2003/11/21 - 2003/11/21
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こまちゃんさん
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1997年9月に中国駐在を終えた後、初めて行く広州は6年ぶり。。。
何の用事で行ったのかを、今となっては思い出せないのだけど、爺ぃの親戚連中から「おいでおいで」と言い続けられているウチに、行かなくてはならないという義務感に苛まれた結果かと・・・(~_~;
なので、広州市ではなく、番禺区(番禺市だったがその頃に広州市番禺区となったそうです)に、19日から23日まで居りた。
滞在中、21日には番禺で有名な観光施設、「寶墨園」へ行って来ました。小さな庭園内で繰り広げられる、昔を思わせる建物や庭園の造りに圧倒されながら楽しんできました。中にある博物館のような展示室は、下手な博物館よりも充実していました。
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寶墨園正面にて。立派な楼門が素敵です。
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中にはいると、急にお天気が良くなりました。
30元払って入るからには、こうでなくては!・・・? -
故宮を思わせる龍の石彫刻。
その立体感の厚みに感動!!
流石、端渓硯の里「肇慶」を持つ土地柄だ。 -
入って正面にある石碑(表側)。
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石碑の裏側。
裏は詞が書かれている。 -
石碑の正面全図。
世界一の石版彫刻として、ギネスブックに登録されています。 -
石碑の後には小さな川が流れている。
この小川は、公園全体に繋がっており、流れに任せて沢山の鯉が、威勢良く泳いでいた。
(かなりの早さで。画像の鯉も鯉の上に鯉が乗っちゃってる感じですね) -
小型園林。
一つ一つの造りが、その空間を尽く充実させており、我々を満喫させてくれる。 -
小池には亀が沢山居た。
どんどん増えている感じ・・・ -
旧城下にはこの様な建物が沢山並んでいたのでしょう。
ここは最初に出逢う建物で、中は画家を讃えた展示室になっている。 -
その建物の屋根の造り。
陳氏書院(陳家祠)もこんな感じだった。
華南地方独特なものでしょうね。 -
その部屋の中は、広東省の有名画家「趙少」を讃えるもの。
沢山の作品が並んでいた。 -
趙少の国画コーナー。
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街並み沿いにも、さっき話しした小川が流れている。
所狭しと言った感じで、鯉たちが泳いでいるのが綺麗だ。 -
広州の造園技術は素敵ですね。
他では見られない出来映えなので、中国と一言では片付けられません。 -
その小川の鯉を見てみましょう。
鯉の上に鯉がのしかかっている・・・
喧嘩みたい。。。(ーー; -
拡大してみました。
金魚じゃありません、、、鯉です。
大過ぎ・・と感じる程。
絶叫しているのが1匹見えますね。。。(^^; -
楼閣式回廊添いには、盆栽のような庭木が並んでいます。
上海でも蘇州でも、このように厚みを感じる庭木とそのレイアウトを見た事がありません。 -
小川と庭木と回廊が絶妙な寶墨園境内。
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資料館のエントランスには、素晴らしい龍柱があしらってあります。
他だったら、派手派手な配色の木柱暗いが関の山でしょう。
柱の根本まで施された彫刻を、舐めるようにして見てきました。 -
そのウチの一本。
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別の柱と天井絵。
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柱の彫刻は全て龍だけど、それぞれ違っていて、見る価値充分。
こうやってみていると、時間が過ぎるのが早くて早くて・・・
それと共に、足も痛くなってきますが・・・(~_~;
右が資料室入り口。 -
資料室の中。
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すごい大型の絵皿。
ぼけてしまって済みません。。。 -
花瓶色々。
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山水画に見立てた石板画。
石の断面を利用するもので、絵に近い物を取り出すのが一苦労な美術品。
絵ではない物の、人が導き出す作品の一つ。 -
玉の飾り物コーナー。
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大型の玉製品。
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古い大型青銅器。
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広州の名産の一つに鍾馗像がある。
通常は佛山の公仔と呼ばれる瀬戸物などの焼き物だが、こちらは銅製の置物。 -
正面を出た所の広くなった回廊の様子。
とても綺麗で素敵な感じ。 -
再度庭園を奥へ進む。
実際は園内を回っているのでしょうけど、奥へ進んでいる感覚。 -
広い池に出る。
鯉たちも喜ぶポイントみたい。
こじんまりとした噴水が、粋な演出になっている。
中国の常識では、噴水一つ取っても派手な物ばかりだから、こう言うのに出逢うとがホッとする安堵感がある。
庭園はこうでなければいけない・・と思うのはこまだけなのかな・・・? -
一寸引き返して、先ほどの資料室の全景を。
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池の側にある石板。
こちらは中国で著名な「清明上河圖」。
橋の付近が、北斎の東海道五十三次、日本橋の感じに似ている絵。
中国に残されている古画は、一部欠損しているらしいと言う事が、この石板作成時に判明。 -
元画を部分拡大していて判ったと言うことで、新聞沙汰にもなったと説明に書かれている。
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場所は、左手の荷車を引く馬の所で、荷車の半分が無くなっている。
元々の絵が分離型だった物で、薄く切り取られているようだと書かれていた。
なので、縦に細長い絵の一部がないと言う事になっている。 -
石板前の小川の鯉。
人が来ると、この様に寄ってくる。 -
鍾乳石で造った園林。
ドライアイスにはびっくり・・・ -
園内にあったバラ園。
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周りを楼閣式回廊で囲ってあり、そこから眺めるのかと思っていた。
すると、中にどんどん人が入って行く。
こまも入って写真を撮ってきた。 -
流石に、花壇内へは入れません。
中国の人は平気で入りますが、こまは通路から撮影。 -
立派な水上楼閣。
蘇州にいるような感じだが、このオレンジの色遣いは華南地区を感じさせるもの。 -
出口手前にある色々な楼閣や楼亭たち。
暫し、色々な建物でお楽しみ下さい。 -
楼亭。
園林の代表格、蘇州のそれとは一味も二味も違った造り。
建物もそうだが、その周辺、環境作りがソツが無くて素敵。 -
楼閣、観景楼。
池も小川も、兎に角綺麗。
広州方面の衛生は、大陸各地を抜きん出ている。
中国は、首都でさえ「あの」有様だ。 -
水上楼亭。
番禺のこの場所は、回りに建物が少なくて、コレが又味付けなっている。見たい対象物だけが目の前に広がる・・・この贅沢感は郊外型でなければ味わえないのが残念。
日本のように、高さ制限や名所旧跡周辺の「限界制限」を殆どやらない。(かなり少ない)
空いた土地は、金持ちが必要とあらば全て売ってしまうのだ・・・。 -
正面に戻ってきました。
陰ってきた所で改めてみると、この石板の彫刻も厚みが深いですね。 -
ここを出ると、こまは満足して家路に就きます。
ここは凄く素晴らしい、満足の行く庭園でした。
明日は同じく番禺の「夜間動物世界」へ行きます。
香江動物公園内にある大きな野外動物園。
園内には色々なイベントホールがあり、ホテルもあるので、特に東南亜細亜のお客さんが多い施設。
では、続いて夜のサーカスをお楽しみ下さい。
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