2005/05/05 - 2005/05/05
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こまちゃんさん
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労働節黄金周(GW)の最中に、画家爺ぃさんの妹さんが息子さんを連れて莎車(ヤルカンド)からやって来ました。
すぐ帰ると聞かない妹さんを何とか一日泊まらせてみましたが、頻繁に「帰る帰る仕事があるから・・」と、明後日で良いのに、今帰らないと落ち着かないらしく、「じゃあ何で来たの?」と言いたいのを堪えながら、莫高窟だけは外すなと言って無理矢理連れて行きました。(~_~;
憧れの敦煌、こんな人も居るんですね・・・
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駐車場から莫高餐庁前を通ってチケット売り場の方向へ進みます。
一番左の人は莫高窟の関係者で、この人の計らいで入場の便宜を図って貰いました。 -
チケット売り場前を通って入り口へ向かいます。
し・・しかし、今日は本当に日差しがすごい。。。 -
王道士(王圓籙(草冠に録))の墓塔。
(チケット売り場の前にありますが、人が余り気にしないのが残念・・)
王道士は、莫高窟に流れて来て住み付いた人で、ここで自分を戒めて僧侶になろうと決めた人。ある日、彼はいつもの日課で窟の掃除をしていた。16窟内を清掃中、くわえタバコから燻る煙が、壁の一ヶ所に向かって漂い、吸い込まれて行く事に気付き疑問に感じた。その壁を叩くと、砂の塊である筈の壁面が、何やら軽い音かして、押してみると、ドサッと壁が崩れて別の小部屋が現れた!王道士は瞬間、金銀財宝でも出てくるのかと大いに期待したそうな。しかし出てきたものは、経典や絹絵などの書類と銅の仏像など、併せて5万件ほどの資料類だったので、がっかりしたそうです。(^^;・・・
現在、17窟としてあるものが、その見つかった小部屋です。 -
入場してすぐに向かう第27窟。
こまは表から追いかけます。(^^
(追っかけ記者みたい・・・(~~;) -
入場したのはお客さんだけなので、こまは後を追いかけながら付き合って、外から取れる範囲で写真を撮って上げた。
時々、こう言う景色だけのモノも自分の記念用にパチリ!
第16窟へ向かう回廊沿い。
(画像は16窟を背に) -
第16窟外観。
大佛がある窟を除くと最も大きな窟の第16窟と、その壁から発見された第17窟を拝観。
第17窟は敦煌寺廟が焼け落ちる時、和尚達が賢明に経典などを運んで隠した所です。
沢山の経典が発見されたので、「藏経洞」と呼ばれている。1900年6月22日、先に解説した王道士によって発見されたもの。
この窟は必見の窟です(基本コースに入ってます)。 -
2階通路を行くご一行様。
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上側の荒い塊は従来の壁、下側の表面が平たい部分は保護用に新設された壁。
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第427窟前で順番待ち。
ここは、敦煌莫高窟壁画でも比較的有名な、108人の飛天が飛び交う天井画のある窟です。 -
入り口付近まで戻ってきたので、入り口の楼門を真横から撮ってみた。
やはり昔の細工は素晴らしいですね。
近くにある第259窟は、併佛の窟で、窟に入るとその正面には2人の仏像が鎮座しています。
入り口には尼さんの像が沢山あり、その表情から、敦煌のモナリザと称されています。 -
楼門(牌坊)をメインにパチリ!
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ご一行様についてどんどん南へ・・・
9層楼が見えてきました。
こまは、花壇内を横切りながら移動しています。
第218窟は、壁画に特徴があり四眼四手の阿修羅を中心に、周囲に群がる沢山の怪物達。
その端には仙人も居て、彼らの暴徒を戒めています。
この壁画にも羽衣を携えた飛天の様な人物が飛んでいる絵が見られますが、これは仙人なので、飛天ではなく「飛仙」と呼ばれています。 -
他の客が中に入っていった所を見計らって、ご一行様を残して人が居ない所を記念撮影。
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では、9層楼、第96窟北大仏殿へ行ってらっしゃい!!
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素晴らしい青空に生える第96窟、北大仏殿の9層楼です。
ここは、莫高窟の代名詞的な存在で、この9層の楼の中に鎮座している巨大大佛が有名で、高さ35.6m(十八丈)。中国では1番大きな楽山大佛から数え、3番目に大きな大佛です。
この大仏を見なければ莫高窟に来たとは言えません。 -
今日の9層楼前では、大きな香炉でお香が焚かれていました。
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みんな9層楼に見とれて、見逃して仕舞いがちなその周りの光景。
ここで紹介しておきますのでじっくりご覧下さい。 -
超広角のC3030ZOOMならではの画郭。
欄干に密着して撮っても、きっちり全景が入って呉ます。
柵の中では撮影が出来ないので、これが目一杯のローアングルかも・・・
(かなり苦しい姿勢で撮ってます。(@@;) -
ご一行様は第130窟、第148窟などの有名所を見る為に、9層楼を後にしました。
ここからは、所々しか追いかけられません。
(柵が離れていて、間に雑木林があるので・・) -
第130窟正面。
ここは、南大佛が鎮座する大佛窟。
大佛は弥勒菩薩。その指の造りがセクシーで、こういう感覚で作られた大佛は少ないそうです。 -
同じく第130窟のアップ。
この先には、有名な睡佛のある第148窟が有ります。 -
第148窟は、莫高窟の入場券のデザイン(写真)になっている、睡佛(臥佛)が横たわっている窟です。
その後方周囲には、72人の和尚が取り囲んで臥佛を守っているような感じになって居ます。
その顔や姿、表情を見ていると、他の窟のそれとはかなり違っていて、一種独特な違いを感じます。
男性の表情などに、インド風なイメージを感じました(個人感)。
画像は外側の公衆トイレです(これが有る為、柵外から写真が撮れませんでした)。(^_^; -
その向かい当たりにある「旧敦煌文物研究院」、現「常書鴻記念資料館」。
入場無料です。 -
今日の手配のお礼に、彼らとみんなを交えて、莫高餐庁で昼食を摂りました。
今日の天気は最高でしたね。
こんなに澄んで透明な藍色の青空も珍しいカモ。。。
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この旅行記へのコメント (2)
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- とらいもんさん 2005/10/17 11:25:19
- 居ながらに見られる!
- こまちゃんさんへ
ありがとうございます!楽しませていただいてます。コメントからお気持ちが伝わってきます。
昨日は、仲間と5人で温泉につかりグルメしてきました!紅葉はまだでした。
田舎者より
- こまちゃんさん からの返信 2005/10/17 19:26:57
- RE: 居ながらに見られる!
- どうもありがとうございます。
同じ訪問地が、ばらけて投稿されているので、面倒かも知れません。
観光で訪問する場合、人が来た時に連れて行く事が多いので、取る場所がバラバラになって仕舞います。
そこで、日にち毎の日記と考え、天候や気候の違いも楽しめると良いかな・・と思うコトにして載せています。
実際に行った場合、意外にもすんなり歩けたりして(^^;
ガイド泣かせの外国人ツーリストになったりして。
もしそんな感じで訪問出来れば、こまはとても嬉しいです。(*^ー^*
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