2006/03/22 - 2006/04/05
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Elliott-7さん
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感動的な皆既日食を観測して、私たちはアナトリア文化の中心であるコンヤへそこからメインの観光地であるカッパドキアへと向かいました。
カッパドキアは二度目で、前回は雪に覆われていましたが今回は褐色の土肌一色で前回とは違った印象を受けました。
トルコ有数の観光地だけに欧米諸国から多くの観光客が訪れ、大変賑わっていました。前回はさほど感じませんでしたが、ここ数年の間にトルコはユーロ通貨でかなり席捲されている印象を強くしました。
ホテルやレストラン、売店などの料金表示はほとんど”ユーロ”で、米ドルは押されぎみと言ってもいいでしょう。
トルコという国自体、EU加盟が認められていない現在、ユーロ通貨がのさばっていることに私はいささか複雑な思いがしました。四年前とは様変わりしていました。
ちなみに日本円は、観光地の露天商などが「千円、千円」と言ってみやげ物を売っているときに使えるくらいで、日本円を持っていても、ユーロ通貨やトルコリラにいちいち換算して使うことになります。米ドルも同じようなものです。
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スィデでさりげなくスケッチしているMs.Oさん。
遺跡の要所々々でスケッチされていましたが、デジカメばかりの中で彼女はひときわ目を惹きます。才能があるひとを羨んでしまいました。 -
天候にも恵まれ、抜けるような青空のもとで大はしゃぎといったところです。
旅行は何といってもお天気次第ですからね、 -
出発間際にMr.Metyさんが残雪のあるところまで駆け上がっていきました。
皆が「何やろうな?」と、怪訝そうに思っていたらこのような花を採ってきたんです。
彼の説明によれば「トルコ桔梗」なのだそうです。
珍しいので写真に収めました。 -
コンヤでは何といっても「メヴラーナ博物館」が中心になります。旋舞教団として知られているイスラム神秘主義の一派で、独特の踊りで有名なのです。
メヴラーナとは「我が師」を意味するトルコ語のなまりだそうです。
この博物館はジャミイ(モスク)、僧院、修行場などがあり、霊廟が一つの博物館になっています。 -
この教団は教祖の死後、アタチュルク(トルコ建国の父)の命令によって修行場は閉鎖、教団も解散させられ、以後博物館になり一般公開されたとか。
教団を解散させられてもなお敬虔な信者は信仰を守り通しているという。 -
緑色のタイルで覆われた円錐形の屋根をもつ霊廟は由緒あるそうなんです。
博物館は神聖な霊廟でもあり、多くの観光客が訪れる名所でもあります。 -
このようなお棺がずらりと安置されており、敬虔な信者がお祈りしていました。
その側を私たちがぞろぞろ歩くのですから、違和感を感じてしまいました。 -
霊廟の中は、荘厳な趣がありました。
-
ライトアップされた霊廟です。私たちが歩く傍らで老婆が床にひざまづいてお祈りを捧げていました。
ここは神聖な修行場であることを知らされたという訳なんです。 -
私たちの同行グループMs.Hさんのスカーフ姿がこの廟の中で見事な調和を保っていましたので、被写体にさせてもらいました。
どこから見ても敬虔な信者さんとしか思えませんね。
イスラムでは、女性は頭の髪の毛をスカーフで隠すことになっていますから、郷に入れば郷に従えという訳です。
ちなみに履物は脱がず、ビニール袋でカバーして入れました。 -
メヴラーナ博物館を裏から眺めてみました。
全景がよくわかると思います。 -
トルコ8泊目の宿は、コンヤのOZKAYMAK HOTEL・オズカイマクホテルでした。
「今夜はどこだ?」
「今夜はコンヤだよ」
独断でホテル評価すれば、
★★★
でもこの辺りでは、良い方だそうですよ。 -
私たちの宿泊ホテルの前をトラムが走っていました。
ラッシュじかんと重なり、通勤客で一杯でした。 -
このように二両編成です。
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街中で愛想の良い地元の子供がベビーカーに乗っていたので、撮らせてもらいました。
ちょいと大人びた、愛嬌のある顔だと思いませんか? -
コンヤのホテルを出発、私たちはいよいよ主要観光名所カッパドキアへと向かいます。
その途中、東西の人と物が行きかったシルクロードを走り抜けましたが、かなり規模の大きなキャラバンサライ・隊商宿を見学しました。当然ですが、らくだを休ませるための小屋もありました。
かつては駱駝(らくだ)でシルクロードを行き来した商人たちが、このような宿でしばし身体を休め再び気の遠くなるような旅にでたのですね。
昨年、中国の敦煌へも行きましたがこれが一本の道で結ばれていることに感動しました。 -
カッパドキアの近くにこのような渓谷がありました。
かなりきつい坂を降りていくと、信州上高地によく似た風景が目に入ってきました。
かっぱ橋のような橋もあり、奥入瀬渓谷のようでもありよく似たところがあるものだと感心してしまいました。 -
カッパドキアというのは地名ではありませんから地図にカッパドキアという町(村)はないのです。いわゆる地方名のことで、現地ガイドのMr.Metyさんいよれば、アナトリア高原の中央部に広がる大奇岩地帯をそう呼ぶのだそうです。
中心の町はネヴェシェヒルで、そのほかアヴァノス、地下都市のあるカイマクル、ギョレメ、ウチヒサルなどがあります。 -
説明は省きますわ。
-
これもあえて説明しまへんよ。
まあ、いたるところ奇岩ばかりなんですわ。 -
女性の購買力には脱帽です。ガイドさんも苦笑されていましたが、名所見学より買い物に熱中されていました。
それが楽しみなんでしょうね。 -
店内には、このような金・銀製品がところ狭しと陳列されています。
-
みやげ物やさんの看板に日本語で、”お手洗い(無料)”と、たどたどしい文字で書いてありました。
いかに日本人観光客が多いかということですね。
トルコ商人の根性を垣間見る思いがしました。 -
四年前(正確には三年半ほど前)の冬に訪れたときの画像を探してたらありましたので、掲載しておきます。
これが冬のきのこ岩です。 -
ギョレメの谷です。
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これが冬景色です。
どうです!雪のカッパドキアもいいでしょう!
褐色の奇岩もいいのですが、私は雪景色の方が好きですなー。 -
ついでにもう一枚アップしましょう。
雪景色にはロマンがありませんか?
まあ人それぞれ好みがありますからね・・・。 -
上の写真撮影とほぼ同じ場所の雪景色です。
-
むこうの岩は駱駝に似ていませんか?
そこかららくだ岩といわれています。 -
おじさんが刺繍を売っていました。
この男性の手造りだそうで、
「三枚千円なら買うわ」いうてましたが??
「いや、五枚なら買うわ」
いやはや・・・・・・
関西の女性には、おじさん真っ青でんな、 -
まじめに景色みんで、買い物ばかりしてたらあきまへんで、
-
トルコ9・10泊目の宿はけったいな(奇妙)形をしたPeri Tower Hotel・ペリータワーホテルです。
そのホテルの正面玄関です。
私の独断でホテルを評価すれば、
★★+半分の★ 三つ★はどうも
理由・・泊まった部屋の視界が悪く、閉塞感があったので、 -
ペリタワーホテルにチェックインしたとき、ちょうど夕陽が傾きかけるころでした。
-
このような奇妙な形をした建物で、誰かが中は迷路のようだと言ってました。
意外性を売り物にしているようですが・・・。
おそらく日本の建築基準では許可されないでしょう。
ここで連泊しました・・・ -
ペリタワーホテルをネット検索してみましたら、ライトアップされた写真がありましたので掲載させてもらいました。
ホテルの評価は4つ★ですが、階層によるんでしょうね。 -
トルコの代表的なみやげがナザール・ボンジュウという大きな目玉で魔よけとして信じられています。
大きいものから小さいものまでいろいろあります。
木の枝にナザール・ボンジュウを一杯ぶら下げて売っていました。 -
ギョレメの谷で地元のおばさんが手作りの刺繍を売っていました。
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絨毯を作っている工場兼売り場に案内されました。
織り子さんが糸を一本ずつていねいに織っていました。 -
中央にいる人が流暢な日本語で自社製絨毯の良さを説明していました。
私たちは周囲の座席に座ってジョークを交えた話しぶりに聞き入っています。
全員にチャイ、ワイン、ビールが出されました。それくらいのサービスはきっと想定内なのでしょう。
グループの中で絨毯を買われた方がいたようです。 -
説明の後はそれぞれ絨毯に寝転んでその感触を楽しんでいました。
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