微笑みの国ミャンマー?2006/1/11＜ニャウンシュエ＞

2006/01/07 - 2006/01/15

早朝、慌しく支度を終えてティリピセヤのホテルを出ると、私たちは朝もやのパゴダの中をバガン空港へ向かった。インレー湖へ向かうためである。インレー湖観光の拠点となるニャウンシュエまでヘーホー空港からは約1時間。ホテルはゴールドスターホテルに決めた。豪華なリゾートホテルとはまた違ったホスピタリティ溢れるミニホテルだ。特にフロントの女性と、ミスターハニーとの出会いが印象深い。
ニャウンシュエという町は、2〜3時間で一回りできるほどのこじんまりした田舎町。朝晩の冷え込みは格別で、フリースなどをしっかりと着込まなければならないほど。だが、ひとびとは気さくで温和。気軽に「ミンガラーバ」と笑顔で声をかけてくれる。笑顔が実にステキで、様々な人たちとの出会いが忘れられない町である。

写真はヤンゴンエアウエイズのフライトアテンダント

詳しい旅行記は「Flanのとらべる甘味喫茶〜ミャンマー編」
http://www.geocities.jp/banhflan2004/myanmar2006jantop.html
まで、是非お立ち寄りください。

エリア インレー湖周辺(ミャンマー)

バガン、ティリピセヤホテルの朝食。
ミャンマー料理のひとつ、オウンノォ・カウッスェー。小麦麺にココナッツミルクスープがかかっているもので、これがなかなかモヒンガーに並ぶ代表的な麺料理で、おいしんです。

ゴールドスターホテル。
ニャウンシュエの宿泊先はここに決定しました。
日当たりの良いツインルームで1泊＄22で、ベッドのひとつはダブルサイズでした。ホットシャワー（バスタブつき）でNHKが見られます。

ホテルを出て町を散策。
さっそく目に入ったのは空き地で遊ぶ少年たち。
彼らの遊びは空気の抜けかかったボールでのサッカーごっこか、凧あげ。風の強い町なのか、いたるところで少年たちは凧を揚げていました。

ニャウンシュエのマーケット?
町歩きといえば、まず向かうのがマーケット。

ニャウンシュエのマーケット?
真ん中と右側のものはシナチクのようですが、右側のほうは激辛みたいです。主人が味見させてもらったら火を吹くほど辛かったみたい。

ニャウンシュエのマーケット?
餅菓子のようです。味見させてもらいました。ナッツのようなものが入っていて、日本の豆餅をほんのりと甘くしたようなかんじ。おいしかった〜♪

ニャウンシュエのマーケット?
バッグがカラフルに並びます。

ニャウンシュエのマーケット?
仕立て屋さんの女性。ちょっと声をかけたら椅子を薦めてくれて、指差し会話帳で、色々お話して盛り上がりました。

ニャウンシュエのマーケット?
仕立て屋さんと指差し会話帳で盛り上がっていたら、途中から加わった近所の女の子。

ニャウンシュエのマーケット?
仕立て屋さんの向かいのお店のみなさん。やはり盛り上がっていた私たちのほうを楽しげに見ていました。手前のお母さんは子供にお乳をあげながら、話に加わって。

昼食。
スマイリングムーンというお店で。確かミャンマーフードってガイドブックにあったので、行ってみたんですが、結局はインレー湖の魚をシャンスタイルで料理してくれました。上は魚だけ、下は魚とポテト。どちらもおいしかったです。ここのお兄さんは日本語勉強中の旅行好きで、私たちが日本人と知るや、さっそく声をかけてきて前日までの自分の国内旅行写真を見せてくれました。

ニャウンシュエの町?水がめ。
知ってました？この水がめ。中にはもちろん水が入っているんですが、誰が使ってもいいんだそうです。地元の人々は喉を潤すために使っているんだとか。ミャンマーではあちこちにこういう水がめがあるんだそうです。（ヤンゴンではさすがにみかけませんでしたが）

ニャウンシュエの町?カラオケ屋
なんとこれ、ドア開けっ放しのカラオケ屋さんです。
中のほうに歌詞つきの映像が流れているの、わかりますか？おじさんもおばさんも外に聞こえていてもかまわずに大きな声で気持ちよく歌っていました。

ニャウンシュエの町?少数民族？
ピックアップトラックで老若男女が来ているところに出会いました。その中の一人、このおばあさんは、孫でしょうか、赤ちゃんをあやしています。

ニャウンシュエの町?凧やさん
今まさに、少年が凧を買おうと品定め。お店のおじさんにどれがいいか相談しています。面白いのは糸巻きが、ビンケースみたいな形をしていて、かなり大きいんですよね。

ニャウンシュエの町?
修行中の尼僧さんたち、托鉢中でしょうか。ピンクの袈裟を着て、年長の子は普通の傘を日よけにしています。

サンセット・カヌー・クルーズ?
夕方には、手漕ぎのカヌーでインレー湖をのんびり回ることができます。おばさんは、オールを私に渡して、漕がせてくれて、けっこうこれが夢中になるんです。

サンセット・カヌー・クルーズ?
最初に上陸したのは、手作りのタバコ工房。家内制手工業ってやつですね。まずは1本ずつタバコを味見のあと、作り方もじっくり見せてくれたあと、手をそえて実際にやらせてくれるんです。余談ですがお茶と炒り豆がおいしかった＾＾

サンセット・カヌー・クルーズ?
インレー湖の人々は、子供の頃から船を漕ぎます。それも立ち漕ぎです。すごいバランス感覚ですよね〜。

サンセット・カヌー・クルーズ?
次に上陸するのは、門の向こうに見える古びたお寺。

サンセット・カヌー・クルーズ?
上陸すると、おばさん粋なことをしてくれます。水辺からさっとハスの蕾をぬきとると、その茎を器用に二つに分けて、天然のネックレス。子供の頃に帰ったようです。

サンセット・カヌー・クルーズ?
古びた寺の内部には、これまた古びた仏像が並ぶ。
寺の坊さんに話では、これは竹でできた仏像で、ミャンマーにはここにしかないとか。

サンセット・カヌー・クルーズ?
こっちは石でできた仏像で、その石はマンダレーからしか切り出してくることがないとか言っていた。

サンセット・カヌー・クルーズ?
そして一点の曇りも無い空で、太陽は山へと沈んでいく。地平線や水平線ではないので、太陽はそのギラギラした明るさを残したまま沈んでいく。

サンセット・カヌー・クルーズ?
電信柱も水の上。もう、白い月が浮かんでいます。

パペットショー?
道を脇にそれたところにパペットショーの店はありました。パペットマスターの操る人形が、舞台をところ狭しと舞い踊ります。これは見る価値あり！ですよ。

パペットショー?
店内、というのかな、人形がたくさん並んでいます。こちらは全部売り物のようです。パペットマスターの家族が作っているのだとか。天井には馬も吊るされています。馬もちゃんと走るんです。走らせ方を教えてもらいました。

パペットショー?
舞台裏。いろんな衣装を着た、いろんな種類の人形があります。中には宙を舞ったり、ボールを器用に操るものまで。

夕食。
LINN HTATというお店でミャンマーカレーを。
カレーもスープも、とてもおいしい店でした。
給仕の男の子も応対がよかったですよ。
今夜頂いたのはチキンカレーと豆スープでした。