2005/11/07 - 2005/11/09
21466位(同エリア25804件中)
きっちーさん
ソウル2日目。
表紙の写真は夜ですが、まだ終わってませんよ~(笑)。
どんどん行きましょう。
昌徳宮⇒刑務所歴史館(というか日本による拷問処刑館)とまわってお次は「徳寿宮」(トクスグン)⇒「国立中央博物館」(クンニプチュンアンパンムルグァン)⇒東大門(トンデムン)へむかいます。
ややハードスケジュールですが、ツアーじゃないからできること。
免税店などで足止めされなければ、結構まわれちゃうものなんです。
あ、銀政は免税店勤務だった。
すまん。
免税店が悪いんじゃないのよ。
いっつも安いツアーで行こうとする、私がイカンのよ~。
ごめんね、銀政!
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-
2時ちょっと過ぎくらいに、「徳寿宮」(トクスグン)へ到着。
朝鮮王朝には、世界遺産昌徳宮とは別に、もうひとつの宮殿がありました。
残念ながら、宮殿は2度にわたる豊臣秀吉の朝鮮侵略(韓国では「王辰倭乱」「丁酉再乱」と呼ばれ、日本では「文禄・慶長の役」と呼ばれています)によって、すべて焼かれました。
徳寿宮は、もともとは、王の兄の私邸でしたが、その後、正宮殿としても使用された歴史ある建物です。
ハングル文字の発明編集者である、お兄ちゃんのどでかい像も、ドーンとたってます。
今回はおもに「宮中遺物展示館」を目当てに足を運んでみたのですが・・。
がーんっ!
やってなーい!!
2005年11月1日から2006年1月30日まで休館!
そのうえ、「宮中遺物展示館」自体、12年間の歴史を閉じて、2005年8月から「景福宮」に移ってしまったとのこと。
えーん。
下調べが甘かった。
「まあ、しょうがないか」と、あきらめて時計を見ると・・・。
はあっ?
おいらのGショックが消えとる!!
カバンのたすき部分につけといたのに!!
徳寿宮の入口で時間を確認したので、そのときまであったことは間違いないのに。
あわてて、歩いたところを再度引き返してみたものの、見つからず。
くう〜!
あれは、「黒夢」の限定Gショックで、いままで私と数々の旅を共にした、タフなやつだったのに〜!
気に入ってたのに〜!
「いくらのなの?旅行料金を安く上げても、高い時計落とすなんて馬鹿ねえ・・」
って、お母さん!
あまり昔なので、さすがにいくらだったか覚えてないが・・。
キズに塩を塗りこまないでよ・・。
くすん。 -
私と数々の旅を共にした、タフなヤツ「黒夢」の限定Gショック(しつこい?)を、失くしてしまい、一気にテンション下げ下げになった私と、今回せっかくソウルにいるのに「特に行きたいところはない」という、じゃあ何で来たのか不可解な母の2人は、次に国立中央博物館へやってまいりました。
はあはあ・・。
3時です。
中途半端におなかが空いてきました。
しかーし!
急に元気になる、母上。
朝鮮半島の青磁はチョ〜有名ですが、考古学やら、陶磁器など、ウチのお母さんそういうの好きなんです。
「どこから行く?」
と、かなりうれしそう。
いいっすよ。
あなたの好きなところからで。
国立中央博物館は、地下鉄4号線「二村」駅でのリニューアルオープン!
その記念で、ただいま2005年12月31日まで、入場無料です!
ただし!
ご注意を。
チケットは必要です。
入口を、素通りはダメです。
なのでついたら、チケットだけはチケットボックスで、もらってから入館しましょう。
入場人数だけは、把握したいんでしょうか?? -
日本列島には、古くから住んでいたアイヌをぬかせば、だいたい5〜6つのルートで人が渡って来たと、聞いています。
そのひとつが間違いなく朝鮮半島であったと感じさせる、遺跡の数々が展示されています。
奈良、飛鳥時代以降も多くの技術者集団が、日本の仏教美術や建築、装飾を指導・協力しましたが、お墓の美術なんかおんなじですね!
見たことあるある! -
こ、これも!
白虎・青龍・玄武・朱雀。
どこの国に生きていようが、人間である限り、祖先をたどればアフリカへ行き着くのでしょうが、それにしたって、こういうものを朝鮮半島で目にできるのは、感激です。
まあ、レプリカだったんですが(笑)。
それでも、カンドー。 -
お、お棺?
閉めるときどうすんだろ??
・・・なんかこう、痔の薬というか・・。
まあ、いっか・・。
昔の人の趣味だし・・。 -
黄金の頭飾り。
-
見えますでしょうか?
こんな風につける物なのです。
この写真の、再現衣装は3日目に行った、「国立民族博物館」に展示されています。 -
有名な王冠。
教科書の写真で見たことある〜! -
これも3日目の、「国立民族博物館」の再現衣装。
解説が読めないので、こうやって写真を並べると、どう使われていたのか、わかり易いです。 -
白磁に青磁。
つややかでびっくり。 -
国宝には国宝マークが!
-
なかなか写真では伝わらないものですが。
私のテクでは、当然ムリ(笑)。
それでも、フラッシュを使わなければ、撮ってもいいところが海外の博物館のいいところ。
国宝ばかり撮ってきました。 -
白磁・青磁共に、数が圧倒的に少ない。
国立博物館のわりに、3分の1が寄贈品の展示という、ちょっと唖然としましたが、戦争と植民地政策のもとで、破壊されたり国外へ流失したりしたのでしょうか。
建物が立派なだけに、非常に残念です。 -
私の好きな宗教美術。
どこの宗教も、権威を誇示するために芸術を取り込み、共栄共存をはかります。
さらに、グローバル化すると、その土地土地で受け入れてもらうために、同じものであっても、どことなく土地柄を感じさせる部分が出てきます。 -
朝鮮半島の仏像ヘッド。
-
インドネシア仏像ヘッド。
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典型的なガンダーラ仏ヘッド。
おもしろいですよね〜。
それぞれ特徴が出ていて、好きです。 -
だんだん日が暮れてきました。
さて、国立中央博物館イチオシの展示は「半跏思惟像」です!
ダヴィンチの絵画のように、撮影禁止、照明を抑え、人数制限、警備員あり、の個室展示になっています!
京都・広隆寺の弥勒菩薩半跏像、奈良・中宮寺の菩薩半跏像。似てる!そっくり!
やっぱり、こっちから技術者集団が日本くんだりまで行ってたんだなあ、すげーなー。と、いう感動が味わえますので、ぜひどうぞ。 -
観光客も多いのですが、目を引くのは地元のラブラブカップル。
あたらしいし、無料なのもあるでしょうが、ソウルの博物館や文化施設はすごく安い!
屋台のおでんと同じ料金で、こういった施設へ入場できるのです。
おでん一串、1000ウォン。約100円。
日本だったら、1500円以上かかるのでこんな風に、カジュアルにデートコースに入れたり、若い人達が気軽に来られたりはしないでしょう。
うらやましい限りですが、銀政に言わせると、地元ではこれでも無料にすべきとの声も多いそうで、日本ももっと安くすべきだー!
なんとかしろー。 -
そのお高い(笑)、上野の博物館からの貸し出し品。
撮っちゃった。 -
仕事帰りの銀政と待ち合わせの、「東大門」(トンデムン)駅周辺。
待ち合わせまで時間が余ったので、うろうろ見物。
ギャル系のファッションビル。
オヤジ系の飲み屋。
バックパッカーが喜びそうな屋台。
「完全なニセモノあるよ〜」
「ありえないブランドがあるよ〜!」
変な呼び込みに、思わずウケてしまいます。
新宿と渋谷を合体させたようなところでした。
魚介系のチゲ屋さんが並ぶ通り。
「日本語メニューあります」の張り紙もちらほら。
楽しく物色していると、
「鄭さんが来てから、知ってる店につれてってもらいましょうよ!」
と、お母さん。
警戒心むき出しです。
そんなに心配せんでも・・。
くらべものにならないほど、怪しい店で食べたこともある・・という言葉を飲み込みます。
言えん。
1人旅の秘密は・・。 -
見てください!
この屋台!
食べたくなるでしょ?
できない韓国語で、「ヨボセヨ。ハナ、チュセヨ〜」って言ってみたくなるでしょー?
「おなか壊すでしょ!きれいなトイレのあるお店がいい!」
おかーさーんっ。 -
結局、銀政につれられ、コギャル系ファッションビルの上層部にあるフードコートへ。
ぶーぶー。
つまんなーい。
せっかく銀政がいるのにィ〜。
穴場のお店につれてってほしいのにィ〜。
あ、でも、銀政が全部おごってくれました。
すまん。
押しかけたうえに、案内させ、おごっていただき・・。
ありがとうございますっ!
また来ますっ!
って、イヤ?
銀政、イヤ??
トイレはきれいで、お母さん大満足。
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