上海・蘇州・無錫/33年ぶり/楽しんだ4日間

2025/03/07 - 2025/03/10

今から33年前の1992年に上海ガニだけが目的で上海、そして蘇州・無錫を回ったことがありました。
今回は阪急交通社さんでハイアットリージェンシーに2泊して全食事付きで格安のツアーを見つけましたので気の合う友人を誘って33年ぶりに上海ガニを食べに気軽に旅立ってみました。
昨年暮れからビザ（査証）が要らなくなったのでその分を燃油サーチャージに回せてちょうど良かったです。

エリア 上海(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス 飛行機
• 航空会社: 中国東方航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

今回初めて乗ります、中国東方航空。LCCではないので機内食が出ます。

朝9:30 関空第1ターミナルから出発

時差は日本より1時間遅れです（日本が正午だと上海はまだ11時です）
なので9:30→11:10には到着していました。

昔来た時は虹橋空港だったので浦東空港は初めてです。

バゲージのことを行李（こうり）って言うんだと発見して、日本でも以前は柳行李とか言ってたよねと相棒と昔話で盛り上がる。

人は多いですが窓口も多いので思ったより早く進んで出られました。

まずは市内の新場古鎮という地元民が買物や食事をする街を訪問観光。

このお煎餅のようなものは後で分かったのですが豚の皮でした。

お餅っぽいお菓子をよく見かけた。

お花の即売屋さん

チキン屋さん。台湾でよく見かける豆花も売ってるようです。

1905年から続く伝統料理「張鶏のスープ
豆腐プリン」と書いてあります。

昼食はガイドさん曰くこの辺で1番美味しい雲呑（ワンタン）です。麺はなく雲呑のみ。もっちりした皮と豚肉や刻み野菜の具のバランスがとても良くて、スープもすごく美味しい。卓上に備えられた黒酢をレンゲの上で少しかけて食べるとさっぱりしてさらに美味しいです。完食してお腹いっぱい！

ちょっと風情のある景色

千と千尋に出て来そうな、台湾の九份にありそうな建物。

お餅系のお菓子屋さん。テイクアウトの他、店内でもいただけるようです。（内部の写真消しちゃったかな？ありません。。。）

次に訪れたのはディズニータウン。
駐車場には結構高級車が多い印象

3月初旬ですがほぼ日本と同じ…か少し日本より暖かいかもしれません。お花綺麗でした。

自由行動。これが多分一番奥ぐらいでしょうか。

大きなディズニーストア。入口でシャボン玉が自動で永遠に？出ています

タウン内で短いショーが始まりました。皆可愛いし、とても頑張ってて上手なんだけど…中国語なんです(^^;)

LEGO

多分イースターが近いので全部タマゴなのかな？

卵型のバズ・ライトイヤー

卵型のウッディー
可愛いです～

すべて卵形

初日のホテルはノボテルです。

夜は相方は雑技団の鑑賞に行きました。私は昔むか～し観たから行かなかったら、今はシルク・ド・ソレイユみたいですごく良かったとの感想。
大皿料理も1人盛りになるとちょっと寂しい夕食。

朝ごはん
どのホテルも西瓜とメロンが必ずあった。西瓜は1年中採れるらしいです。甘くて美味しい。

2日目、蘇州に向かいます。

何処も同じような景色。高いビル群の住居。33年前にはもちろんここまではなかった…5～6階建みたいなのがちょこちょこ見られたような記憶。

蘇州へやって来たんだなと実感する文字。でもこれは何かの会社名？商品名？みたいな事を言ってました。

この通りはたくさんの居酒屋さんやカフェがあるのですが（しかもほとんど新しくて綺麗）ちょうど完成した頃からコロナが流行りだして営業しないまま潰れてしまったというガイドさんのお話。

世界遺産の街　蘇州の京杭大運河。船がTHE中国という感じです。

でもちょっと離れると高層ビルが林立してます。韓国ソウルとかも似た景色。

枝垂れ柳とか流石に風情がありますね。

でも世界遺産でこんな撮影が出来るなんていい思い出でしょうね

中国版ピサの斜塔。虎丘の塔13.6度傾いてるそうです。

海老の唐揚げ。美味しかった！

2日目　蘇州の昼食
一品ずつ運ばれてくるが8人の円卓なので次々に皆がよそってしまうので全部が揃った写真がなかなか撮れません（汗）自分もお料理取らなきゃだし、個人旅行のように優雅にはしていられませんでした。

耦園（ぐうえん）
庭園の街として知られる蘇州の古典園林の観光。

コスプレの方がめちゃくちゃ多いです。

中にはプロっぽいモデルさんのような人もおられますが、今日は国際婦人デーで割引やプレゼント等があって一般の方も尚更多いようです。

美しいですねぇ。

メイクが中華風？京劇風？のようです。

どうしてもコスプレの人たちが視野に入るので気になって（笑）

下の段の小さな石の彫刻は全部頭がありません。

コスプレだらけ笑

カップルでコスプレも

中国に来たんだなって実感する景色

立派なお寺
南禅寺（日本と同じお寺の名前）というらしい。

お参りをしました。

提灯のない裏から撮ってみた。

参道の逆側、ビルの間に夕陽が沈んでいく…綺麗。

提灯が縦にお団子のようです。日本では縦には飾らないですよね。

夜ライトアップしたらとても綺麗なはず

まるで家のような船ですよねぇ。
無錫で1番古い橋、清名橋からの眺め。

ピンクのお酒？美味しそうだったのですが、この後夕食なので飲みそびれました。

当たり前ですが、とにかく人が多い。
昔のままの街並み、恵山古鎮

時間があれば川縁でお茶が飲めるんだわ～
いい感じ

夕方になって灯りが入りました。

紫系の色は案外日本では見られないかも？日本はブルーが多くないですか？（思い込みかも笑笑）

なんかすごくありがたい門

お魚の提灯

2日目の夕食は地元の方に愛されている人気店。
日本人は私たちのグループだけでした。

このビールは初めて。30元（約660円）美味しい

野菜入り白魚スープ、白エビ入り大根煮、無錫スペアリブ、黒胡椒入り牛肉とお餅の炒め物、酢豚、唐揚げ、麻婆豆腐、太湖の魚蒸し、サラダ、フルーツ
女性の日なのでお店から女の人にだけ紹興酒をご馳走していただきました。ラッキー！

阪急旅行社のパンフレットからお借りしました。
本日のホテルは五つ星！

ハイアットリージェンシー無錫。
61階のお部屋からの眺めがたまりません。
ピンク色が多いですが国際婦人デーと関係してるのかな？

足がすくみそうになる。。でも綺麗
景色だけでテンション上がってお部屋の中を撮影するの忘れました。お風呂も浴槽とシャワーとが別々の部屋だったり、スリッパがフカフカだったり素敵なお部屋でした。

朝食会場は64階で素晴らしい眺望を楽しみながら…

美味しくって調子に乗ってたくさんいただきました

3日目は無錫観光。無錫旅情の歌詞に出てくる場所らしい。ガイドさんがバスの中で歌ってくれたが全然知らなかった(^^;

広い太湖の端の方です。たくさんのアヒルさんのボートとか並んでます。

国営の真珠屋さんで見学とショッピング。
この真珠の母貝はカラスガイだそうで、淡水真珠は日本のアコヤガイのように異物を入れて作るのではないらしい。
1つのとても大きな貝から次々とたくさん取れます。

みんなに一粒ずつプレゼント
お財布の中に入れておいてくださいって

この辺の名物でしょうか？ガイドさんにいただいた小さいみかん、これがめちゃくちゃ甘くて美味しい。砂糖みかんという名前だそうです（そのまんま）

中国のETC

徐々に上海の方へ戻って来ました。

一般的なアパート（マンション）
古い所は10階まではエレベーターがないらしいです。

洗濯物の干し方、やっぱり香港とかと一緒ですね。縦に突き出す干し方。

昼食はホリデイインの中の中華レストランで飲茶。
百年老店「和豊楼」

種類も多くて美味しいのですが　やっぱり上手く写真が撮れません。

旗が上がっている建物は上海展覧センター

この同じ形が4棟あるマンションは上海で1番高級なマンションらしいです。億ションどころか10億とか20億とかの世界。※10億元です。円ではない。約220億円！

1棟をアップにしました。わかりにくいですが上の方は金キラです～
このどこかにあのジャッキー・チェンさんがお住まいになっておられます。（ガイドさんのお話より）

豫園、本日は工事のため入れません。残念でした。

上海の浅草と呼ばれる豫園商城。
この辺は33年前とほとんど変わってないような？
以前はなかったコスプレのお店とかはありますが…笑

独特の跳ね上げた屋根瓦

屋根の上に神様？がいらっしゃいます。

屋根のてっぺんに孔雀とか龍とか

鶴？かしら

とうとうやって来ました。この辺は33年経っても変わってない外灘。

右の建物が横浜正金銀行でしたっけ？（違うかも(^^;;）

租界時代の西洋建築。
ガイドさんの説明をイヤホンで聴きながら歩きましたが結局どれが何の建物だかほぼ忘れてます（汗）とほほ

この日はちょっと怪しいお天気でした。このビッグベンを模した時計台のあるビルは約100年前の税関です。

この三角屋根の建物はクラシックなフェアモントピースホテル（和平飯店）

租界地区は変わってないですが逆側の景色は全く変わってました。と言ってもとても有名な地区なので知識としてはありましたが。

東方明珠電視塔がやはり1番シンボリックですよね。
昔、上海に住んだことのある知人は串団子って言ってましたがw

ガイドさんによると、なんとこの塔の間の刻みはホテルの客室で大人気だそうです。1年以上待ってもなかなか予約が取れないとか。

上層階に大きな穴が空いているビルは日本の森ビルで、現地の人は栓抜きと呼んでるそうな。笑

この辺で1番大きな通りに入ってみます。人だらけ！

土産物店や飲食店、ゲームセンター等々だいたい世界中繁華街は何処も同じですが装飾が中国風というか色合いが赤とか金とか派手ですよね。歴史的建造物もびっくり？

美味しそう…お豆腐っぽい？

いわば中国のファストフードですねぇ、サッと出て来てササッと食べる。

どれも魅力的、ちょっとつまんで食べたくなる。
でも我慢！この後上海ガニですから。

すごく長い串に先っちょだけお肉とか？

とうもろこし一粒一粒を串に刺してあります。根気がいるお仕事w

デザート系　ケーキのようですが彩り豊かで…

有名な和平飯店にもちょっとだけ入ってみました。

美しい天井。古くて風格が感じられる。
オールドジャズの生演奏が始まっていて音漏れが心地良かったです。

昨日の蘇州耦園でも見かけた結婚式カップルですが、こちらでも街中で撮影されてました。花嫁さんは寒いんじゃないかと思いますが素敵な記念写真も残しておきたい女心ですね。

さてお待ちかねの夕食は上海ガニ専門の名店と呼ばれる「成隆行蟹王府」。ガイドブックでもいつも上位に掲載されてますがとても楽しみです。

前菜三品。あ、この前にスープが出ました（また写真忘れた）

蟹肉入りスープ。美味しいです～♪

剥き川海老。
これは個人的にはウニソースで食べたかった…そして日本酒（笑）

本日の主役。3月に入っているので酒漬け上海ガニで1人1匹のようです。昔来た時は1人で3～4匹ぐらいは食べたような記憶

お店の方が取り分けて剥いて（ばらして）くれます。

高菜入り蒸し魚

奥のお皿が蟹味噌入りの豆腐料理。私はこれが1番美味しかったです。まったりして蟹味噌の風味もとても良かった！

野菜炒め。ベビーほうれん草のような感じの細い青菜です。ホテルとか昨日のレストランでも出て来ました。
柔らかくてクセがなくて食べやすい。

蟹肉入り小籠包

この中のスープも絶品でした。皆好きでしょうね。

デザートは紹興酒のアイスクリーム。これもとても良かったです。

一応まとめました。

店内では胡弓の音が流れ良い雰囲気でした。

食後の腹ごなしw
夜の外灘ワイタンツアー

もう普通にこういう方をお見かけします。

やっぱり夜景ですよね！

こちらも結婚式カップル。

この夜景をバックに撮影したくなる気持ちはわかりますよ。

中国銀行と和平飯店

もう本当に見惚れてしまいます。

右側の蓮の花が咲いたような最上階のライトアップはウエスティンホテルです。すごく印象的ですね。

観光トンネルをケーブルカーで渡ってあちら側（陸家嘴）の高層ビル街を散策。
そのケーブルカーがいろんな仕掛けがあって面白かった。子どもは大喜びしそう。

昼間はピンクだったテレビ塔がまさかのグリーンとは！

すごくワクワクする田舎のおばさん（私）

真ん中のビルが一際目立ちます。
これが上海タワー、今から118階の展望台に向かいます。

周りは金融機関のビルが多いようです。

写真を撮る手が止まらないww
この真ん中のジンマオタワーは上の部分がパゴダ（仏塔）をイメージしたもの。
上層部はホテルのグランドハイアットが入ってます。
残りはオフィス。88階建て

世界で最も高いビル上位10棟のうちの3棟がここにあります。しかもこんなに密集して建っているところは珍しいみたいです。（たいていは単独で）

3本のビルが1度に撮影出来るアングル

上海タワーに上がりました。エレベーターがめちゃくちゃ早い！

下の方がモヤっているのは窓が曇ってるとかじゃなくなくて雲がかかっています。

この森ビル（上海ワールドフィナンシャルセンター）は変わったデザインで、上部に切り込みというか穴が空いています。

このビルも上の方はパークハイアット上海のホテルになっています。穴の中を雲が通り抜けるスピードが早い。

今登っている上海タワーは、ドバイのブルジュハリファが出来るまでは世界一の高さを誇りました。
でも2位になっても床面積とエレベーターシャフトはドバイのそれより上回っているのだそうです。
上から下までなんと55秒で！！
ちなみに階段数は3398段。

夜景見学も終わりバスで移動。今夜のお宿が見えて来ました。

5つ星ホテル　ハイアットリージェンシー上海グローバルハーバー
お隣は百貨店になっています。

最終の夜、阪急さんから素敵なサプライズプレゼント。
最上階47階のバーで好きなカクテルドリンクをどうぞということで　喜んで利用させていただきました。

あ、ここね！

相方は白ワイン、私はスクリュードライバー
夜景を眺めながら突然のご招待は格別でした。

またお部屋写真忘れました。
まだ半分眠っているかのような上海の街。

午前中、朝食後（品数も多くとても美味しかったです）フリータイムなのでお昼のチェックアウトまでお隣りのショッピングモールでお買い物を。

中国で人気の方でしょうか？なかなかの美形です。

この方もいかにも芸能人？モデルさん？ぽい

中国の車の展示もありました。もう私の中で、昔ながらの中国のイメージは微塵もありません。
表の道路でも世界中の車が、しかも高級な車も多く走っていますから。

髪型が皆同じに見えます（韓国もそして日本でもそうですが）

アイドルショップのようなお店

さてお昼から最後にもう一度高層ビル街へ観光です。

今日は雲も大分下まで降りて来てますね。ほとんど上が霞んで見えません。

この景色もお別れね。思えばスタバで景徳鎮のカップを見ようとか、あれも買いたいとかそれ食べたいとか色々考えてたことは実行出来ず…

あっという間の3泊4日。
また上海には遊びに来たくなりました！今度は33年も間をあけずに（笑）

ガイドさんに3本のビルが入る自撮りポイントを教えてもらってバッチリ！

お昼ごはんは地元の人気店、カジュアルな「小陽生煎」でワンタンと焼き小籠包。

お昼時というのもあって店内は満席。

小籠包は大きい。お肉の具がたっぷりで美味しかった。
雲呑もスープがあっさりなのに深いコク、鶏ガラの出汁かなぁ…すごく好きな味です。
でもホテルの朝食が種類が多く（和洋中）たっぷり食べたからあんまりお腹が空いてなくて（しかもデザートやフルーツも食べて）残念ながら半分残しました。

焼き小籠包は初めてだったけど、また来ることがあれば次回は完食で！ちょっと心残りですよ～

このお店が入ってるのはリニアモーターカーの駅の中？隣り？でした。
帰る時ちょうど駅に入って来ました。

さぁもう後は帰るだけ。出国審査も手荷物検査も人数は多いけど、それに対応する人数も多いから思ったほどは混まなかったです。
このお店、上海にたくさんあって中華料理に飽きてアメリカンダイナー食べたい時に利用する西欧人御用達。次回は行ってみよう…とにかく今はお腹いっぱい。

17:45 のフライト
到着は1時間の時差が戻って20:40ぐらいの予定。
少し小雨が降って、帰る時はおセンチ（死語）になりがち…

往路は写真撮り忘れた機内食。
帰りは大福餅付きw 中国では毎日スイカを食べたけど（今朝もね）最後の最後まで大好きなスイカをありがとう。しかも甘いのです。

雲の上はいつもお天気。遠くに同じ方向を向いた飛行機が見える！
さようなら、またね上海。