1998/07/12 - 1998/07/18
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girassolさん
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2日目。この日は世界遺産にも登録されているリスボン郊外の街、シントラ(Sintra)に行くつもりだった。それが…。
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朝起きて、早速朝食をとるため、レセプション脇のダイニングへ。ポルトガルの朝食は、パンとコーヒー、ミルクといたってシンプル。ジャムはプラムやアプリコットなど、あまり日本ではお目にかかれないものばかり。パンも、外側はパリッとして、中は柔らかい。こんなに美味しいパンは初めて食べたような気がする。Mさんと2人、ニコニコしながら食べる。彼女は凹凸のある白い紙のテーブルクロスが気になっている様子。食事が終わると、ペンションのおじさんがくしゃくしゃと丸めて捨てている。クロスの洗濯も不要だし、なんだか面白い。
朝食が終わったら早速外出。まずはレスタウラドーレス広場(Praca dos Restauradores)に面した郵便局へ行き、手紙を出した。リスボン近郊に住む友人には速達、他は航空便。航空便は140エスクードで、ポルトガルでははがきと手紙で料金の差がない(国内外とも)。きれいな切手を買い、局内にあるポストに投函。ポルトガルでも速達はcorreio azulの名のとおり、青いポストへ。
今日の目的はシントラ(Sintra)へ行くことだった。絶対行きたいと思っていた場所。郵便局のすぐそばにあるロッシオ駅(Estacao de Rossio)へ行くが、様子が変。人が異様に少ない。切符売り場も閉まっていて、張り紙がしてある。どうにか読もうとするが、何と書いてあるのかさっぱり分からない。電車はtremのはずなのに、その単語が1つもない(後から知ったのは、ポルトガルではtremという単語は使わないことだった。)。電車が動いている様子もないので、予定を変更し、ベレン(Belem)地区へ行こうとカイス・ド・ソドレ駅(Estacao de Cais do Sodre)へ。しかしこちらは駅自体が閉まっていて、中に入ることさえできない。何?何なの?とどうしようか悩みつつ、再びロッシオ駅に戻ると人が少し増えていたので、後をついていった。すると電車が停まっている!とりあえず券売機で切符を買い、ホームに入った。ホームの案内板にはシントラの文字。列車には行き先が出ていなかったので、よく分からないけど乗ってみた。
電車はきれいで、車両の前後に次の駅が表示されるようになっていた。ヨーロッパではアナウンスがないと聞いていたので、これでひと安心(実際はあったんだけど)。途中ベンフィカ(Benfica)駅を通過する。ここがあのベンフィカ(ポルトガル人気No.1のサッカーチーム)のホームなんだと感動(スタジアムはここからかなり遠いと知ったのはかなり後)。
しかしそれも束の間。この電車、シントラ行きだと思っていたのにケルス・マサン(Queluz Massam)迄しか行かない。駅で降りてしばらく待つ。このあたりは新興住宅地のようで、道路が整備され、周りには高層住宅が立ち並んでいる。駅もなんだか近代的なデザイン。待っている間におばさんに話しかけられるが、何言ってるんだかさっぱり分からなかった。
そしてやってきた電車、やはりここより先には行かずに折り返し。仕方がないのでそれに乗り、隣の駅のケルス・べラス(Queluz Belas)で降り、歩いてケルス宮(Palacio de Queluz)へ向かった。 -
ガイドブックの地図を見、途中の標識を確認しながら歩いていったが、なかなか着かない。しかも道は、ごくごく普通のその辺の道と同じで、なんだか心細くなってしまう。全然観光地という感じがしない。とにかく歩く、歩く、歩く。そのうちにピンク色の建物が見えてきた。それがケルス宮とポウザーダのDona Maria?だった。
入場料は400エスクード。人はあまりいなかった…のも当然で、私たちが入ったのは12時20分過ぎ。13時からお昼休みになるのだった。
中の説明は英語とポルトガル語。自信を無くしつつあった私は、分からないのに英語を見ていた(当時ブラジル・ポルトガル語を勉強していた私は、ポルトガル・ポルトガル語が分からなかった…。)。 -
ポルトガルのヴェルサイユといわれているこの場所は、王室の夏の離宮として使われていたところ。本物のヴェルサイユ宮殿を見たことがないのでよくわからないけれど、かなりこじんまりした感じ。鏡張りの部屋、かわいらしいパステルカラーのシャンデリア、そしてあちこちに見られるアズレージョ。日本にいる限り写真でしか見ることのできないものばかりで、ここでもまた感動。
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庭園に出てみる。緑と水の配置が素敵で、なんとなく涼しい気分になってくる。ちらほらと観光客の姿が見える。さほど広くもない庭園だけど、のんびりするにはいいかもしれない。
それにしても日差しがきつい!湿度をそれほど感じなくて済む分、確かに過ごしやすいのかもしれないけど。 -
帰りはもちろん、電車はただ乗り(その後、この日はCPがストをしていたということが分かった)。この頃にはずいぶん乗客が増えた。ロッシオ駅まで戻り、今度は地下鉄で動物園(Jardim Zoologico)へ。動物園なんて久しぶり。
小さな遊園地を抜けると入り口が。入場料は大人1800エスクードだから、ちょっと高いかもしれない。まず入ると、オウムを肩にのせて記念撮影。50分後に現像されるからと番号札をもらった。もちろん別料金だったが(800エスクード)、ま、記念だし。
中はごくごく普通の動物園。平日だからだろうか、あまりお客さんはいない。すれ違うのは小さな子供ばかりで、東洋人が珍しいのだろうか、注目を浴びてしまう。う〜ん、動物になった気分。その(本物の)動物達は、なんだかのんびりしている。檻に入っているのは同じなんだけど、暑さの為なのか、それとも国民性がうつるのだろうか...。
園内を走るミニトレイン(とはいっても、自動車にくっつけた、子供向けのものだったが)に乗ってみる。$400。シロクマもいたし、ペンギンも。見なかったけど、動物園なのにイルカのショーをやっているのは、日本的に見ると変わっている(日本だと普通水族館だもんね)。コアラはここに来て初めて見た。ほんとにぬいぐるみみたいで可愛い! 猿を見に行くと日本猿を発見。やっぱり猿はこうでなくちゃと、ちょっと日本が懐かしくなる。子供に戻ったような、なんだかリラックスした時間を送ることができた。
地下鉄でレスタウラドーレス駅まで戻り、夕御飯を食べにバイシャ地区(Baixa)へ。観光地なのでお店の前には各国語のメニューが置いてある。英語のメニューにはユニオンジャックが書かれているのが、ヨーロッパを実感させる。あまり人の入っていない、ひっそりとしたところに入る(このへんが天邪鬼)。地元の人らしき家族連れと、何人かの人がいた。ここでレストランを開くのは、競争が激しくて大変そう。
私はSopa a Alentejana(パンと卵の入ったスープ)とPolvo cozido(ゆでたこ)を注文。Mさんは同じスープとPorco a Alentejana(豚肉とあさりを煮込んだもの)。たこは、太さ4cm、長さ20cmぐらいの足を茹でたもの。同じお皿に茹でたじゃがいもといんげんがのせてある。とにかくすごい量。私はかなり食べる方だけど、同じものをいっぱい...というのは慣れていない。でも残すのは嫌いだし無理してでも、と思っていたがだめだった。スープを先に飲んで、おなかがいっぱいだったのかもしれない(こちらもすごい量)。その後私はデザートのオレンジ(laranja)を頼んだ。ハッキリいって、ぱさぱさで、味も薄くて美味しくない。だから砂糖が一緒に来た。だけど切り方がお花みたいで、それだけは気に入った。締めくくりのカフェはとても私にあっていた。すごく甘い!なんせ入れる砂糖の量が半端じゃない。ひと袋の量が日本の倍以上。でもこれが美味しい。ブラジルのカフェジーニョはここから来ているんだろうか。
食事が終わり、ペンションに戻る。8時を過ぎてもまだ明るい。坂道に慣れた私たちは、ケーブルカーに乗らずに歩いてあの坂を登る。街灯がともると、とても神秘的。
W杯の結果は途中、キヨスクに置いてある新聞で知った。ブラジル、負けたんだ。残念。
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