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パリ篇

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2003/04 - 2003/05

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morikentさん


パリ篇
土日の二日間はいっこうさんと別れて単独行動させてもらうことにし、パリにも行ってみた。おぉパリ。
ロンドンからはユーロスターという新幹線みたいなもので3時間で行けちゃうのだ。
3時間電車に乗っただけで別な国、というのはどうも不思議な気分だ。
しかも言葉が違う。「ボンジュール」とか「メルシー」とか、オィオィほんとに言ってるよ!とワクワクする。
僕はフランス語はまっったく判らない。書いてある字を見てもさっぱりだ。
バスに乗ってみたのはいいがお金の払いかたがどこを見ても判らず、結局こっそりとタダ乗りしてしまう始末であった。

時間は少なかったが、どうしても見たい絵があったので日曜日の昼間はルーブル美術館へ。
まず、ルーブルにはモナ・リザがある。
思ってたよりも随分小さい。
この絵の前だけは一方通行の行列になっていて、近くでは立ち止まってゆっくり見ることができない。
行列から離れた少し遠いところに立って、眺めることにする。

昔、子どものころ、モナリザの絵が何となく怖かった。
多分、あのなんとも言えない暗い雰囲気と、その割に意味不明な微笑とのギャップをどうも薄気味悪く感じていたのだと思う。
でも、ちょっと怖いから余計に見たい、そんなかんじだ。
気がつくと我ながら随分長い時間見ていた。
いつまでも見ていられる絵なのだ。惹きつけられちゃうというのはこういうことか。

そして、フランス大作絵画の部屋。ここに、どうしても見たかった絵がある。
ドラクロワである。民衆を導く自由の女神。
東京に来た時には、きっとものすごい人だろうと思ってハナっから見に行かなかった。
でもその後なんだかあの絵が気になって気になって、今回どうしても見たかったのだ。

大きな絵だ。
最初は、ただ実物が目の前にあるというだけで興奮してしまっていて、絵そのものをうまく見られない。
前に座って、落ち着いて見られるようになってくると、徐々に鳥肌が立ってくる。
絵そのものの持つパワーみたいなものがすごいのだ、と思う。
描かれているテーマのせいもあるだろう。見れば見るほど、ゾクゾクする。
僕は、大きくて、人がたくさん描かれている絵に弱いのだ。単純だがな。
またしても絵の前で泣きそうになる。この絵を見られてよかった。

しかしパリはいいところだった。
今回はエッフェル塔・ポンヌフ(映画「ポンヌフの恋人」の舞台になった橋)・カルチェラタン・シャンゼリゼ・凱旋門…と
王道コースを回っただけだが、ダラダラ歩くには本当に楽しい。どこへ行っても街がきれいだ。
確かに噂どおり犬のウンコはそこらじゅうに落ちてはいるが、それさえもパリだ!と思わせてくれる。気をつけて歩いてりゃ大丈夫だろう。
日曜日にはどこのお店も閉まってしまって、頼まれてたワインを買うために開いてる酒屋を探し回っているうちに
いつの間にかちょっと怪し気なエリアに紛れ込んでしまったが、それ以外は特に身の危険を感じることもなく、お気楽に歩いていられた。
泊まったホテルのすぐそばはムーラン・ルージュ。なんか観光っぽいキャバレーだ。次は入ってみたいな。
ホテル周辺も少し治安の悪い地域だったようだが、「ムッシュー」と声を掛けてくる客引きも何だかおもしろかった。


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