれるが、それをチェックする場所も提示する場所もないので、払わなくてもすむものかも。
気づかれなければ、問題なくパスできるだろう。
★ハノイ→桂林の移動
ハノイから桂林までは、朝早くハノイを出れば、、、というか、南寧から桂林への最終バスに間に合えば、1日で移動が可能。
私たちは、午後5時頃のバスに乗ったが、最終はもっと遅くにもあるはず(要確認)。
一番いいのは、ハノイから国際直行バスで南寧まで行く方法だが、往路利用しなかったので、ハノイでの出発バスターミナルはどこか不明。
行きがあるということは、帰りもあるはず。
私たちは、ハノイから友誼関まで、シンカフェで申し込んだバスを利用。
自分で国境を越え、友誼関からタクシーでピンシャンに行き、後はバスを乗り継ぎ桂林に向かう。
シンカフェで申し込んだバスはあきらかにローカルバス!
バス乗り場というか、途中の停車場所の道路沿いまでバイタクで連れて行かれバスが来るまで道端で待たされる。
客は外国人では私たち以外に、デンマーク人男性が1人だけ。
ローカルバスで7$は高い。始発がどこか分かれば自分達で行ったのに・・・。誰かにハノイ行きバスの乗り場を聞いて自分で行けばよかった。
しかも、シンカフェであれほど友誼関までと確認したのに、ランソンで下ろされ、タクシーに乗り換えさせられ、友誼関までは別料だという。
即、抗議して友誼関までと書かれたレシートを見せると難なく無料になった。
●Sinh Office in Ha Noi(ニセモノかも、でも英語はうまかった)
住所:17Hang Non St,Hanoi
E-mai:Hanoishinhcafe17@yahoo.com
★国境での両替事情
南寧やピンシャンから直行バスで行く場合は、すぐにベトナムの通貨(ドン)が必要になることはないが、両替したい場合は、中国側の友誼関の門の前の広場で闇両替ができる。
おばちゃんが寄ってくるのですぐ分かる。
ベトナムから中国に戻る際も、再両替できて便利。
レートは、ハノイのゲストハウスよりいい。
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長距離バスチケット売り場(ラン東長途汽車售票点)で、南寧→凭祥(15:10発)のチケットを買い、売り場の前からラン東長距離バスターミナルに移動(52番のバス、45分、1.2元)
ラン東長距離バスターミナルはご覧の通りケンタッキーも1階にテナントに入っている近代化された巨大なバスターミナルである。
市内からバスで結構かかるので、乗車時間に注意。
南寧駅から10分ほど歩いた場所にある 長距離バスチケット売り場のチケット売りの人も移動時間を心得ているので、通常は間に合う便を教えてもらえるので、心配ない。
行きも帰りもケンタッキーを利用。便利。 -
ラン東バスターミナルから出る長距離バスのチケットは、南寧駅から10分ほど歩いたところにある長距離バスチケット売り場(ラン東長途汽車售票点)でも買えるし、このターミナルでも買える。
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ベトナム行き直行便バスの切符売り場。
但し、午前中しか便がないようだ。 -
●ピンシャン(凭祥)の街。
ベトナムとの国境の町なので、建物はどことなくベトナムの影響が感じられる。
町の周りはカルスト地形によってできた山で囲まれている。
ピンシャンでは、バスターミナルから市場方面に向かう道にある「鴻祥旅社」(20元)に宿泊。
いわゆる招待所レベルの宿だが、比較的清潔でバス(ホットシャワー)・トイレ、テレビ付き。
20元というのは1室の料金で、部屋にはベッドが2つあるので、2人で泊まる場合、1人あたり10元。
中国のホテル(招待所)は1部屋いくらという計算なので、1人で泊まっても20元(交渉の余地はあるかも)。
ピンシャンは、ベトナムへの交通の要衝なので、安宿は数多く、競争が激しいのか、安くて清潔。
物価が安く、足裏マッサージが13元という激安店が並ぶ。
ベトナムコーヒーを出す看板にベトナム語が書かれた喫茶店を見かけた。
バスターミナルのベトナム行きの表示にはベトナム語も併記されている。 -
川沿いには市民のための遊歩道が整備されていて、夕方散歩する人多数。
右奥が市場。市場前には果物屋台が出ている。 -
無邪気に遊ぶ解放軍兵士たち。
ランソンは中越戦争の激戦地だったようだが、今は両国の関係は良好なので、辺境警備もそれほど緊張感がないのかも。 -
果物屋台。
早速、お目当ての紅龍果(ドラゴンフルーツ)を2つ購入して宿で食べる。
ここはちょっと高くて、1斤3.8元だった。 -
ピンシャン・バスターミナル。
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もともと中国では「料理」ではなく「菜」という漢字を使用するが、台湾などで日本語からとった「料理」という言い方が流行し、大陸にも伝わってきた。
ピンシャンでの夕食は、中国式ファーストフード(5元)にしたが、まずかった。
ピンシャンの人たちは、タイやベトナムみたいに、スプーンとフォークでご飯を食べていて驚いた。
もちろん、テーブルには割り箸も置いてあるのだが、誰も使っていない。
ピンシャンのパン屋は結構種類が多くて、まぁまぁおいしい。値段は1個2元前後。 -
ピンシャンから友誼関までは公共バスが走っていないので、タクシーか三輪バイタクで行くことになる。
ピンシャン−友誼関(約17キロ、タクシーチャーターで20元)。
メーターではなく最初に交渉したほうがいい。
ピンシャンからハノイへの直行バスもあり、こちらは朝10時出発。
08:00頃、友誼関到着、でも国境ゲートがまだ開いていない。
ここはベトナム人ばかりで、みなゲートが開くのを待っている。
おばちゃんから闇両替(レート:100元=197300D)。
中国側の出国ロビーはベトナムに帰る人たちでちょっと混雑している。
私はいつもどおりすんなり出国。
旦那が待てど暮らせど来ない。
やっと出てきて事情を聞くと、パスポートナンバーを書くところに身分証明証番号を書いたらしく、再び書き直し、並びなおしていたらしい。
今回は、ベトナム入国時の賄賂の要求は2元だけ。
建前上何かの手数料ということになっており、レシートをくれるが、それをチェックする場所がないし、2元を要求される検疫カウンターは、ベトナム人は誰も寄らないので、混雑にまぎれて、呼び止められなければ、その係員にパスポートを見せる必要がないので、手数料を払わなくても大丈夫そう。
パスポートを取られると、それを取り返すために2元を払うことになる。 -
ベトナム側のイミグレーションオフィスから最寄のベトナムの町、ドンダンまでは約2キロ。
荷物が少なければ歩いてもいいし、バイタクも待機している。
吹っかけてくるので要注意。人民元支払いも可能。
ドンダンからミニバンでランソンに向かう(16キロ、4元)。
ランソンに到着後、そのまま別のメルセデスのミニバンに乗り換え、ハノイへ向かう(2.5時間、5万D)。
さすがメルセデス、乗りごごちがいい。
おまけに性能がいいのか、超快適に飛ばし、あっという間にハノイ到着。
但し、超満員になるまで詰め込んでからの出発となるので、出発まで40分くらい待った。
ハノイではどこか分からないところで降ろされたので、バイタクでハノイ駅まで行ってもらう(1万D)。 -
これはベトナム側から中国側に戻る際に撮影した友誼関。
貨物車は右のトンネルから通関するようだ。 -
友誼関の手前にはフランス風の建物がある。
友誼関に登ることも可能で、内部には中越戦争の資料などが展示されている。 -
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ピンシャンには、おしゃれなベトナム風のホテルもある。
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ピンシャンで買った、ドラゴンフルーツ。
ベトナムからの輸入品だけど、ベトナムで買うよりずっと安い。
ベトナムは外人に対するボリ方がひどいから・・・。
3.3元/1斤(500g)
桂林でも売っているけど、6元/1斤 -
ピンシャン−南寧間の高速道路沿いには絶景が広がる。
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http://viet-jo.com/news/tourism/060420102816.html
ベトナムニュースによると、2006年5月からベトナム人は通行許可証で中国に入国できるようになったらしい。
なるほど、中国との陸路国境がベトナム人で混雑してたわけだ。
中国側では個人旅行の場合、450元くらい払ってビザをとらなきゃならないのに、不公平じゃない?
[観光]
中国を訪問するベトナム人に通行許可証を発行
2006/04/25 07:02 JST更新
5月1日からベトナムに隣接する中国の各都市を訪れるベトナム人に対して、通行許可証が発行される。
この許可証は、陸路による観光目的の出入国の場合、有効期限は1カ月で出入国は1回のみ可能なシングルタイプ、他の訪問目的では12カ月で何度も出入国可能なマルチタイプとなっている。出入国希望者は中国国境に隣接するライチャウ、ラオカイ、ハザン、カオバン、ランソン、クアンニンの各6省にある公安出入国管理所に申請書と写真3枚を添えて提出する。
この証明書を所持し、中国に入国するベトナム人はビザ免除となり、国境税関においてパスポート所持者と同様の手続きが取られる。 -
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