
2006/02/21 - 2006/02/21
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井上@打浦橋@上海さん
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上海站は南広場が表で、北広場は裏というイメージがあります。
通常、外国人旅行者は北広場側には行くことはないでしょう。
また地元上海人にとっても、北広場側は別世界と言う感覚を持っています。
その北広場が整備され、近代的な長距離バスターミナルも出来、新しいホテルもでき、3・4年前から比べましたらスッキリ綺麗になりましたが、それでも未だに泥臭い雰囲気は残っています。そして怪しげなコンビニなんかもあるんです。上海駅南側では見たことない偽物コンビニです。
表紙の写真は、長距離バスターミナルビルの建物の柱です。このバスターミナルから出ているバスの行き先を網羅してるんでしょう。
クリックしまして元画像までもっていきますと、行き先地名が確認できます。
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上海站南広場の東端にあります地下道です。
地下鉄1号線・3号線・4号線への連絡地下道ですが、
北広場へ行く地下道でもあります。
北広場は、南広場とは趣きの違う別の世界なのです。
では、その北広場へ向かいましょう。 -
階段を下りて右に曲がりますと、案内表示板があります。
右へ(北方向)行くと1号線、
左へ(南方向)行くと3・4号線に連絡すると言うことです。
地下道には商店が並びます。 -
地下道の北端に来ました。
右に曲がり階段を上がれば北広場と言うことです。 -
階段を上りきって最初に見える風景です。
別世界でしょう・・・・。
まあ、ですが、来年には、もうこの風景はなくなってるかもしれません。 -
左は、今、私が上がってきました地下道出入り口の建屋です。
右の家の住人の物干し竿受けにもなっています。
地下道を通って北広場の中心部へ行くにはココを通るわけですが、
しずくを頭に受ける人もいるということですね。 -
左の建物の中は地下鉄3号線が走ります。
中心部へ行く狭い道路には、こうした露天の店が並びます。
一番手前はハミグワ(哈蜜瓜)でしょう。
1本1元かな・・・・・。
その向こうは石焼甘栗ですね。 -
3階建ての家がポツンと1つ残っていました。
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今日のインチキ・コンビニ第1号です。「好的」というコンビニです。
コンビニは普通チェーン店でして、ローソンでしたらローソンと言う店がたくさんあって、それでこそコンビニなんですが・・・・。この「好的」というコンビニは、ココにあるだけの1店です。上海站北広場だけに存在する、たった1軒のコンビニなんでしょう。
なんせ、私が始めて目にする店名ですから・・・思うに、普通の店だったのをコンビニっぽい店構えにして、コンビニにしてしまったんでしょう。
「好的」と言う店名は、上海には「好徳」と言う有名なコンビニ・チェーン店がありますので、それの一部を借りたんでしょうね。
北広場には、こういったコンビニがワンサカあります。
このあと、色々出てきますので、請う、ご期待を・・。 -
皆さんバスを待ってるのか・・・
お兄さんに鋭い目つきでにらみ返されました。 -
手前はバス乗り場です。
向こうに並んだ3つのビルの真ん中はホテルのようです。
1泊3食付138元ということでしょうか。
鐘点房とは時間貸しの部屋なんでしょう。
6時間で80元のようです。 -
ココが上海站の北口ですね。ココに出口と入り口があります。
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あれ、こちらが正式の北口なのか・・・
どうもそうらしいですね。
チケット売場もあります。 -
コレが去年だったかに出来ました長距離バスターミナルです。
上海長途汽車客運総站となってますね。
以前、漢中路と恒豊路の北東角にありました芷新長途汽車客運站の長距離バスがすべてココに移ってきました。 -
なかなか斬新なデザインです。
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中に入ってみました。
ドデカイ空間と高いところにあるガラス張りの天井。
夏は暑そうですね。
涼しくするには空調費が大変でしょう。 -
このドデカイ1階フロアーがチケット売場で、2階が待合室です。
2階部分の敷地にはたくさんのバスが待機していました。
以前の「芷新」の字がいまだに使われています。 -
1階フロアーの柱に描かれた長距離バスの路線図です。
班車と言う意味は、1日で何本か運行してると言うことでしょうか。
江蘇省、浙江省、安徽省の主な町と往復運行してるんでしょう。 -
案内書前の柱です。
元画像まで持っていけば、行き先が確認できます。
西安、広州、海南島の海口、厦門、福建の各都市、大連なんかもあります。 -
安徽、河南、河北、湖北各省の都市行きのバスもあるようです。
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こちらは浙江省の各都市行きバスです。
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さて、バスターミナル・ビルを出まして、外を散歩します。
北広場の北側を東西に走る道・中興路を西から東にチラッと歩いてみました。
道端に椅子が3つ並んでますが、靴磨きのお姉さん達が椅子の前に座ってました。 -
やはりココにも土家焼餅がありました。
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蘇北快餐と書かれていますね。「快餐」とはファースト・フードですね。早くできる飯屋ということでしょう。
蘇北とは江蘇省の中の地域を言います。長江より北の江蘇省地域のことでして、上海人は、蘇北(スゥベイ)の人を馬鹿にしたりするんです。田舎モノだとか、野蛮だとか・・・。馬鹿にされてること分かってるのに「蘇北」と堂々と表示してるんですから、この店のおばさんは相当気骨があるんでしょう。そして故郷に思い入れが強いんでしょう。
蘇北から上海に来た人達がすむ地域は、上海の北部が多いのです。閘北区が多いようです。勿論、ここも閘北区です。 -
中興路を更に東に行きます。
右の高層ビルは北広場大酒店というホテルですね。 -
露露飯店です。南北風味・特設川菜。
随分欲張りすぎの食堂です。
楼上雅座となってますから2階はデラックス・ルームなんでしょう。 -
道端で洗濯しています。
その向こうの店の「黄金回収」ってのが、良く分かりません。
どういう商売なのか・・・? -
今日のインチキ・コンビニ第2号です。
1号は「好的」(ハオダ)でしたが、こちらは「好得」(ハオドゥ)ですね。本物が「好徳」(ハオドゥ)ですから発音は同じです。上の看板だけがコンビニっぽいだけで、中身は泥臭い、昔からある商店です。
「牌技指南」と言うのがイイです。トランプ技術の指南なんでしょう。「金華二八」「斗牛地主」「魔術麻雀」「必勝朴克」・・・最後の「必勝ポーカー」だけは分かりますが、あとはなんだか分かりません。
右の街路樹の幹にぶら下がってる赤い物2つは、何だろう・・? -
今日のインチキ・コンビニ第3号です。
上海で一番多いコンビニは「快客」なのではないでしょうか。北京にも進出しています。このコンビニは「快客」ではなくて「怏客」ですね。発音は違いますが字面は、そっくり。
2号と同じに、看板だけはコンビニですが、中身は昔の商店そのまま。 -
この雑然感がイイですね。洗濯物と自転車とスーツケース。
丁度いいところに並木と電柱があります。どうぞ、洗濯物を干すのにお使いください・・って感じです。
真ん中の店が蘭州拉面、右の店が北方拉面。右の店には刀削面と水餃子もあり、真ん中の店より人気がありそうです。一番左の店は今にも崩れそう。 -
中興路から北に延びる小道に入りました。
狭い道にも商店やら旅行社やら旅館や食堂などが並びます。
そして洗濯物も・・・・・・
毛毛飲食店は盒飯もあります。弁当箱のようなものに入ったぶっ掛けご飯です。 -
上の小道の東側の店です。
この店はこの辺りでは大きな店構えです。
清真大胡子蘭州拉面館となっています。
「清真」とはイスラムということで、「胡子」とは髭のことです。 -
中を覗いてみました。
右の髭面さんが、ここの老板(社長)なんでしょう。
老板の上のメニューを見ますと・・・
牛肉拉面が2両・3.5元、3両・3.8元、4両・4元となっています。両は重さの単位でして50グラムにあたります。我々日本人でしたら2両で十分でしょう。2両は100gですが、コレは小麦粉乾燥重量ですので面になりますと相当の量になります。ちなみに、水餃子ですと1両で6個です。2両12個で十分です。
その下は葱油拌面は上海の名物麺です。牛肉拉面は蘭州っぽい麺ですが、葱油拌面は上海の下町そのものの麺です。ゆで立て熱々麺に、これまた熱々の葱油と、醤油をかけた簡単な麺です。私は大好きです。
2両・3.2元、3両・3.4元、4両・3.6元です。
素湯面は2両・2.4元、3両・2.6元、4両・2.8元です。 -
中興路を更に東へ行きます。こちらは右側(南側)の通りです。
今日のインチキ・コンビニ第4号です。「快客」でなくて「快容」です。これも発音は違いますが字面が似ています。
でも、この店は、看板だけでなく、店の中もコンビニっぽいですね。 -
更に東に行った右側(南側)のありますコンビニです。
今日のインチキ・コンビニ第5号です。
青海便利という名ですね。コレもココだけ・コンビニ店なんでしょう。 -
こちらは左側(北側)にあるコンビニです。
今日のインチキ・コンビニ第6号です。
楽華便利店と言うんですね。No:183となってますが、まずコレは嘘かな、と思われます。なんせ、町歩きをしょっちゅうしてる私が、初めて目にする店ですから・・・それとも、上海の北部には、あるのかなぁ・・・・いや、やはり店の中を見れば分かるように、コンビニとは思えませんね。
右の店の看板の石と水を組み合わせた文字はポンプの意味です。 -
更に東に行ったところにありました就職斡旋・紹介所の看板です。
司机は運転手ですが1200−2500元で一番給料が多いですね。
木工、電工が1000−1800元。快梯員はバイク便の仕事ですね。
地方から出てきた女性が就く職業は食堂の服務員か保姆(お手伝いさん)ですね。どちらも500−1200元です。
左の看板には面白いのがあります。拉面師1000−1500元です。
どうもこう見てきますと、地方から上海に出てきた人達用の職業紹介所なのかもしれません。 -
右側にあります、このレストランが、以前オフ会をしたことのある美興湘菜館です。
湘菜ということは湖南料理です。
そのオフ会というのは中国旅行情報MLなるメーリングリストのオフ会です。
このMLでのオフ会は、普通日本人が行きそうもないところでやったりするのです。
上海の東北地方の五角場の奥にある東北料理屋でやったこともあります。
その時は10人以上で、料理バカスカ食って、ビールを浴びるように飲み、白酒も2・3本で、一人当たり30元でした。
ここも、普通、日本人はまず行かない地域・上海站北側にあるレストランなのです。 -
これが美興湘菜館の外から見た様子です。
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美興湘菜館の東側にあります建設中のビルです。
もうスグ完成なんでしょうが、なんか、趣味の悪い外装ですね。
それとも、この格子模様は一時的なものなんでしょうか・・・。 -
またまたコンビニ登場。
今日のインチキ・コンビニ第7号です。
聯客という名は大手コンビニ快客が聯華グループなので、その字の組み合わせでしょう。
上はホテルなんですね。2星で合家歓という名のホテルなんでしょうか。129元となてます。
アメリカの旅行雑誌Lets Go Chinaの推薦ホテルのようです。ホントかな・・・・?? -
はい、またまたありました。
今日のインチキ・コンビニ第8号です。
好客ですかぁ・・・・・フムフム、好徳と快客の合体ですね。
参ったぁ・・・・・・・・・・・・・・・・
でも、ココは店はコンビニっぽいです。 -
ワンちゃんを1枚。
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中興路を大統路手前でUターンします。
もうインチキ・コンビニがなさそうなので・・・。 -
中興路から南へ行く小道に入ります。
先ほど出てきました地下道に行ける道のようですので。
沈家宅路という道です。 -
沈家宅路の様子です。
まあこのあたりも、来年になりましたら、
綺麗になってるのかもしれません。 -
先ほど、南広場から出てきました地下道の出入り口部の小屋が見えてきました。
向こうの、青緑っぽい色の小屋がそうです。
手前の女性はポリバケツに魔法瓶を2つ入れて持ち歩いています。なんなんでしょうか・・・。
さて、コレで上海站・北広場の散策は終わりです。
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