2003/06/30 - 2003/09/26
98位(同エリア105件中)
カルメンさん
2003年7月、サンティアゴ巡礼の道(Caminode de Santiago)の中から、パンプローナ(Pamplona)−ブルゴス(Burgos)−レオン(Leon)−サンティアゴ・デ・コンポステーラ(Santiago de Compostela)の各主要都市を訪ねる旅にでる。
<城壁のサン・フェルミン>
城壁に小さな守護神鎮座して牛追い終われば姿を消せり
-
<城塞公園>
城壁は宿なき人に安らかな一夜をもたらす野宿の場なり -
<城郭・城壁>
城門は城郭にどっしりと根づきパンプローナの歴史を語る -
<城郭・城壁>
城郭の跡をたどりて考える日本の城との違いは何かを
アルガ河畔の城壁は千年の風雪経ても今なお残る -
<居酒屋 カバージョ・ブランコ Caballo Blanco>
城郭の隅のひなびた居酒屋にナバーラ王国の華影あり -
<はね橋>
はね橋の鎖はさびて城門に垂れ下がりたる枯れ枝の如 -
<ヘミングウェイ>
(胸像)
ぽつんとヘミングウェイの胸像が闘牛場の入口にある
昨今のサン・フェルミンの狂騒を黙して語らぬヘミングウェイ -
<カフェバーイリューニャ Cafe Bar Iruna>
うすぐらきカフェバーに客おらず「日はまた昇る」も遠くなりにけり -
<美術館 Museo de Navarra>
強烈な超現代画の展示あり違和感持ちつつゴヤの絵をみる -
<巡礼者の救護院 Alberque de Peregrino>
路地裏に奇妙な建物現れてよくよく見ればアルベルケ(救護院)なり -
<闘牛>
闘牛のチケット発売を徹夜で待つ気のながきこと我にはできぬ
<窓の犬>
茶色の犬は赤きスカーフ首にまき窓より首だし牛追い見てる -
<アルガ河畔>
糞尿とゴミと狂騒の旧市街からアルガ河畔に逃れくる
(サン・ペドロ橋)
アルガ河の川幅せまくペドロ橋は木々の合間に見え隠れする -
(ポニー)
アルガ河のほとりに数頭のポニーが草を食めりてのどかなり -
<朝寝>
夜明かしの若者達は芝の上で前後不覚の惰眠をむさぼる -
<昼寝>
緑陰の恋人達はそれぞれの思いにひたる姿態をみせる -
<昼寝>
噴水に涼を求めて腰おろすいつしか意識の遠くなりゆく -
<学生ボランティア>
生き生きと保安係の務めする学生達の明るき顔よ -
<市内循環バス>
牛追いの開始近づき気はせくもバスはゆうゆう新市街を走る
ステップなき循環バスに身障者はスイと乗り込む車椅子にて
乗り口は曲線えがき広々と循環バスは人にやさしき -
<水圧清掃車>
水圧でゴミ吹き飛ばし散水するダイナミックな清掃もある -
<動物・水鳥>
水鳥も憩い求めて集いくる涼しき水場の午後のひととき -
<動物・水鳥>
シカたちも35度の陽を逃れ城壁の陰で昼寝している -
<ギター弾き語り>
人生の弾き語りを聞きながら「俺の人生も同じ」とつぶやく
<作曲家サラサーテの石像ーチゴイネルワイゼン>
あちこちとサラサーテをさがし歩きついに見つける紳士の像を -
<ニュータウン>
人気なき午後の3時のニュータウン灼熱のなかカフェバーをさがす
<幼子とお年寄り>
旅にいて幼子とお年寄りに合うたびにわがこころ癒される
<爆弾テロ>
旧市街にホテルに爆弾しかけられ心配せしこと起これり
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