ぽーちゃん、またまた！　?　（超～　快適！）

2005/08/10 - 2005/08/17

（この旅行記は電車の写真中心です）ドイツは日が長くていいですね。　シュツッツガルト見物を終えた１９時頃でもまだ明るいし・・　と言うことで、せっかくなので、ドイツ新幹線のＩＣＥに乗ってみることにしました。　ドイツのＩＣＥは世界一快適と本に書いてありましたが、さてどうでしょう・・・

エリア ドイツ

シュツットガルト中央駅で初めてＩＣＥを最初見た感想は・・　かっこいいなぁ、と思いました。　電車に乗ると、すぐに車掌さんが切符のチェックに来て、その時に切符を見せると、車掌さんが「これをあげるよ」と言って手渡してくれた冊子が、これです。　中身は、電車内の設備の案内、それと到着駅と乗り換え電車の案内などがビッシリ載っています。　この冊子は、ＩＣＥ５１２専用の冊子と言うことで、乗った電車が特定できるので、とてもいいお土産になりました。　いきなり、こんないいモノをいただけるとは思っていなかったので、すごく嬉しかったです。　出だし好調です。
　

ＩＣＥの１等車の様子です。　座席は、２席＋１席なので、かなり広く、座席は、革張りで、ものすごい角度までリクライニングして、体が座席に吸い付くと言うか、沈み込むと言うか・・　社長イスがそのまま電車の座席になったと言う感じで、その座り心地のよさは、帰国後もしばらく感覚が残っていました。　こんな乗り心地のいい電車は、おそらく生まれて初めてのような気がします。　座席に座った瞬間に虜になってしまいました。　ちなみに、座席にはテレビも付いていますが、座り心地も景色もいいので、自分としては、別になくても・・　と思ったのですが。

一番前の車両の、そのまた最前部には、７列分くらい席があり、そこからは前が見えるように展望車両になっています。　この展望席、前に行くに従って席が低くなっているので、一番後ろからでも、充分前を見ることができます。　この時は、夕日が差し込んでいたので、運転手さんが少しブラインドを下げていましたが・・　それでも、日本の新幹線では、こういう体験はできない（ハズ？）なので、貴重な体験ができました。

ドアの近くの部分です。　ここに鏡があったり、電話があったりしました。　内装も、木目調で落ち着いていて、ステキですね。

ドイツの平原に夕日が沈んでいきます。　ドイツの景色は、広〜い平野が続くと言った感じで、北海道と似た景色が続きます。　今日も１日ありがとう。　明日もまたよろしく！

マンハイム中央駅に到着です。　ちょうど反対側にもＩＣＥがやって来たので、２台並んでいる所を撮ることができました。　それにしても、かっこいいですね〜　日本にも１台持ってきて欲しいですね。　

ドアの所に「オッフェンブルク」と書いてあったので、何ぞや？　と思いながら１枚撮っておきました。　日本に帰って調べてみると、どうやら、電車それぞれに名称がついているらしく、この電車はさしずめ「オッフェンブルク号？」　になるのですかね。　車内では、あまりそんな放送はありませんでしたが。

ＩＣＥがあまりにかっこよかったので、私も入って１枚記念写真を（と言っても、別に電車に触っている訳ではありません）　マンハイムに着いた時には「電車が行っちゃわないうちに、早く写真撮らなきゃ」とか思って、慌てて行ったのですが、なんのなんの、この電車、駅で５分くらい停まっていて、運転手さんも、席でコーヒーを美味しそうに飲んでいました。　やっぱり、これくらいのゆとりがあった方がいいのかもしれませんね。

マンハイム中央駅です。　２１時近くになろうと言うのに、まだ明るいです。　

駅前の路面電車乗り場に路面電車がやってきたので、こちらもパチリ。　ドイツって、ちょっとした都市にも路面電車が走っているのですね。　ドイツって、自動車王国だと思っていたのですが、実は、意外と、路面電車王国だったりするのですか？？

帰りはコンパートメントの座席に座りました。　６人で座れるようになっています。　外側の扉はガラスで、中を覗けなくする・・・　まではできないのですが、防音効果はバッチリで、自分たちの世界に浸りたい時はいいでしょう。　自分、１度はコンパートメントに乗ってみたいと思っていたのですが、あっさりと念願がかなってしまいました。　コンパートメントは、ドイツには結構あるみたいですね。

暗くなって景色も見えなくなってきたので、帰りの車内は、お食事タイムと言うことにしました。　マンハイム中央駅にあった、美味しそうなパン屋で購入したパンと、バー車両で買ったビールとコーヒーです。　いよいよ、ドイツでビールを飲むことができます。　　

さきほど、ビールとコーヒーを買いに行った時、バー車両のみなさんが、瓶ビールをラッパ飲みしている姿をチラッと見たので「あぁ、これがドイツ流なのか・・？」と思い、真似て１枚。　ちょっとオーバーアクションかもしれませんが・・・　これも、コンパートメントだからできることかな？？

シュツットガルト中央駅に戻って来ました。　昼に来た時も、ちょっと照明が少ないような・・　とは思っていたのですが、やっぱり、この時間になると、かなり暗かったです。　ちなみに、手前の、赤い看板（像？）には、時刻表が埋め込まれています。　

駅構内も、２２時を過ぎて閑散としています。　自分たちも、売店でパンを買って、ホテルに戻ることとしましょう。

駅構内の売店で買ったホットドックです。　カレー味だったのですが、カレーの辛さ・・　と言うよりも、ソーセージそのものが辛かったです。　でも、味は、すごく美味しかったです。

寝る前に、ビールで乾杯です！

宿泊したインターシティホテルの部屋です。　ホテルは、ビジネスホテルと言った感じなのですが、部屋は広くて清潔で、アメニティも揃っていたので、いいホテルでした。　駅徒歩０分の便利さだし。　ただ・・　このホテルで驚いたのが、トイレの便器が向かい合って２つ備えてあったことです。　これって、２人向かい合ってできますよ、ってことなのですかね？

翌日は朝６時前に起きて、シュツットガルトのＵバーンに乗ってみました。　昨日も乗ったのですが、その時は、人が多くて、ちょっと写真を撮りづらい感じだったので、今回は写真を撮るのも兼ねて・・・　　で、Ｕバーンのホームに降りる長いスロープを下っていくと、昨日は見なかった感じの電車（ちょっと古い感じの）が停まっていたので１枚。

ホームの様子です。　日本に比べるとホームの位置が低いように感じ、そのため、天井が高く感じたこと、それと、ホームが横にずら〜っと並んでいるので、すごく広い印象を受けました。　日本の地下鉄の駅ですと、妙な圧迫感がありますが、それも全然なく、ただっ広い駅だなぁ、と思いました。　

次の電車が来るようです。　表示は、次の電車の案内画面（この画面です）　それと、あと何分後にどこ行きの電車が来る、と言う表示があったように覚えてます。

来ました来ました。　昨日乗った電車は、こっちの、新しい感じの電車でした。　ちなみに、２種類の電車は、床の高さが違うので、ホームに段差を設けていて、これは、現地で気付いたのですが、帰国して調べたところによると、さらに、この２種類の電車は、車輪の幅が違うので、線路を３本引いているらしいです。　言われてみれば、たしかに写真には３本線路が写ってますね。

電車の車内です。　車内は割と簡素なつくりで、乗り心地は普通でした。　ただ、この電車も、床が低いので、日本の電車に慣れている自分からすると、走っている時の景色にちょっと違和感がありました。

今日は６時５１分発の電車で出発です。　今日の目玉は、なんと言ってもローテンブルクです。　最初の予定では、ローテンブルクまで直で行く予定だったのですが、コインロッカーが空いてるのかどうか不安だったので、ヴュルツブルク経由に変更することにしました。　さて、それが吉と出るのでしょうか、凶と出るのでしょうか？？

今日、最初に乗る電車も、ＩＣＥでした。　フランクフルトまで移動します。　このＩＣＥ、昨日の電車とは違い、ちょっと古ぼっちい感じの見た目でした。

外見はちょっと古ぼっちいＩＣＥでしたが、中身は・・　昨日乗ったＩＣＥに負けないくらいの充実ぶりでした。　座席も、ごらんの通り深く倒れますし。　まぁ、強いて言えば、昨日のＩＣＥは座席が革張りだったので、その分、やっぱり新しい電車、と言うことができるのですかね？　でも、この電車でも、充分過ぎるくらい快適です。

さすがに朝６時台の電車と言うことで、車内はガラガラで、どこでも座りたい放題でした。　が・・・

やっぱり、お気に入りのコンパートメント席に座ることにしました。　この電車のコンパートメント席も、超快適でした。

ドアの所には、速度と次の停車駅を表示する画面がありました。　現在、２５０キロで走っているらしいのですが、そんな感じは全然しませんでした。　景色が雄大で、のんびり風景が去っていくと言うのもあるかもしれませんが、電車が全然揺れずに、静かに走っていると言うのもあると思います。　ムリしてスピードを出していると言う感じがしなかったですからね。

まだ営業時間内ではなかったのですが、食堂車もついていました。　自分は、隣りのバー車両で飲み物を買って帰りましたが、営業してたら、是非食事もしてみたかったです。　ドイツの鉄道は、車内は快適・食堂車もついてて、採算度外視なの？　とか、この頃から思い始めました。　でも、ＡＧってことは、株式会社なんですよね？？

マイン川を渡り、いよいよフランクフルトに到着です。　それにしても、この電車は長いですね〜　蛇のようにウネウネとまわっていきますね。

噂に聞いた「マインハッタン」が見えてきました。　自分、フランクフルトは電車の中から見ただけなのですが、こうして見ると、大都会のようですね。　たしか・・　アルプスの少女ハイジが連れて行かれた大都会はフランクフルトだったような気が・・・

フランクフルト中央駅です。　ドーム型の建物が荘厳な感じを醸し出していますね。　ただ・・　この日は、ちょっと天気が悪く、少し暗い感じを受けました。　晴れた日に見ると、きっとまた違った印象を受けるのでしょうね。

フランクフルトからは、ＥＣに乗ってヴュルツブルクに向かいます。　この電車、ブダペスト行き・・　ってことは、ハンガリーですよね？　こういう国際列車を見ると、ヨーロッパって広いなぁとか思いました。　この電車のＲｅｉｓｅｐｌａｎの乗り換え案内の最後の方には、イスタンブールの表記もありましたからね・・・

どんな電車が来るのかなぁ・・　とワクワクしていたのですが、その前に、自分、大チョンボをしてしまいました。　実は、フランクフルトの駅で、電車は、今来た方向へと走っていくのですが、自分、そのことをすっかり忘れてて、前と後ろを勘違いしてしまいました。　その結果、１等車が、はるか彼方へ行ってしまい、とりあえず２等車に乗るハメになりました。

コンパートメントの前で１枚。　この電車、部屋の中の電気の調子がおかしく、トンネル等に入ると部屋が真っ暗になってしまうのです。　この車両は２等なので、勝手に決め付けてはいけないとは分かっていながらも、自分「なんとなく旧共産圏の香りが漂う、なかなか味のある車両だなぁ・・・」　とか思い込んでました。　

ＤＶＤで見た、ヴュルツブルクそのままの風景が、目の前に飛び込んできました。　マリエンベルク要塞も見えてます。　いよいよ到着ですね。

ヴュルツブルク中央駅に到着です。　電車の車体に書いてあるロゴの頭文字がＯウムラウトだったので、この車両は、オーストリア所属の車両と言うことでしょうか？　なんか、ちょっと昔ながらの汽車旅って感じの１時間半でした。

この旅行記へのコメント （3）

• 武蔵の白兎さん 2006/02/02 23:15:13

  こんばんは

  ご訪問ありがとうございました。
  ドイツ鉄道の旅興味深く拝見しました。
  ICEとてもかっこいいし、車内もゆったりとしていて、
  日本の車両とはだいぶ違いますね。
  ビールもおいしそうでした。
  旅行記を追加しましたので、またおこしください。

  ぽーちゃんさん からの返信 2006/02/05 13:01:29

  RE: こんばんは

  武蔵の白兎さん、こんにちわ。
  
  自分の旅行記に何回かご訪問していただき、また、
  掲示板に書き込みまでしていただいて、本当にありがとうございます。
  
  >>ドイツ鉄道の旅興味深く拝見しました。
  >>ICEとてもかっこいいし、車内もゆったりとしていて、
  >>日本の車両とはだいぶ違いますね。
  
  そうですね。　ヨーロッパの電車は、日本とはまた一味違ったものが
  ありました。　ドイツは、電車そのものが快適で、スイスは、電車から
  見える景色が絶景・・・　と言う感じでした。　特に、スイスの景色は
  まさに「世界の車窓から」といった感じで、また見に行ってみたいです。
  
  自分、乗り物好きで、旅行記の所々に乗り物ネタをまぶしてありますので、
  また、お時間のある時にでも、旅行記の方に遊びに来て下さい。
  
  自分も、白兎さんの旅行記に、またお邪魔させていただきます。
  
  
  
  
  

• とらいもんさん 2006/01/26 08:53:42

  快適ー！

  ぼーちゃんさまへ
  オハヨウございます。
  あなた方のお陰で、行ってないところや事を楽しめます。
  ご馳走は、野菜と魚で充分の年ですし貧固で育ってきたので宿泊も０星でもかまいません！ただ、ただ「スイスハイク」のみです。チラリと「鉄道・山・景色」そして「出会い」
  育ったところは、蒸気機関車の煙の下です！
  ま、瓶ビールに乾杯！
  じゃあまたね！、表紙の写真の女性は奥さんでなかったんですね。私の家内の感想は？(酒田寒鱈汁まつり参照）アハハ
  失礼いたしました。
  家内は、これから瀬並み温泉で新年会。私は、家内(６７歳）の友人(６８歳のおばさん）と買い物です。
  いなかより