2005/08 - 2005/08
601位(同エリア604件中)
tasaさん
この夏は、礼文島を目指した。1泊3日と、かなりの強行日程である。
いつの頃から礼文への思いを強めていたのか定かでない。北海道を離れる前に、一度は行っておかなければならないと、何か強迫観念もあった。
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時間とお金の都合で、札幌から特急に乗り込んだ。普通座席だったが、幸いお隣が空いており、体を横にして寝ることが出来た。もちろん体を丸めねばならなかったが、しばらくもぞもぞ動いて適当な角度を見つけると、案外苦なく寝られた。ただ、眠りは浅かったようで、4時くらいに一旦、目が覚めてしまった。列車はもやの中を進んでいた。次に気が付いたときは、後10分ほどで稚内に着く頃だった。森の中ではなく、一面が笹に覆われた大地を走っていた。私は、このような風景は北海道独特のものだと勝手に思っている。
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北海道に住んで5年目だが、稚内に行ったのはこれが初めてだった。それまで、色々な人に聞いていた通り、なんだか寂れた雰囲気のまちだった。とはいえ、駅に着いて私はすぐにフェリーターミナルに向かったので、これはほんの一瞬の印象でしかない。
危うく利尻行きの船に乗りそうになりながら、出航ぎりぎりで礼文行きに乗り込んだ。青函連絡船に一度乗ったような記憶があるが、船はこれが初めてといっていい。座っていると酔いそうだったので、風にあたる甲板に立って、船が水を割って進む様子を見ていた。 -
団体旅行のご老人たちが、お菓子を手に持って、かもめに与えようと身を乗り出していた。一見、微笑ましく思える。しかし、野生動物を餌付けすることに何の疑問も、そのような認識の欠片さえも持ってないことに少々失望した。
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礼文は晴れていた。島の緑がまぶしかった。YHのスタッフが出迎えてくれた。宿までの車の中で、このYH特有の洗礼を受けることとなった。途中の峠で、私は「羞恥心」を捨て去らなければならなかった。
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宿は島の南西にあり、崖の下にしがみつくように建っていた。
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