2006/02/22 - 2006/02/25
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a_srcwさん
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ローマ空港へ着いて、テルミニ駅へ移動、そしてサレルノへ直行する。
サレルノには友達が待っていてくれるから。
以前、ナポリで長期滞在した時の友達で、彼女はデンマークからの留学生だった。そして8年経った今、彼女は何故かまた留学生としてサレルノにいる…貧乏留学生が彼女のライフワークらしい。
8年前にもナポリからサレルノに来たことがある。
鉄道駅から海沿いには着いたが、春だというのに強風と寒さの中、旧市街も見ずに帰ってきた街がサレルノである。今回はリベンジなるか?
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テルミニ駅から一番早く乗れる電車に乗ってサレルノへ移動。私は大人であるからESに乗るつもりが、ICしかない。
ICのほうが風情があっていいでしょ、と乗り込みコテコテのナポリ婆と上品なナポリ夫婦に挟まれる。
このナポリ婆、家の鍵を滞在先に忘れてきたらしく、家の鍵を空けておいて貰うため家族に携帯で電話しまくり、さすが声の大きいこと。おかげでイタリア到着直後から懐かしのナポリ方言を堪能する。 -
駅まで友達が出迎えてくれた。
彼女の家は中心部にあり、改装したての快適な環境を手に入れる。 -
サレルノ湾とサレルノ旧市街、彼女の家のテラスからの眺め。
今回もまた天気が悪い。 -
サレルノ湾の背後は山。
山の頂上には修道院があり、夜はライトアップなどされて綺麗である。
あそこまで登ることはないだろうと写真だけ撮っておく。 -
一際(?)高く見えるのはドゥオーモの鐘楼。
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テラスから見える手入れされていないクーポラ。
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外へ出て下から見てみるが、やはり手入れはされていない。
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ローマ時代の遺跡もある。
30年くらい前、この辺りでは大きな地震があったはずだが壊れずに残ったのか? -
外へ出たついでに買い物もすませる。
カンパーニア州で水牛のモッツァレッラを作っている名産地がいくつかあるが、サレルノもそのひとつ。
ゆえに赤子の頭ほどあるモッツァレッラ・ブーファラを市場で購入。あまりの旨さに踊る。 -
水牛のチーズ専門店があった。
もちろん市場のほうが安いけど、ここにはモッツァレッラ以外のチーズも置いているので、いろいろ試すには便利。 -
近所の家の門。
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30年前の地震から修復もされず放置されている。
元植木が育ってしまったのか。 -
南イタリアは貧しい。
修復に十分な予算がないため30年経った今でも壊れたままの建物が残されている。
十分な予算がないまま外側だけ直してみました、って感じかな。 -
壁の一部に以前の装飾を残したのかな。
新しい退屈な建物だけど、ひとつの飾りだけで道が素敵に見える。 -
建物の一部をトンネルにしている場所はいくつもある。狭い土地に建物をぎっしり建てているから。
中世の頃、サレルノは海運国として栄えていた往時の名残なんだろう。 -
これも放置プレイ。
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ここは修復が完全に終わっている。
ただし何の建物だったかは覚えていない。 -
雨のため建物入り口に並ぶ洗濯物。
南イタリアにいる実感がわく。 -
何か特別な庭があるらしいと看板は告げる。
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その庭にたどり着いたらしい。
友達はサレルノに住んで半年近く経つが、一度も閉園時間に間に合ったことがないという。日によって時間が違うらしいのだ。もちろんこの日も16時にして間に合わず。
南イタリアにいる実感がわく。 -
3月8日、イタリアは女性の日。大切な女性へミモザの花を贈る習慣がある。そのため街にはミモザがあふれている。
昔、初めてのイタリア旅行でわけも分からずレストランでミモザを売りつけられたことがあり、そのミモザを持ってホテルに帰ると同情したフロントの兄さんが花を私から取り上げて、それをプレゼントしてくれたことがあった…。 -
恐ろしいほど旧式な修理工場発見。
これが現役なのかと我が目を疑う。 -
これまた旧式な時計修理の店。
こちらは若干現代的な香りがする。 -
さらに旧式な何かを発見。
そしてそこにナポリカルタに興じるオヤジ4人。ナポリから南を旅すればこの風景には1度はお目にかかるはず。
気づかれないようフラッシュなしで撮影したらぶれちゃった。それにしても路地を挟んで写真を撮る私には全く気づく気配はなかった。 -
まだ修復中の教会。
街の中心部に近くても、まだまだ工事中の建物が多い。 -
普通の駐車場入り口なんだけど、なにをそんなに注意しなくちゃいけないの? どうせ誰も守らないくせに。
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雨は降っているけど寒くはないのでカフェでお茶をしてみる。
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サレルノのメインストリートその1。
この通りに水牛チーズ屋もある。 -
メインストリートその2。
その1から海へ向かう道。 -
サレルノを経つ朝、そういえばドゥオーモを見てないことに気がついた。出発は午後にずらしてドゥオーモ見物に向かう。
やっと鐘楼を近くから見ることになった。 -
建物自体はそう豪華でも美しくもない。
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ドゥオーモ内部。
きっと何度も崩れたんだろう、壁のモザイクは一部を残すだけ。 -
地下には聖人を祭った部屋がある。
上よりもずっと美しい。 -
いつ頃作られたものなのか、17世紀に修復されたという説明文を見つけたけだけ。
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今回も雨だったけれど、やっとサレルノの街を見ることが出来た。心置きなくナポリへ向かおう。
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