Europ初一人旅…Barcelonaその2

2005/09/21 - 2005/09/22

私のスペインへの当初の目的はタブラオへいくこと。
それがいつの間にか欲張って日中は観光づくし。

エリア バルセロナ(スペイン)

ショッピング街グラシア通りへと行く。ここは「モデルニスモ建築」がいろいろと見れるそうだ。隣りのランブラカタルーニャ通りにはゴヤの「マハ」のパロディーのマハキリンとか、考える牛がいるそうだが時間がないので諦める。
「カサ・ミラ」1984年に世界遺産（文化遺産）に登録されるガウディの作品。ラ・ペドレラ（石切り場）とも呼ばれている。テーマは山。彫刻家ではないガウディはギリシアの例にならい、実物のモデルからじかに石膏で型をとり、石工によって拡大された石材に刻んだそうだ。屋上の階段の出口や換気塔、煙突などは山の尾根から突き出た峰々を表している。屋上への入場もできます。€7.00。

「モンタネール・イ・シモン出版社」現在は「アントニ・タピエス美術館」になっている。
ドメネク・イ・モンタネールの作品。イスラム風の馬蹄型アーチを装飾に使ったり、歯車がデザインされていたりして、世紀末の新しい産業の象徴と伝統が表現されているそうだ。

「カサ・アマトリェール」は、プッチ・イ・カダファルクの作品。扉の両脇には守護聖人聖ゲオルギウスと竜の彫像があり（すまん、写ってないわ〜）、ゴシック様式の窓枠には鳥や大トカゲ、サルなどが取り付けられ、壁全体には植物模様がほどこされている。
ヨーロッパ♪って感じがします。

「カサ・バトリョ」はガウディの作品。既に建てられてイた建物の増改築をガウディに依頼したそうだ。この建物のテーマは海。建物の正面が海面の波とすれば、内部には海底洞窟って感じだそうだ。壁には色ガラスが貼られていて波が光で反射してるかのようにキラキラしている。内部も見学できるようだがここは急いで先に進むのであった。ちなみに料金は高くって、€10.00、上階も見学するなら€18.00もする。

今晩のディナーはなんと大人数。サイトにて旅仲間募集掲示版で集まったゆりさん・りこさん・なかむらさんと4人でお食事を楽しむことになった。私以外の3人は昨夜パエリヤを食べにいったので面識がある。私だけが知らないので目印は日本人ということだけだ。
このレストランはオスタルから目と鼻の先のため油断して10分前にホテルを出たところ、道に迷う迷う。地図の通りに行ってみたものの勢い余って海の方にあるコロンブスの塔まで行ってしまったのだ。そう、危険な海側の方まで。
道を戻り、恐る恐るかなり暗い道で「まさかここには」と思う道にぽっかりと明りが見えるほど。10分遅れてしまい、入口のスタッフに日本人と待ち合わせしてると言ったらすぐ案内してくれた。ホッ。しかも皆迷ったそうだ。ここは行列のできるモダンなスペイン料理とリーズナブルな値段が人気の店だそうだ。内装も意外とカジュアルで服装も改まった格好は必要ない。

カヴァ（Cava）にて「さるー！」。
カヴァは、スペイン産の発泡ワインでさっぱりしていてとても口当たりがよい白ワインのよう。注文はいまいちわからないのでコースにした。う、あと40分しか食べられない。
２品目のパエリヤ。ちゃんとアルデンテで火の通り加減がGoodな濃い目が美味しい…の2口目でタイムアウト！この先まだメインとデザート、生クリームてんこ盛りカプチーノに遭遇することもなく。とりあえず、コースの€16.00とカヴァの€3.00を払い皆にお別れを言ってレストランを後にする。ううっ、なんて切ないの〜。

**La Fonda**
Escudellers 10 Barcelona - Spain
Tel: [phone]
13:00-15:30 / 20:30-23:30

夜遅くても行きやすい場所で、昔からある有名な「CORDBES」にした。みゅうの現地ツアーサイトで予約した方が直接予約より安く、カード決済なのでお店には予約表を見せるだけでよいので早速予約を。
ランブラス通りに面していて看板が出ているのですぐわかります。正面右側の階段を上り、階段側にフロントがあるので予約表を見せるとボーイが案内してくれます。

5分前だったのでほぼ満席ではないか。一番いい場所はツアーらしき集団である。遅くても15分前にはいった方がよいのだろう。結構正面から離れた右端に案内され、ドリンクも勝手にカヴァを渡され（さっき飲んだのにぃ〜）開演を待った。
写真は、席からはあまり足元が見えなくって写らなかったのだが、すごい後ろが長いごーじゃすなフリルのスカートである。右足のかかとですそをひるがえしながら踊るんですわ。踊りよりそっちの方が気になって転ばないだろうか心配だった…。そのスカートのせいかどうかはわからんが踊り子は３人で舞台いっぱい。

フラメンコとは、バイレ（踊り）・トケ（ギターの演奏）・カンテ（歌）の3つがそろってフラメンコと呼ばれる芸術ができあがり♪私は全くもってフラメンコのことは全く知らない。友達が習っていても発表会すら行かなかったほど興味がないものであった。ってことで知識のない人の感想となります〜。

何を話してるのか全くわからないが、スペインに来たなという感じが…
一つ終わるたびごとに、隣りのフランス人が英語で話し掛けてきて、こんな時だけ英語で話し掛けてくるんかいっ。

迫力ある足裁き、激しいリズムの踊りです。スカートを膝までたくし上げ、とにかくすごく小刻みにサパトス（フラメンコシューズ）のかかととつま先の音を音を交互にたてる。サパトスはかかとが硬い木でできていて、かかととつま先には小さな釘が打っていて、これでフラメンコ独特の大きな音がだせるそうだ。このスペイン風の顔立ちの踊り子はどうやら一番の踊り子のようです。最後にも1人で踊ってました。

舞台の最後はまず一人ずつ踊り子が椅子を持ってきて、中央で踊って後ろへ下がり並んで座る。個人の衣装らしく個性がでてそれだけでも楽しい。全員がそろったらちょっと可愛いお兄ちゃんが出てきて、個々にお兄ちゃんと踊りを披露。

待っていたよ〜。パリージョ（カスタネット）を使った踊りです。すごい指裁きがはやい。この場所に６人の音はすごい迫力。

全員がパルマ（手拍子）で不思議なリズムと言うのか、なんとなく決まったリズムがあってギターはかなりアドリブの気がする。。。
約70分ほどで終わりとても満足して夜道を帰ったのであった。


**Tablao Flamenco　CORDBES **
Rambles 35, 08002 Barcelona - Spain
Tel： [phone]
Fax：[phone]
Show：1st 20:15〜/2nd 22:00〜/3rd 23:30〜

短い滞在時間だったがたっぷり楽しんだバルセロナともお別れ。9:00にはチェックアウトをする。最後にお兄ちゃんに「ブエンビアツヘ！」と言われとりあえず「ぐらしあす、あでぃおす！」と言って会話集を開きながら階段を下りる。ふんふん、よい旅行をか。さすがに今朝は昨晩の興奮のせいか疲れていて早起きはできず、散歩には行けなかったので呑気にランブラス通りを見ながらカタルーニャ広場へと向った。人通りがほとんどないので今度こそ写真を。

ホテルからランブラス通りを挟み建つ「Gran Teatre del Liceu（リセウ劇）」。
ランブラス通りの丁度中間地点にあたるこの辺にミロのモザイクがあると書いていあるのだがとうとう探せなかった。が、後で地図探して写真を見たらたら歩道に柄が…。知らずに踏んでいた。

Mercat Sant Josep（サンジョセップ市場、通称ボケリア）はバルセロナでも最大の規模と歴史の古さで知られてる市場である。とにかく生鮮食品が豊富で、旅行者でも果物はすぐに食べられるので買い物を楽しむことができるらしい。
後ろ髪惹かれつつ、バスに乗るため通り過ぎた。

リセウ側から市場を越え、ここ「palau de la Virreina」にはｉが入ってる。
地図を見なければちょっとわかりにくいです。

昨日ものすごい人ごみだったカタルーニャ広場は、朝だとまるで違う場所に来たかと思うほど人がいなく閑散としている。
なんだろう??「CATALUNYA A FRANCESO MACIA」と書いてある。 マシア・イ・リュサ、フランシスコ（1859-1933）のことだろう。工兵大佐のときにカタロニア独立運動を行ない、１９３１〜３３年にカタロニア自治共和国の初代大統領だったそうだがこの碑とのの関係はちょっと不明。

空港バスのバス乗り場。停車している青いバスがそうです。左に見えるのがエル・コルテ・イングレスデパート。実は私、ずっとそれがデパートだということは気がつかなかった。

バスを待っている間に見た、グラシア通りの入口。
やっぱり朝の散歩したかったなあ。

掲示版にローマ行きのカウンターが表示されるまでかなり時間がかかったために見ていた風景。
スーツケースにラップをぐるぐる巻きにしている…
傷がつくのを気にする日本人にはオススメなのではないだろうか？ちなみに€4.50。