2006/01/06 - 2006/01/07
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shimonさん
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今回の旅行では、ミラノを出発し、南からスイスに入りベルンの街を目指しました。ミラノから乗車した特急CISALPINOはジュネーブ行きだったので、途中のブリークにて乗り換えが必要だったのですが、ミラノからの特急が30分遅れで到着。しかし乗り換え予定の列車は親切にも待っていてくれて、スケジュール通りにベルンに無事たどり着くことができました。
到着は22時だったため、予約しておいた駅前のホテルにそのままチェックイン。そのあと駅にあるスーパーに食料調達に出たりしましたが、旧市街の観光は翌朝にしました。言葉の解らないイタリアに5日間滞在してから戻ってきたドイツ語圏、ちょっとだけ安心感が湧いてきました…。
ベルンの街を散策した後はバーゼル経由でドイツ入りし、1年ぶりのフライブルクへと向かいました。
□?12月29日 成田→JL407便→フランクフルト→マインツ(泊)
□?12月30日 マインツ→コブレンツ→ケルン→ブリュッセル(泊)
□?12月31日 ブリュッセル→ブルージュ→アントワープ
→アムステルダム→OS376便→ウィーン(泊)
□?1月 1日 ウィーン滞在(ニューイヤーコンサート等)、(泊)
□?1月 2日 ウィーン→フィラッハ→ヴェネティア(泊)
□?1月 3日 ヴェネティア→フィレンツェ(泊)
□?1月 4日 フィレンツェ→ローマ→フィレンツェ(泊)
□?1月 5日 フィレンツェ滞在(ウフィッツィ美術館等)、(泊)
■?1月 6日 フィレンツェ→ピサ→ミラノ→ベルン(泊)
■?1月 7日 ベルン→フライブルク→フランクフルト→JL408便(泊)
□?1月 8日 JL408便(機中泊)→成田
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聖霊教会 Heilig Geistkirche
7日の朝、ドイツに向けての出発は10時なので、その前に旧市街の散策に出掛けました。はじめに、この写真はベルン中央駅前の広場(Bahnhofplatz)の一角にある、バロック調の教会です。1726〜28年にかけて建てられたそうです。 -
バグパイプ吹きの噴水 Pfeifer-brunnen
実はベルンの旧市街には噴水がいくつもあります。これは中央駅に最も近い、バグパイプ吹きの噴水。穴の空いた靴を履いた男がバグパイプを演奏しており、ガイドブックによると、この噴水は貧しい音楽家を称えたものだそうです。 -
牢獄塔 Käfigturm
写真中央の塔は牢獄塔と呼ばれ、1250年に建てられたものです。その手前にある噴水はアンナ・ザイラー噴水(Anna Seiler-brunnen)で、全財産を寄附して病院を建てた女性を称えたものだそうです。 -
時計塔 Zeitglockenturm
ベルンの街のシンボルとも言ってよいでしょう。時計の仕掛けが取り付けられたのは1530年頃で、今でもずっと動き続けています。スイス国旗と同じ赤色のトラムが旧市街をゆっくりと走っていました。 -
反対側からみた時計塔
上の写真とは反対側から撮影したものです。時計のデザインが違っていますね。手前にある、甲冑をつけた熊の兵士の噴水はツェーリンゲンの噴水(Zähringen-brunnen)といわれ、ベルンの創始者であるツェーリンゲン家を象徴しているものだそうです。 -
正義の女神の噴水 Gerechtigkeits-brunnen
駅から通りを10分ちょっと歩いてきた場所にある噴水です。あまりの寒さで、噴水の水は流れている傍から凍結していました。坂を下っていくとアーレ川に架かる橋にたどり着きます。 -
ニーデック橋から眺めたアーレ川
旧市街の端をアーレ川が蛇行して流れています。右岸の丘の上にはバラ公園(Rosengarten)が見え、そこから眺めた世界遺産の旧市街も素晴らしい景色のようですが、時間の制約と体調を考慮しこの橋で引き返すことにしました。凍傷になりそうなほどの寒さでしたので…。 -
アーレ川に囲まれた旧市街
橋から撮影した旧市街です。左手の教会はニーデック教会(Nydeggkirche)で、一瞬寒さを忘れるほど美しい街並でした。それにしても、写真から見てもいかに気温が低いかわかりますね。 -
家の屋根から煙が…
駅に戻る途中での1コマ、寒さからか家の煙突から煙(湯気!?)が立ち上っていました。右手には大聖堂の塔がうっすらと見えています。このあと、あまりの寒さで手足の感覚が麻痺&頭がボーっとしてきたので、歩くのをやめバスに乗って駅前のホテルに引き返しました。 -
宿泊していたホテル
短い間の滞在でしたが、今回宿泊したホテル City am Bahnhof です。名前の通り、ベルン中央駅の目の前にあってアクセスはこのうえなく便利でした。 -
ホテルの部屋にて
到着の晩に撮影したものですが、宿泊料金のわりには予想以上にキレイな部屋でした。洗面台やバスタブもとても広くゆったりとしていてかつ清潔、快適な一晩を過ごせました。窓の外は駅前広場になっています。 -
ホテルの外
ホテルの目の前にトラムやバス乗り場があり、その向こうが中央駅の建物です。駅へは地下通路を通って行くことができます。地下街にはスーパーや飲食店、ネットカフェなどもあり、夜遅い時間でも営業していて便利でした。 -
ベルン中央駅にて
バリアフリー化されていて大きな荷物を持っていても利用しやすく、近代的な駅でした。10時04分発のBasel SBB行きのICに乗り、およそ1時間で国境の街バーゼルに到着します。 -
BaselからのICE車内
Basel SBBの駅での乗り換え時間はわずか5分ですが、定刻通りの到着で無事にICEに乗車。これはDBの誇るICEの1等車内にての1コマです。席の近くに荷物置場があり、安心できます。 -
設備も充実したICE
食堂車の隣にはこのようなスペースもあります。今回の旅行では残念ながら食堂車を利用する機会はありませんでしたが…。この間に国境を越えてドイツに入り、11時48分にフライブルクに到着。フランクフルト行き列車が出るまでの4時間、1年ぶりのフライブルクでの滞在を楽しむことができました。
(続きは「ドイツ編」をご覧下さい)
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この旅行記へのコメント (4)
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- tsunetaさん 2007/09/25 22:59:51
- はじめまして!
- shimonさん! こんばんわ。 はじめまして。
当方の旅行記をいつも拝見していただきありがとうございます。
本日、shimonさんの旅行記を少し拝見させていただきました。
国内、海外と凄い行動力ですね。
当方はスイスには今迄、プライベートの旅行としては4回訪問していますが
夏のシーズンだけで山が中心です。しかも首都であるベルンにはまだ行っていません。 shimonさんのように冬の季節訪問も違った意味で良いかもしれませんね。
今後ともよろしくお願いいたします。
tsuneta
- shimonさん からの返信 2007/09/25 23:18:27
- RE: はじめまして!
- tsunetaさん
はじめまして、メッセージどうもありがとうございました。
ヨーロッパには興味がありますので、いつもtsunetaさんの
素敵な旅行記を楽しませていただいております。
旅行記数も私の10倍以上、ストックのみならずバリエーション
も豊富ですので、何度か足を運ばせていただきました。
私は夏のシーズンのスイスには行ったことがなく、2月後半と
新年早々に訪問しました。澄み切った空気のもとでのスイス
の景色も格別ですが、やはりハイシーズンへの憧れはあります。
こちらこそ、今後もどうぞ宜しくお願いいたします。
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- おでぶねこさん 2006/02/25 16:17:18
- すごいです!
- shimonさん。こんにちは。
6ヶ国の周遊旅行、いっきに読ませていただきました。
スゴイの一言です。(* *)/~
11日間の中で、
これだけ無駄なくあちこち周られるなんて、
体力、気力、知力に驚きです。
目的地や、日程にかなりの時間をかけて、
きちんとした下調べをされている事が伺えますね。
何度も言いますが、
これだけ無駄なく周れるなんて、
ほんとにすごいです。
『夜は10時半には寝ています。
朝は9時から出かけます・・・・。』
おでぶねこはわが身を振り返って
考え込んでしまいます。
もう体力ないから許されるでしょうか???
同じ場所でもファインダーを覗く人によって
色んな町並みが楽しめる事に
とっても新鮮な感動がありますね。
また、繰り返し拝見させてくださいね。
おでぶねこ
- shimonさん からの返信 2006/02/26 23:47:26
- RE: すごいです!
- おでぶねこさんへ
旅行記、見てくださったようで有難うございました。
確かに先日の10泊11日の欧州周遊旅行は密度が濃すぎ
ましたね(笑)。まだ20代半ばのせいか、体力に任せて
ちょっと強行なスケジュールを組んでしまいました。
ご指摘のとおり、下調べにはそれなりに時間を掛けました。
ゼロからプランを組み立てていくプロセスそのものも旅行
の楽しみだと思いますので、決して苦にはならないのです。
でも今度はのんびり1都市に滞在するスタイルの旅も良い
かなぁと思い、パリに行こうかと計画してますよ。
おでぶねこさんのニュルンベルクのお写真を拝見させて
頂いて懐かしく思い出すとともに、ドイツのクリスマス・
マーケットも一度訪れてみたいなぁという気持ちに駆られます。
これからも宜しくお願いしますね。
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