2005/12/06 - 2005/12/06
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SUR SHANGHAIさん
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シチリア州の州都パレルモから古代カルタゴ人の遺跡が残るソルントを経由して、タオルミーナへ移動開始!
シチリア島の北海岸に沿って伸びる高速道路A19号線とA20号線。
A19号線がA20号線にかわったあとのチェファルからS. AGATA DI MILITELLOの街の間はトンネルばかりが続く道。
そのせいかここは有料。
と言ってもチェファル側の料金所で0.8ユーロ、S. AGATA DI MILITELLO側で0.5ユーロで、旅行者にはうれしいお値段。
注: 上記のお値段は05年12月上旬のものです。
このS. AGATA DI MILITELLOから、AVISの地図では黄色の実線で示される地方道289号線と120号線で見るエトナ山の眺めがすばらしい!
お天気がよければ、車で島を回る方にお勧めのドライブ・ルート。
途中には1524mの峠越えもあって、南イタリアの島シチリアの持つイメージも一変します。
エトナ山の画像を中心にご紹介します。
表紙の画像は、エトナ山の裾野に向う途中の道からの眺め。鳥たちもねぐらに戻る午後4時近く。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
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シチリア島の北海岸を通る高速道路A19号線とA20号線。
A19号線がA20号線にかわったあとのチェファルからS. AGATA DI MILITELLOの街の間は海岸沿いでもトンネルが連続。
景色が全然見えない…。(^^ゞ -
トンネルとトンネルとの合間に見えた岩山の上の町。
シチリアは、岩山の上にできた町が多い島。 -
料金所にはパスを持っている人用、無人、有人の3種のブースがありましたよ。
無人ブースの機械の使い方は簡単。
画像左側の緑色の三角がある口にカードを入れると、右側に料金が表示されます。
それと同時に中央のコイン受けが出て来るので、料金を入れます。
コイン受けの下にお札を入れる口もありました。
これはA20号線のS. AGATA DI MILITELLOから地方道289号線に出る時に使った機械。
コイン受けが手前に口を開いている場面。 -
海岸沿いのS. AGATA DI MILITELLOから、AVISの地図では黄色の実線で示される地方道289号線に入って間もない頃に通った奇岩の立つ集落。
-
そのあとの289号線は高度が増す一本道。
紅葉の美しい場所もあったけど、光の加減が…。
1524mのMIRAGLIAの峠を越す頃は、南イタリアの島シチリアのイメージは一掃。
寒々しい景色。 -
峠周辺の景色もシチリアとは思えない。
-
高度が下がって、エトナ山の裾野が迫って来た頃。
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289号線と120号線の三叉路に位置するCESAROの小さい町。
この町の手前からエトナ山が見え始める。
ん〜、山頂が雲でよく見えないな〜。 -
これはCESAROの町外れから見たエトナ山の北西側の様子。
ここからはタオルミーナ方向へ向う120号線。
エトナ山の標高3323m。
でも、富士山のように急な傾斜ではないので、思ったよりは高く見えない。
それでも山頂付近には雪が。
もう少しその顔を見せてほしいなあ。 -
富士山を平たくした感じのエトナ山。
裾野が大きく広がっているのがよく分かる。 -
お、雲が去ってエトナ山が顔を見せ始めた!
これは午後4時にはたそがれの雰囲気になる12月始めの3時頃。
日の長い夏にはもっと遅い時刻まで見えるかも。 -
またエトナ山が雲の中に隠れないうちに、早く早く!と車を停める場所を探すSUR SHANGHAIとその旦那。
手前の木立も青い空に浮かぶ雲も美しい。 -
やっと景色が大きく広がる所まで来て停車。
画像右手のエトナ山の裾野に見えるのはBRONTEの街? -
そろそろねぐらに帰るらしい鳥も飛んで行く。
白い雪を頭に乗せたエトナ山と、手前の緑の山との対比。
こうして見ると、あんまり高いように見えなかったエトナ山も堂々とした姿。 -
こんなエトナ山が見られるなんて、シチリアに来てよかった!!
…と、こればかりはSUR SHANGHAIの旦那も感激。 -
夕暮れも間近くなってきた。
静かな風景。 -
シチリア島北岸のS. AGATA DI MILITELLOから、地方道289号線を南下する道筋では、エトナ山はいつも行く手にそびえる。
タオルミーナを目指すSUR SHANGHAIとその旦那は、このあと120号線に入ります。 -
タオルミーナ方面への120号線にあるエトナ山裾野の町ランダッツォに近づくと…、
-
…エトナ山の山容も徐々に変化する。
さっきまで見ていた山と同じ山とは思えない。 -
ランダッツォの町の入り口で見た紅葉。
シチリアで紅葉狩りするなんて不思議な感じ。 -
ランダッツォの町から見るエトナ山は扁平。
でも、エトナ山の脅威を示すものがここにはあります。
これは溶岩流の痕。
ずいぶん新しく見えるけど、これは04年の噴火の時の物?
かろうじて生き延びたらしい木々が赤や黄色に色づいていた。 -
これらの家は溶岩流から逃れられたのか?
それとも後で建てられたものなのか?
黒々と堆積する瓦礫の上の家のよう。 -
エトナ山の溶岩流の痕が広がる裾野。
今は冷え切った瓦礫のように見えるけど、その規模にびっくり。
噴火当時はどんなに恐ろしい光景だっただろう。 -
ここはランダッツォの町外れ。
エトナ山の溶岩流の痕を上から見てみようと、もう日が暮れかけて暗くなり始めた斜面をちょっと登ってみる。
すると、溶岩流の痕を横切って造られた車道が眼下に。
車が通っているのがこの画像で見えるかな? -
ランダッツォの町を出ると、また岩山の上に出来た町も見えて、寄ってみたいとは思うものの、この日はタオルミーナまで行かなくちゃ。
-
日も暮れた。
教会の上に懸かる猫の爪のような細い月。 -
すっかり暗くなってからのタオルミーナ到着。
さあ、明日はもうシチリアを出る日。
次のタオルミーナ編で、この旅も終わり。
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この旅行記へのコメント (6)
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- デコさん 2006/06/10 21:59:37
- シチリアのドライブ
- ステキな風景の連続に1票です。
レンタカーならではのよさが伝わってきました。
私も行ってみたいと思いました、
でも、ペーパードライバーではなかなか実現しそうになく
つい、公共の交通機関でまわれる所ばかり・・・
SUR SHANGHAIさんのページで、楽しませていただけました。
ありがとうございました。
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2006/06/11 19:15:00
- RE: シチリアのドライブ
- ご訪問と書き込み、ありがとうございました。m(__)m
旦那との旅行の時は、レンタカーもよく借りますが、一人旅の時は私も公共交通機関での移動ですよ。(*^_^*)
1人だとやはり不安ですし、自分の運転技術もそれほどなので…。(^^ゞ
レンタカーでの旅も、公共交通機関での旅も、それぞれ違った面からその国を知ることができますし、どちらもいいものだと思ってます。
その時々の時間をどう過ごすか、という内容と気持ちの持ち次第であれこれ楽しめるのが旅のいいところですね。
いい旅しましょう、お互いに! (*^_^*)
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- kioさん 2006/01/01 21:15:32
- シシリアン・マフィア(^-^;
- ご無沙汰していました〜 本年も宜しく!
そしていつも書き込み頂き有り難うございます
SUR SHANGHAIさん シシリー島に行ったんですか〜
自分が行きそびれた島ですねん(^-^;
なんせ妙にマフィアの巣窟イメージ多々ありで(笑)
マフィア映画の観すぎか〜(爆)
戦前、アメリカの裏社会を牛耳るマフィアの王道を歩むものは
シシリア島出身でなければならぬという不文律があったやに
聞きます。かの禁酒法時代に財をなしたアル・カポネでさえも
ナポリ出身ゆえに地方マフィアの域を出る事は出来なかったそうな
今はシシリアン・レモンのイメージ(笑)
最近の日本のレモン果汁入りのソフトドリンクには
イタリアンレモン果汁使用と明記してるほどイタリアの
イメージが良いという事なんだろうねえ
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2006/01/02 01:56:58
- RE: シシリアン・マフィア(^-^;
- kioさんがシシリーに行けなかったのは残念でしたが、「行ったら、ただではすまない何かが起こる。」と言う虫の知らせだったんでしょうか。(^○^)
この世のものではないような、前代未聞のハードボイルド・ノンフィクションができていたかも、ですね。
南欧でよく見られるような小柄なシシリーの人たちですが、鳥打帽をかぶったおじさんたちが群れているのは、その眼光も相まって迫力がありました。
一種得体の知れぬ南欧の光の中の陰の部分を見た思い。
- kioさん からの返信 2006/01/04 19:52:33
- RE: RE: すげぇ〜〜 イメージできますよん
- >南欧でよく見られるような小柄なシシリーの人たちですが、鳥打帽をかぶったおじさんたちが群れているのは、その眼光も相まって迫力がありました。
一種得体の知れぬ南欧の光の中の陰の部分を見た思い。
もうイメージがビジュアルに浮かんでくる
いい文章だと思います。
鳥打帽の色は黒、、彼等は石畳の上を少し前かがみに歩いていたりする、、
誰もが赤銅色に焼けた肌に、人を射る様な眼差しを持っている。
得体の知れぬ様は彼等が連綿と背負ってきた歴史のオーラを
彼等が放っているからに他ならない、、、
ってここまで書いて何を云いたいのか 自分で判らなくなってきました(・・;)
まあ そんなイメージということで(*^_^*)
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2006/01/04 22:03:04
- RE: RE: RE: すげぇ〜〜 イメージできますよん
- ≪シシリーには旅人をハードボイルド作家に仕立て上げる力があるなり。≫
と、拝察いたしました〜。(^○^)
−−目深にかぶった鳥打帽から時折覗く、暗い光を宿した目の男たちは…、
ひゃ〜、映画が一本出来ますね〜。 キャッ!!(*^_^*)
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