1972/09/26 - 1972/09/26
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片瀬貴文さん
1961年9月26日(火)続
昨日はヴァランスを見て、夜山深いギャップに着いた。
ハエの多いレストランで、田舎料理に舌鼓を打ち、泊るホテルはその名も勇ましい「地球ホテル」。
ホテルの薄暗い電灯の下で、反省する。
そろそろ日本を離れて3ヶ月を経過するが、その間何を得たのだろうか。
様々なものにめぐり合い、様々な経験だけは、充分すぎるほど重ねた。
だが、改めて考えて見ると、果たして何を掴んだのだろうか。
外国語は、想像を絶して難しい。
これが、大きな障害となっている。
言葉は、子供の頃から、その国の文化と共に経験し、吸収しなければ本物ではない。
家の子供には、是非そのような機会を作ってやりたいものだ。
このあたりで、これから続く滞在期間数ヶ月の方向付けが必要と思われるが・・。
だが、これまでの経験からして、それほど多くのものを望めないのではないだろうか。
しかし、私の望むものとは、何だったのだろう。
それは、世界の近代文明をリードした、ヨーロッパのものの考え方だったはずだ。
これまでの新たに得た体験、体験を通じて考えた事柄、それは日本にいるだけでは何時までも掴めなかったものかも知れない。
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この旅行記へのコメント (1)
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- とらいもんさん 2005/10/20 12:27:36
- 旅日記
- 片倉様へ
拝読いたしました。
芭蕉の旅が判るには、私なんぞ「小僧」の部も良いところと感じます。
有難うございました。
恥ずかしさイッパイの田舎ものより
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