中南米・バックパッカーの旅【２２】　南米のパリ、アルゼンチンのブエノス・アイレスで出会った人達

2006/03/21 - 2006/03/25

アルゼンチンの人達は良くキスをする。男女間、男同士、女同士を問わずなのだ。日本で言えば別れるときにちょっと会釈するかわりがキスなのだろう。これだけ頻繁にキスをする文化なのだから、仮にキスをしなければ敵意があるとみなされるかもしれない。情熱の国だけあってカップルの抱擁やディープ・キスも日中から人目をはばからない。スペイン系の人が多いことも一因なのかも知れないが、今まで旅した国の中でも最も愛情表現が豊かな国の一つだと感じた。ドミトリーホステルでたくさんの人達と接することができたが、印象に残ったのはまず日系の人達の祖国日本への愛国心で、なぜか忘れていたものを思いださせてもらって｢ありがとう｣と言いたくなった。アルゼンチンの人達には日本人ならはにかんでできない愛情表現を当然のように積極的にする点、軍事独裁の横暴は２度と再び許さないという強い意思をはっきりと示す点は素晴らしいことだと思った。
もう一つ感心したのが国立美術館だ。ここにはモネ、マネ、ゴーギャン、モジリアーニ、ロートレック、ピカソ、ツグハル・フジタ、ドガなど世界の巨匠の作品が１万点も所蔵されており、しかも無料で見学でき写真もＯＫという至れり尽くせりの美術館だった。英国の大英博物館が無料であるのが嬉しかったが、同様にアルゼンチン国民の世界の文化遺産を人類で共有しようという懐の深さが嬉しかった。
（ブエノス・アイレスでの経費）
移動・交通費−ウシュアイアからブエノス・アイレスまでの航空券３６８９０円　タクシー４５ペソ・１８００円　地下鉄７ペソ・２８０円　バス　４ペソ・１６０円　計３９１３０円
宿泊費−４日分９６ペソ・３８４０円
観光費−コロン劇場１２ペソ　日本庭園３ペソ　計１５ペソ・６００円
食費−１２８ペソ・５１２０円
チップ・雑費−インターネット４時間１２ペソ・４８０円　その他２１００円　
合計　５０７９０円
（写真は日本庭園で出会った日系３世のカルラさん）

エリア ブエノスアイレス(アルゼンチン)

日本庭園の売店で働く１９５４年に移民した沖縄県本島出身の比嘉さちこさん。

比嘉さんの親類で４世のナタリアさん。

日本庭園に写真撮影に来ていた少女。

アルゼンチン市民との交流会を準備する女性。

日本庭園で出会った家族。

日本庭園で出会った少女。

和食レストランの光景。

ホステルのスタッフ。

スペインから演劇を学びに来ている舞台俳優。

ホステルのスタッフ。

タンゴ博物館でレッスンを受ける人達。

日本会館で日本拳法を学ぶアルゼンチンの人達。

１８５８年創設のカフェ・バー、カフェ・トルトーニで楽しむ人達。

にぎやかなフロリダ通り。

フロリダ通の路上パフォーマー。

大統領の近衛兵。

モジリアーニの作品。

国立美術館所蔵のフジタの自画像。

ドガの作品。

モネの作品。

ゴーギャンの作品。

ロートレックの作品。

ピカソの作品。

マネの作品。

ブエノス・アイレスの猫。

この旅行記へのコメント （2）

• seitani5766さん 2006/03/26 07:48:20

  ブエノス・アイレスを見て

  おはよう御ざいます。日本では､まだ､朝ですから。
  
  　こうやって､写真の人たちを見ると､なんとはなく欧米の顔立ちをしていますね。特に幼い子供を見るとそんな感じがいたします。
  　美術館や博物館の入場料でもさすらいいおじさんの意見に大賛成です。
  　欧米でも､メキシコでも概ね､美術館や博物館は日曜日は唯で､月曜日は休み､水曜日はそこの美術館や博物館の会員制のため､従い､唯というところが圧倒的に多いですね。しかし､寄付を取るという所はありますね。会員は年度制で､相当の金額を払っているものと思います。だから､有料でも､個人が負担する金額は極めて安いですね。
  　それと､美術館でも､写生をしたり､写真を撮る(でも､フラッシュは､他人に迷惑を掛けるので禁止事項になっていますが)のは､パリのルーブル博物館でも全く自由です。また､もう一つ､日本の美術館や博物館では､どうして､展示物を覆いに入れるのでしょう。絵ならば､ガラスか類似の覆いをかけ､その他の､展示物でも､概ね､覆いに入っています。これも､日本人の感覚でしょうか。
  
  　またの､旅行記をお待ちしております。

  さすらいおじさんさん からの返信 2006/03/27 02:13:21

  RE: ブエノス・アイレスを見て

  猪谷 盛一さん
  
  
  <おはよう御ざいます。日本では､まだ､朝ですから。
  　こうやって､写真の人たちを見ると､なんとはなく欧米の顔立ちをしていますね。特に幼い子供を見るとそんな感じがいたします。
  　美術館や博物館の入場料でもさすらいいおじさんの意見に大賛成です。
  　欧米でも､メキシコでも概ね､美術館や博物館は日曜日は唯で､月曜日は休み､水曜日はそこの美術館や博物館の会員制のため､従い､唯というところが圧倒的に多いですね。しかし､寄付を取るという所はありますね。会員は年度制で､相当の金額を払っているものと思います。だから､有料でも､個人が負担する金額は極めて安いですね。
  　それと､美術館でも､写生をしたり､写真を撮る(でも､フラッシュは､他人に迷惑を掛けるので禁止事項になっていますが)のは､パリのルーブル博物館でも全く自由です。また､もう一つ､日本の美術館や博物館では､どうして､展示物を覆いに入れるのでしょう。絵ならば､ガラスか類似の覆いをかけ､その他の､展示物でも､概ね､覆いに入っています。これも､日本人の感覚でしょうか。
  　またの､旅行記をお待ちしております。
  
  BuenosAires wo goran itadaki arigarou gozaimasu.
  BIJYUTUKAN HA TOTEMO YOKATTA DESU.
  IMA URUGUAI MONTEVIDEO DESUGA COLONIA DE NIMOTU WO TORARE PASOKON KAMERA NO HUZOKUHIN NAdo wo usinatte simaimasita. keisatu niha todokemaSITAGA 4TRA NO RYOKOUKI UP HA OKURESOU DESU.
  IMAKARA SAO PAURO NI MUKAIMASU. KANARI OOKINA HIGAI DE MEIRIMASUGA TABIHA TUDUKERU TUMOTIDESU. MATA GOHOUKOKU SIMASU.