2005/07/15 - 2005/07/15
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フルリーナさん
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アラゴン地方のプレ・ピレネーにSierra Guaraという自然公園があります。たくさんの渓谷や崖がある、荒々しい迫力ある大地です。そのRio・Veroに、前史時代の古代壁画が、切り立った断崖の穴に描かれている場所が点在しています。今回は、その知られざる、渓谷と古代壁画をご紹介します。なお、ここは地中海沿岸ではないのですが世界遺産の「イベリア半島のロックアート群」の一つに登録されているそうです。
※写真・文章の無断転用は禁止します
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AinsaからAlquezarにいく途中にSierra Guara という、自然公園があります。
そのなかにRio veroという渓谷沿いに、前史時代の古代壁画群が残されています。
この辺は、荒々しい野性的な大地で、廃村になってしまっている村々も多いそうです。
この荒れた乾いた大地は、とても芳しい野生のハーブたちの香りで満ちています。
照りつくような厳しい暑さの日でしたが、ふと、風が吹くと、ラベンダーやタイム、ローズマリーなどの香りがそよいできて、疲れがふと癒される気がします。
あまりの暑さにハーブたちもそのままドライハーブになってしまっていたのですが、それでも、その香りは本当に芳しく優しくただよっていました。
ラベンダーやローズマリーやタイムの葉を少しつまんで、クンクンと香りを楽しみながら、歩いていきます。 -
このあたりは、このような深い渓谷がたくさんあります。
岩登り、ラフティング、渓谷トレッキングなど、アウトドアを楽しむには絶好の地です。
目のくらむような断崖絶壁の渓谷です。
この谷底の川沿いにアルケサルから5時間ほどあるくトレッキングコースがあり、素晴らしい自然をガイドつきで体験できるそうです。
アルケサルにはこの渓谷トレッキングやラフティングを楽しむためにウエットスーツを着た人たちがいっぱい歩いていました。
私たちは、母たちを連れていてちょっと体力的に無理そうなので歩きませんでしたが、いつかぜひ挑戦してみたいです。
ガイドのウーゴさんも
「いつか必ず歩いてみてくださいね。ここからの眺めも素晴らしいですが、ここはSierra Guaraのまだ入り口の魅力にすぎませんから」
と言っていました。 -
アラゴンピレネーには、鷹がたくさん生息しています。
この、荒々しい大地に似つかわしい、その野性的で誇り高いその姿・・・。
この切り立った崖から、一気に青く澄みわたった大空に舞い上がる姿は、呆然と眺めてしまうほどの美しさがあります。
ヒゲワシ、ハゲワシ、グリフィンハゲワシ、イヌワシ、ワシミミズクなどが生息しており、たとえば、絶滅の危険にさらされている種類のワシなども生息しているそうです。 -
こんな風に、人物を入れると、この渓谷の大きさがわかっていただけるでしょうか。
-
この深い渓谷のvero川流域の崖に、古代壁画が描かれています。
崖に張り付いた階段を下りて、古代壁画を見に行きます。 -
この日は、町のガイドが無い日でしたので、安全のための柵の鍵がかかっていて入れませんでした。
で、柵を乗り越えて、柵の外から古代壁画を見るという、恐ろしいことになりました。
ちょっと私たちは足がすくんで正面にはいけませんでした。
左側の柵の中に古代壁画が描かれています。
男性陣はこの柵を伝って、壁画を見に行きました。
落ちないでよ〜・・・ -
もちろん、町のガイドツアーがある日は、この柵の鍵が開いていて、中から壁画が見れるようになっているのです。
あいにくお休みにあたってしまった人は、このように柵を乗り越えて、断崖の柵に張り付いて見学することになるようです(う〜ん、怖いよなあ・・・)。 -
見える?見える?
どんな絵?
実際に見てみたいけど、この断崖を柵乗り越えていく勇気がでません。
あ〜、でも帰ってきたら、やっぱり乗り越えてみてくるんだったとちょっと後悔・・・ -
しばし、クラクラしながら
この断崖スリルをお楽しみください。 -
下は深い深い谷であります・・・。
-
ここは、古代人が火を燃やしたので、すすで黒くなっているのだそうです。
しかし、どうして、こんなに切り立った崖の穴に住んでいたのでしょうね。
やっぱり、家族とかで住んでいたのでしょうか。
それとも、孤高の仙人みたいな人だったのかなあ・・。 -
この近辺には、たくさんの古代壁画が残っており、このRio Veroの古代壁画のいくつかは、
はっきりしないのですが、どうもユネスコの世界遺産の「イベリア半島の古代壁画郡」のなかのひとつに指定されているようです。
こちらは人の絵 -
こちらは、鹿の絵です。
この荒々しい自然の中で、どんな人が、どんな人生を送ったのかなあ・・・
この絵をどんな気持ちで描いたのかなあ・・・
なんて、ちょっといろいろなことを思ってしまいました。
でも、この貴重な壁画に、心無い人たちが落書きしたりとかもあるようです。
ガイドをしてくれたウーゴさんが、すごくそのことを怒っていました。
地球のかけがえのない自然も、人間が作ったすてきな想いのつまった遺産も 大切に、大切に、次の世代に受け継いでいきたいですよね。
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この旅行記へのコメント (2)
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- スーポンドイツさん 2009/11/02 09:05:58
- はじめまして
- フルリーナさん、はじめまして
ショコラさんの旅行記からお邪魔しました。
洞窟では「トロヴァトーレ」のアズチェーナが炎の前で占いをしているような場面を想像しました。でも前史!!なんですねぇ〜
可愛い煙突、石造りの家に手入れの行き届いた花・・その側にこんな迫力ある世界が広がっているとは!びっくりしました。
カレンダーで見て行こうと決心され、またはじめての日本人ということで大歓迎♪なにもかも夢のようで素敵です。
すーぽん
- フルリーナさん からの返信 2009/11/03 22:17:50
- こちらこそはじめまして
- スーポンさん。はじめまして。
ご訪問ありがとうございます。
このところ忙しくて、旅行記頓挫中でお恥ずかしいです。
アズチェーナ!たしかに。
スーポンさんもオペラお好きですか?
私も大好きです。
この辺はほんとに手付かずの自然が残っていて
なんともワイルドですごい場所でした。
今年カヌさんが夏に行ったのですが、熱くて大変だったようです。
そちらにもお邪魔しますね〜。
これからもよろしくです。
・・・あ、もしかして旅行記に投票いただきましたか?
もしそうでしたらありがとうございます。
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