2006/04/07 - 2006/04/09
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spacecowboyさん
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春の紀伊半島を思いつきで1周してきました!
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金曜日に休暇が取れることになり、突如3連休が発生したので、家でじっとしてるのもなあ・・・、ということで、紀伊半島1周の旅に出かけることにしました。
まず、天王寺駅に向かい、みどりの窓口で、「紀伊半島を1週して、亀山から関西線で帰ってくる切符をください。」ということで作ってもらう。運賃は8720円(意外に安い?)。有効期間は4日間。 -
まず向かったのは、白浜。2年前にパンダの赤ちゃんを見に行って以来の訪問です。
ただ、今回はアドベンチャーワールドにはいかず、白浜ならではの自然を見よう!ということで、バスに乗り、三段壁に向かいます。 -
ここは太平洋の荒波により、断崖絶壁が形成された場所。
晴れているのでかなりきれいです。 -
崖の下には熊野水軍が基地として使っていたとされる洞窟があり、エレベーターで中に下りることができます。中では波の動きが面白かったので動画ばかりとってて写真はありませんが(涙)。でも、電気もない時代、あれだけ波の音が響く真っ暗な洞窟で生活をするのは結構勇気がいったのでは?と思ってしまいますね。
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海の青さがかなりきれいです!
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崖っぷちに自分なりに近づけるだけ近づいて撮った写真。高さ30mくらいですかね?「自殺する前に、ご相談を」的な看板が立ってます。
ヨーロッパの教会の塔とかの方がはるかに高さはあるんだけど、怖さが増すのは自然環境と人工環境の違いでしょうか?
はじっこの方まで歩いていって、戻りました。ちなみに、こんな崖でも降りて釣りをしてる数人の釣り客がいました。 -
次に行ったのは、千畳敷。平たい岩盤が広がっています。
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ちょっと先の方へ行くと、こんな感じ。波を見ながら、座ってぼーっとしてました。30分くらい。時間とか、他の厄介なこと、みーんな忘れさせてくれるような、ぜいたくな時間を過ごせる場所です。
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逆に陸の方を振り返ってみるとこんな感じです。上から見るとだだっ広い平面岩に見えますが、下から見るとそうでもない。残念なのはこの岩面にびっしりと落書きがされていること・・・。
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次にバスに乗り、向かったのは白浜のシンボル、白良浜。真っ白な砂浜が続いています。
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きれいなのは浜だけじゃありません。水もこんなにきれいなんです!正直、結構驚きました!
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今回は入りませんでしたが、白良浜の側に、外湯があります。多分眺めもいいはずです。次回はぜひ!
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その白良浜から1kmほど歩いたところにある、白浜のシンボル、円月島。
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その円月島がよく見えるところから、白良浜までの間に、海岸沿いを歩ける遊歩道があります。あまり歩いてる人がいませんが。
おかげで静かな環境の中、海に沈んでいく夕日を眺めることができました。夕日が沈んでいくのをじっと見てたのって、幼稚園くらいの記憶しかないんですが、実は結構早い。これも色んなことを忘れてただひたすらボーっと眺めてました(笑)。
で、ほめといてこんなこと書くのもなんなんですが、この白良浜に「和歌山県の夕日百選」の看板が立ってます。「日本の」ならわかるんですが「和歌山の」ってそもそも母体いくつのうちの百なん?!って思いませんか?却って価値を落としているような感じすらするのですが・・・。
「日本の」としても十分通用すると思うので、がんばってもらいたいもんです。
この日はこのまま白浜のリゾートホテルで働く友人と合流し、彼のホテルでリゾートライフを満喫しました! -
旅行2日目。友達に白浜駅まで送ってもらい、列車で太地に向かいます。
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ここのお目当ては写真のくじらの博物館。古来より捕鯨基地として名を馳せてきた太地町自慢の博物館で、前々からずっと行きたいなと思ってたところです。
駅からの距離は2.7km。電車を降りて、町営バスの発車までは30分・・・。歩こうかどうしようか迷いましたが、かなりの炎天下だったのでバスを待ちました。せめて駅前にタクシーでも止まってたらいいんだけど、それもないし。 -
館内にある、本物のくじらから型取りした模型。とにかくでかいです!
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古式捕鯨を描いた図。もちろん命がけです。網で囲んで追い込みながら、銛を打ち込む。弱ってきたら、とどめを刺す人は頭の上に乗っかってブスリといってたというのだから恐れ入る・・
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絵に書かれていた古式捕鯨船の模型。これで体長10メートルを越えるくじらに挑んでたというのだからすごいですね〜
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近代捕鯨用の銛。こんなもんで狙われたらひとたまりもないぞ・・。
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シロナガスクジラの骨格。とにかく大きい!
右手には小さな入り江があり、そこではシャチとイルカが飼育されています。 -
入り江の端から太平洋を臨む。
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引退した捕鯨船も展示されています。中の展示に書かれていた太地町の捕鯨に対するスタンス、「解禁されたらすぐにでも捕りに行く」というのが印象的でした。
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昼食はくじら丼をいただきました。
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ここから紀伊勝浦までは、裏技!ともいうべき船で移動します。
最初、時刻表を見たら、太地−紀伊勝浦の10km弱を移動するのに、電車は15:30までない。去年の10月まではバスが走っていたが廃止。タクシーで移動するにはちょっと遠い・・、ということで、今回の太地訪問は当初は諦めていたのですが、ガイドブックの紀伊勝浦の遊覧船に関する記事に、「太地くじら浜公園に立ち寄るものもあり・・」と
記載されてました!
で、問い合わせてみると、「太地→紀伊勝浦間は15分。この区間のみの乗船もOKです。」ということだったので、今回の行程が実現。時刻表にない移動手段でうまく移動できました!
その2へ続く
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