2005/10/31 - 2005/11/02
5924位(同エリア6985件中)
konさん
僕の旅に理由はない。旅をするために、あれやこれやと理由を作ることはあるけれども。
今回は、格安チケットが取れたのでイタリアへ行くことにした。イタリアには、3年前の12月に格安ツアーで行ったきりだ。そのときは、ベネチア、フィレンツェ、ローマと回った。けっこう自由時間の多いツアーだったので、ずいぶんと石畳の上を歩いた。おかげでツアーから帰ってしばらくしても足が痛かった。そんなに足が痛くなるまで歩いたのは、やはりイタリアが魅力的だったからだ。
今回の旅では、そこまで観光に時間を割かず、瞑想したり温泉に浸かったりする時間もとりながら、一人旅をたのしみたいと思った。
いつものことながら慌ただしく出発の用意を調え成田に到着したのは、デパーチャの一時間前だった。はじめて乗るアエロフロートは、思ったよりもちゃんとした飛行機だった。チェックインの時に、係のお姉さんに「今日は混んでいますか。」と訊いたら、「いえ、今のところ混んでませんけど・・・。」と応えた。
一時間前でこんでいないならガラガラだろうと思い、「通路側で隣に人のいない席でお願いします。」とリクエストした。飛行機は窓際から埋まっていくものなので、真ん中の席をリクエストしておけば、まず隣に人は来ないだろう。長い道中、これはとても重要なポイントだ。3人席や4人席を独り占めできれば、横になって行くこともできる。長時間座ることの多い私には、これはありがたい。つい先々週は、北海道を二日間で九百キロメートル走って、背中が痛くなってしまった。カイロプラクティックと気功でよくなったものの、ぶりかえさないように気をつけないといけない。
登場までの時間はあまりなかったが、機内で食べるものを購入する。おにぎりに、サンドイッチにカレーパンにベーグルにお茶とミネラルウォーター。全部で二千円くらいもしただろうか。アエロフロートは機内食がひどいという話を聞いていたので予防策だ。私はだいたいどのような食事でもおいしく食べる方なので、杞憂だろうと思ったが、ローマに着くのが深夜でもあるし、サンドイッチなら二三日は保つだろうから買い込んだ。
機内に入ると、もう十三時近く、昼飯のことをすっかり忘れていたことに気づいた。お腹も誘うので、飛び立つ前からおにぎりとビールを開けてしまった。梅干しおにぎりのなんとおいしいこと。日本人に生まれて良かったと思う瞬間である。お米もしばらく食べられないなぁと感傷にひたっている内に飛行機は離陸体勢へ、すんなりと離陸した。離陸体勢になる直前までパソコンを開いていたのだがお咎めなし、携帯もオーケーだった。この飛行機内でも電子機器の使用については、航空会社によって対応が違う。日系のキャリアは、機内に入った瞬間にどんな電子機器も使用不可だ。機体は一緒なのだから、統一してもらいたいものだ。
アエロフロートの機内はブルーの合皮シートにオレンジ色のヘッドカバーとシートベルトで、独特の雰囲気がある。ロシア人のセンスは変わってるなと思った。シートは予想していたとおり3人がけを一人締めできた。半分以下の搭乗率だと思うが、乗っている女の子がロシア美人ばかりでびっくりする。格安航空券だが、お得な気分だ。日本人の搭乗者も女の子が多い。この便はモスクワ経由ロンドン行きなので、ロンドンに留学や観光でいく女の子が多いのだろうか。
機内サービスのワインを飲んで少し気持ちよくなり、ウトウトしていると金髪のスッチーに起こされた。おしぼりをくれた。そろそろ、機内食なのだろう。天井にぶら下がっているブラウン管モニターは、もうハリウッド映画が流れている。フィギュアスケートの映画なので、ロシア映画かと思ったのだが、WOWOWで観たSex&The Cityというアメリカドラマで奔放な女性を演じていた女優が、どうやら猛烈コーチの役のようだ。私は真ん中のキャビンの一番後ろの席に座っていて、前に6つのモニターが見えるのだが、それぞれ色調がちがっておもしろい。左奥はテレビドラマの様だし、左手前は70年代の映画のようだ。
音声は聴いていない。耳にはノイズキャンセリングヘッドホンをして、お気に入りのロックを聴いている。この機体は小さいからかもしれないが、かなりうるさい。けれども、このヘッドホンに大音量でロックを聴いていれば、あまり気にならない。これでずいぶん疲れないだろうと思う。
隣の席の女の子二人はパリに行くようだ。食事を終えた一人は寝てしまったようだ。もう一人はなにやらガイドブックを真剣に読んでいる。二人の旅行が安全なものとなることを祈る。
http://onari.jp/
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アエロフロート(成田−モスクワ)機内食です。日本から積んでいるものだけに、他の航空会社のとたいして変わらないです。
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アエロフロート(成田−モスクワ)機内食(軽食)です。
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アエロフロート(モスクワ−ローマ)機内食です。鳥インフルエンザがはやっていることもあり、ビーフをチョイスしました。味が濃いですね。パン用にバターが付いているのですが、それをこのビーフシチューに入れると、なかなかマイルドな味になります。
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空港に到着したのが夜10時過ぎだったので、あわてて市内に向かう、レオナルド・エクスプレスに乗りました。車内はブルーを基調としていて機能的な感じです。空港からローマ市内までは、9.5ユーロです。
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翌日、サンタンジェロ城近くのリストランテに12時に入りました。こちらは、お昼は13時からなので、お店の人はまだリラックスモードです。給仕さんに強くフィットチーネを進められました。他のメニューは時間がかかるようでした・・・(^^;
まあでも、この時間はローマッ子の素の顔が見られる時間なので、リストランテに入るといいです。このときも、近所の親戚のような人たちが、子供をつれてガヤガヤと入ってきました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- osdさん 2005/11/24 12:24:30
- 初訪問です。よろしく…(*^_^*)
- KON さん
初訪問しました。
こまごまな事に気遣いしながら、旅なれた落ち着いた感じの出発。…が面白そうな雰囲気…。
エアロフロートの説明も丁寧、具体的で参考になります。(かって’03年トルコ行の時は機内毛布が足りず。エアコン風邪でヒドイ目にあった)
これからの展開を楽しみにしています。
(前作の旅文も、これから読ませていただきます。)
- konさん からの返信 2005/11/24 13:04:22
- RE: 初訪問です。よろしく…(*^_^*)
- メッセージありがとうございます。
いつも、旅行から帰ってから書こうと思うのですが、なかなか書けませんでした。でも、今回は旅先でずいぶん筆が走りましたので順次アップしていきます。
おたのしみに(^^)/~
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