2003/06/30 - 2003/09/26
21081位(同エリア23680件中)
カルメンさん
2003年9月中旬から下旬にかけて、クエンカ Cuenca-テルエル Teruel-サラゴサ Zaragoza−ソリア Soriaを訪れる。
<クエンカ Cuenca>
2003年初秋、クエンカを訪れる。 海抜1,000メートルの断崖の台地にあるクエンカの町は、12世紀後半、
アルフォンソ8世(Alfonso VIII)によりレコンキスタ(国土回復戦争)が成され甦った。
<クエンカの旧市街 Casco Antiguo>
鷲の舞い上がる岸壁の台地にいかにして町を築けりや
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<城跡 Castillo>
崩れし城門わずかに残り初秋の風吹きぬけて肌寒し -
<カテドラル>
ステンドグラスの光は黄金色になりて祭壇を照らしぬ
祭壇の聖母子の浮き彫りレタブロありて1時間みつめいたり -
<不安定な家 Casa Colgada>
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<不安定な家 Casa Colgada>
不安定な家の中には抽象画美術館とレストランがあり -
<不安定な家 Casa Colgada>
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ー抽象画美術館ー
空中楼閣にて抽象画を鑑賞する心地して落ち着かぬ
ーレストランー
眼下にパブロ橋を眺めつつクエンカの郷土料理を楽しむ -
ーレストランー
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<不安定な家よりさらに不安定な家>
岩の上に4階建ての家ありて土台に丸太をかませしのみ -
<クエンカ博物館 Museo de Cuenca>
先史・ローマ遺跡の展示多し我の興味は中世にあり -
<ディオセサノ博物館 Museo Diocesano>
エル・グレコの絵画あるを気づかずに見落とすとは悔しきことなり -
<サン・ペドロ教会 Iglesia de San Pedro>
受付の男は”気に入りましたか”としきりに我の印象を聞く -
<ベネディクティナス修道院 Monasterio de M.M.Benedictinas>
うす暗き廊下の奥に黒き影ちらり動きて修道女なり -
<サン・パブロ橋 Puente de San Pablo>
鉄橋なれど渡りはじめれば揺れいて一瞬足すくみ進めず -
<巨岩>
巨岩のみかと思えれどさにあらず岩の上には建物がたつ -
<昼寝>
断崖の中腹より谷あいの村を見下ろしつつまどろみたり -
教会の庭の木陰で午睡とりいれば友より電話かかりぬ
友は”どこに居るか”問えり寝ぼけいて居場所答えられず”ここはどこ”
紙袋もち公園のベンチで昼寝する我はホームレスの如
慣れてくると野睡もまた良きものなりここは静かな崖の下なれど
<吟詠>
ウエカル川の辺にて吟詠すれば老婦人近づき聴きいる
手持ち不如意ゆえ帽子を差し出そうと思いしも婦人の顔みる
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