2003/04/20 - 2003/04/20
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こまちゃんさん
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退職者から希望者を募ってのシルクロードの足跡を尋ねる旅行。
2つめの目玉は、やはり莫高窟ですね。
西安の兵馬俑坑も見物でしたが、こちらも聞きしに勝るスケールです。
実は、爺ぃの友人の一人に、蘭州にある「敦煌研究院」の所長を務めていた女性が居るのですが、上海を出る前にその人に連絡したら、「じゃあ、◎主任に連絡しておくから、入る前に尋ねてね」と言われました。
「どういう事?」と画家爺ぃさんに訊ねると、「そんなもんカンタンじゃよ。何か良いことがあるんじゃよ♪」との返事。
「なら、メモ録用のICレコーダやマイクロレコーダ、シンセサイザーチューナーのラジオなどが余ってるから持ってこか?」と言うと、「そりゃ非常ナイスじゃ!!」と言う事で持参して、現地で「お楽しみグッズ」みたいにバッグに詰めて持って行きました。
ゲートを越えてから脇道に進み、研究院の事務所に立ち寄ってご挨拶しました。
◎主任が、「じゃあ、楽しんできて下さいね」と言ってメモ紙を呉れましたので、チケット売り場に向かったら、日本語ガイドの丁さんと言う女性が出てきて、「あ、こちらへどうぞ!」と言ってスタスタと入って行きます。「あの・・」と言う鈍いこまに、爺ぃが軽くウインクして、みんなを引っ張って入って行きます。
あらら・・・そう言うことなんですね。。。
恐るべし人間関係優遇・・・
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ここから窟内に入ります。
通訳の丁さんに撮って貰ったら・・・(~~;
手持ちのカバンなどはここの詰め所に預けます(無料)。
中は窟内外共に撮影禁止。でも枠外からなら撮影可能。
普段は撮影を商売にしているカメラマンが沢山居るはずなんですが、非典(SARS)のせいで一人も居ませんでした。
他のお客もほんの数組・・・ -
これが莫高窟の中でも一番大きな窟「第96窟」。
九層楼とも呼ばれます。当初は三層楼でしたが、後に木製の五層楼に改装され、1900年代戦後になってから、今の形になりました(1928-1935年頃)。
一般窟の他に、特別窟を5つほど見せて戴きましたが、結局幾ら掛かったのか判りませんでした・・・(中国悪に身を染めてしまいました・・・(>灬<;) -
九層楼を幾つか載せておきます。
この屋敷風の軒には鈴が掛かっていて、その軽い音色がとても心地良いんです。
町のお土産店にレプリカというかおもちゃ版が売られていますので、記念に如何ですか?
大きさにも寄りますが、10元から30元くらいです。 -
記念撮影其の2。
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九層楼と広場の全景。
この広場は2002年に改装工事をして出来たもので、コレまでの殺風景な砂地から、公園風に変貌して仕舞いました。
ミスマッチ・・・と感じるのはこまだけでしょうか? -
回廊に沿って帰路に就きます。
入り口と9層楼とは、約200m程離れています。
中を見終わった時、出入り口で荷物を受け取り、9層楼まで歩きました。その後、再度この回廊を歩いて戻ります。 -
並木が綺麗な感じの回廊。
鳴沙山の砂漠の一部に、こんな硬い層が有る事も不思議ですが、その硬い岩のような所に画廊のような窟を掘って造った事の方が、もっと不思議且つ神秘的。 -
回廊からの莫高窟の風景をご覧下さい。
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この風景から見えるコンクリートで覆った保護や柵、鍵付きのドアは、それまでの保護設備が無いに等しかった事を見かね、いつも人に悪戯されて仕舞うのを懸念して、1960年代に日本から4億円の寄付で造られました。
中国は、こう言う文物保護には自国の金を一銭も使いません。
既に世界遺産に指定されているのに・・・いや、「されているから」・・でしょうね。 -
正面入り口から駐車場へ戻る方向に、このグリーンベルトがあります。
ここから振り返ると、何とも言えない回想感に襲われますね。 -
ここから振り返って見る時の景色は、ここの景色の中でお気に入りの一つ。
写真にすると、現場のその臨場感が現れないのが、すこぶる残念。。。 -
石室寶藏の楼門。
この向こうには、石橋が建設される予定。
現在施工中です。
この石橋が出来たら、駐車場脇の木橋が無くなってしまうんです。。。
この時は全く知りませんでした。 -
この楼門脇にはお土産屋が並んでいます。
通訳の薦めで一寸見てみる事に。。。 -
記念撮影其の3。
楼門前で取り忘れていましたもので・・・
みんなの手を見ると、しっかり何かを買っていますね。
爺ぃが値切り倒していましたけど。。。(~_~; -
この木橋が粋ですね。
でも、向こうで工事中の石橋が完成したら無くなります。
この時は全然知りませんでした。。。 -
大泉河は、冬期以外は水が全くありません。
何か不思議な光景でもありますね。 -
無くなった木橋なので、持っている写真を全部・・・
-
こちらに載せておきますね。
この木橋を渡る事で、回廊の殆どを見て歩けたのですが・・・
でも、こっちを通ると、元代の僧侶達の墓標を見る事が出来ないし・・・
誰もがこの場所に詳しい訳で無し・・・そう考えると、現在のルート構成が一番無難なのかも知れませんね。
名残惜しいけど、木橋さん、長い間ご苦労様でした。。。 -
その方向のパノラマ写真。
4枚の写真を、写真の外側の暗さや色合いを調整して繋ぎました。 -
駐車場前にあるお土産屋。
閑古鳥が鳴いていました。
で、みんながこっちを見ていましたが、もう簡単な土産も買ったので、さっさと車に乗って帰る事に。 -
駐車場越しに見た莫高窟。
車が発車した今、今度はいつ見られる事か・・・
(この時は本当にそう思いました) -
その帰りに立ち寄ったレストランにて。
空き瓶にロウソク立てたのは爺ぃです。
停電時用のロウソクです。
食事が済んだら、遠いと聞いている陽関博物館と帰りに敦煌古城に夜予定です。
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