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 ヴェネツィアからフィレンツェに向かう途中、高速の渋滞が予測され、一般国道に下りて走りました。日本の山中に似た景色もあって少し懐かしく思いました。<br /> なだらかな丘が続き出し、落着いた集落が点在するなかを、細い道をバスはかなりのスピードで走っていきます。<br /> 「そろそろ、フィレンツェが見えます」とガイドさんが云いました。<br /> 曲がりくねった坂を下っていくと、一瞬の間、遠く逆光の中に、黄金に輝くフィレンツェの街が浮いているように見えました。<br /> 一生忘れられない夢のような景色でした。

イタリア旅行?フィレンツェ 1

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2004/06/05 - 2004/06/05

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たぽじい

たぽじいさん

 ヴェネツィアからフィレンツェに向かう途中、高速の渋滞が予測され、一般国道に下りて走りました。日本の山中に似た景色もあって少し懐かしく思いました。
 なだらかな丘が続き出し、落着いた集落が点在するなかを、細い道をバスはかなりのスピードで走っていきます。
 「そろそろ、フィレンツェが見えます」とガイドさんが云いました。
 曲がりくねった坂を下っていくと、一瞬の間、遠く逆光の中に、黄金に輝くフィレンツェの街が浮いているように見えました。
 一生忘れられない夢のような景色でした。

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  •  定番のミケランジェロ広場からの景色です。

     定番のミケランジェロ広場からの景色です。

  •  広場中央にある「ダヴィデ像(青銅のレプリカ)」。<br /> 大分、南に来たせいか日差しもきつくなってきました。

     広場中央にある「ダヴィデ像(青銅のレプリカ)」。
     大分、南に来たせいか日差しもきつくなってきました。

  •  水彩画を描いて売っているお姉さんがいました。<br /> 「フォトグラフ、OK?」と云いましたら、ニコッと笑ってうなずきました。<br /> ハタと思いました。無二の友人へのお土産はこの人の水彩画にしようと。

     水彩画を描いて売っているお姉さんがいました。
     「フォトグラフ、OK?」と云いましたら、ニコッと笑ってうなずきました。
     ハタと思いました。無二の友人へのお土産はこの人の水彩画にしようと。

  •  これが買った絵です。<br /> 実は後日談があるんです。2005年の正月に親類にお年賀に行った時のことです。<br /> テレビの上にこの絵とよく似たのが飾ってあったのです。その家の奥さんに「これって、ひょっとしてフィレンツェで買ったの?」と訊きました。奥さんがよく外国へ行く事は知っていたのですが、イタリアへ行った事はしりませんでした。<br /> 「えっ、よくわかったわね」<br /> 「僕もよく似た絵をミケランジェロ広場で買ったんです」<br /> 「私もよ!、若い女性でしょ!」<br /> 「そう!」<br /> 「すごい偶然ね。でも私が行ったのは冬でね、絵を売っていたのは彼女一人だったの」<br /><br /> と言う事で、このあと私が買った絵と、絵のうらのサインと、女性の写真をメールで送ったところ、同じ女性と確認できました。

     これが買った絵です。
     実は後日談があるんです。2005年の正月に親類にお年賀に行った時のことです。
     テレビの上にこの絵とよく似たのが飾ってあったのです。その家の奥さんに「これって、ひょっとしてフィレンツェで買ったの?」と訊きました。奥さんがよく外国へ行く事は知っていたのですが、イタリアへ行った事はしりませんでした。
     「えっ、よくわかったわね」
     「僕もよく似た絵をミケランジェロ広場で買ったんです」
     「私もよ!、若い女性でしょ!」
     「そう!」
     「すごい偶然ね。でも私が行ったのは冬でね、絵を売っていたのは彼女一人だったの」

     と言う事で、このあと私が買った絵と、絵のうらのサインと、女性の写真をメールで送ったところ、同じ女性と確認できました。

  •  丁度、結婚式のカップルがいました。ヴェローナでもそうでしたが、こういうところでお披露目するんですね。

     丁度、結婚式のカップルがいました。ヴェローナでもそうでしたが、こういうところでお披露目するんですね。

  •  結婚式のカップルの車です。

     結婚式のカップルの車です。

  •  昼食に向かう途中で見たオート三輪です。若い方は「オート三輪」といっても分からないでしょうね。

     昼食に向かう途中で見たオート三輪です。若い方は「オート三輪」といっても分からないでしょうね。

  •  旧市街の外れでバスを降ろされ、歩いてリストランテに向かいました。石畳の道は風情はありますが、歩きにくく犬の糞も多いので、つい下を見て歩きます。

     旧市街の外れでバスを降ろされ、歩いてリストランテに向かいました。石畳の道は風情はありますが、歩きにくく犬の糞も多いので、つい下を見て歩きます。

  •  これが元宮殿のリストランテです。写真中央のアーチを潜ると、中は真っ暗で物置みたいでした。

     これが元宮殿のリストランテです。写真中央のアーチを潜ると、中は真っ暗で物置みたいでした。

  •  これが私達の食事の部屋です。質素ですが落着いた部屋です。

     これが私達の食事の部屋です。質素ですが落着いた部屋です。

  •  同じ階のロビーの前の食堂です。<br /> さすが元宮殿、豪華さにびっくり。どんな人達がここで食事をするんでしょうか。<br /> 私達の食堂は使用人用か普段の食堂なんかしらん。

     同じ階のロビーの前の食堂です。
     さすが元宮殿、豪華さにびっくり。どんな人達がここで食事をするんでしょうか。
     私達の食堂は使用人用か普段の食堂なんかしらん。

  •  昼食を終えていよいよフィレンツェ散策です。<br /> 趣のありそうな小路に入っていきます。

     昼食を終えていよいよフィレンツェ散策です。
     趣のありそうな小路に入っていきます。

  •  木ばかりで出来た玩具のお店がありました。

     木ばかりで出来た玩具のお店がありました。

  •  ヴェッキオ宮殿が見えてきました。<br /> ここも修復の覆いがある。

     ヴェッキオ宮殿が見えてきました。
     ここも修復の覆いがある。

  •  「ランツィのロッジア」です。彫刻がたくさん置いてありました。

     「ランツィのロッジア」です。彫刻がたくさん置いてありました。

  •  シニョーリア広場の「コジモ1世像」です。

     シニョーリア広場の「コジモ1世像」です。

  •  広場をいく観光馬車です。

     広場をいく観光馬車です。

  •  ウッフィッツィ美術館の回廊の中から、ヴェッキオ橋が見えました。右は「ヴァザーリの回廊」の屋根です。

     ウッフィッツィ美術館の回廊の中から、ヴェッキオ橋が見えました。右は「ヴァザーリの回廊」の屋根です。

  •  ウッフィッツィ美術館の回廊から、中庭を見たところです。

     ウッフィッツィ美術館の回廊から、中庭を見たところです。

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この旅行記へのコメント (5)

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  • 修羅さん 2008/12/30 05:46:12
    素敵な、体験していないのに納得してしまう文章

    〉曲がりくねった坂を下っていくと、一瞬の間、遠く逆光の中に、黄金に輝くフィレンツェの街が浮いているように見えました。一生忘れられない夢のような景色でした。

     車で行く旅行の醍醐味ですね。ツアー旅行も捨てがたい。

     フィレンツェに行ったことがなくても知っているあの風景が現実に見えたときって、本当に不思議な気分になりますよね。特にあのサイズと密度がますます魅力を増すような気がします。

    たぽじい

    たぽじいさん からの返信 2008/12/30 22:15:02
    RE: 今日も……
    修羅さん

     私の旅行記に再訪いただき有難う御座います。その上、私にとって嬉しいコメントをたくさんいただき感謝いたします。
     わくわくしてお返事をさせていただいております。
     私にとって「嬉しいクリスマスプレゼント」になりました。

    > 〉曲がりくねった坂を下っていくと、一瞬の間、遠く逆光の中に、黄金に輝くフィレンツェの街が浮いているように見えました。一生忘れられない夢のような景色でした。

     今日の昼食の時、TVをつけたら「イタリアの絶景」をやっていまして、フィレンツェが出てきた時、家内とちょうど↑の時の話が出ました。
     本当にいまだにあの光景は鮮やかに蘇ってきます。


    >  車で行く旅行の醍醐味ですね。ツアー旅行も捨てがたい。

     もう歳ですから叶いませんが、昨夜のNHKの番組(イタリアを自転車で縦断1200キロ)みたいに、自転車でいければ最高ですが、車ででもいいですね。BSの「地球街道」では高島礼子がドライブしていましたね。番組スタッフが付いているからいいでしょうが、一般人ではイタリアでの運転はちょっと怖いかも。

    >  フィレンツェに行ったことがなくても知っているあの風景が現実に見えたときって、本当に不思議な気分になりますよね。特にあのサイズと密度がますます魅力を増すような気がします。

     同感です。でも、今年の春の旅行で一番印象が変わったのがフィレンツェでした。泊まったところがSMN駅の東でアカデミア美術館やサン・ロレンツォ教会の近くでしたが、有名観光地が近いのですが、何となく場末の印象がして、フィレンツェのイメージがかなり変わってしまいました。
  • oneonekukikoさん 2008/01/02 08:58:57
    あけましておめでとうございます
    たぽじいさん
    あけましておめでとうございます。

    お年賀遅れてしまいましたが
    今年もどうぞよろしくお願いいたします。

    最近は娘達のところへの
    ベビーシッターの出張(?)がおおく
    4トラとはご無沙汰続きですが
    好奇心だけは忘れていませんので
    またお邪魔しますね。

    <水彩画を描いて売っているお姉さんがいました。
     「フォトグラフ、OK?」と云いましたら、ニコッと笑ってうなずきました。
     ハタと思いました。無二の友人へのお土産はこの人の水彩画にしようと。
    素敵なアイデアでしたね。
    そして後日談がもっと素敵
    こういうことがあるから
    旅はやめられない。

    今年の旅行
    楽しみですね。

    oneonekukiko
  • shinesuniさん 2006/10/03 01:31:08
    ((*^∇^p【нарру вiятнДау】q^∇^*))  オメット
    ヽ(*・ω・)ノ。・:*:・゚★HappyBirthday☆。・:*:・゚ヽ(・ω・*)ノ
    たぽじいさんお誕生日オメデトウございます    
    ヽ(*・ω・)ノ。・:*:・゚★HappyBirthday☆。・:*:・゚ヽ(・ω・*)ノ
    これからの1年が充実した年でありますように

    PS 
    私も良く似た絵を持っていますが90年に購入した事と
    おふた方のより少しタッチが地味です...
    まあドゥオモは定番ですから^^;
    フィレンツェ...また行きたいです.。o○.。o○.。o○

    たぽじい

    たぽじいさん からの返信 2006/10/03 21:14:02
    RE: ((*^∇^p【нарру вiятнДау】q^∇^*))  オメット
    shinesuniさん  こんばんは。
     誕生日のお祝いメッセージをありがとうございます。
    実は、今朝ですが仕事中に携帯のメールが入りまして、
    嫁いだ娘からのお祝いメッセージで、本当に嬉しかったのです。
     お金でも物でもありませんが何よりのプレゼントでした。
     おかげで一日気分良く過ごす事ができました。

     そこへ思わぬshinesuniさんからのお祝いで、さらに嬉しく
    なりました。一瞬ナゼ?と思いましたが、このサイトは誕生日を
    登録してあったんですね。先に調べないといけないのですが、
    shinesuniの誕生日がすでにすぎていたら、本当にごめんなさい。

     本当にありがとうございました。

     今、午前中だけ働いています。60を過ぎて思うような
    仕事はありませんが、旅行費用を捻出するために頑張っています。
    shinesuniさんの旅行記の詳しいご案内を、精一杯利用させて
    いただければ鬼に金棒です。
     旅行記をさらに楽しみにしております。

     

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