1972/09/23 - 1972/09/23
785位(同エリア828件中)
片瀬貴文さん
1961年9月23日(土)
週末を利用して、ドイツ小旅行に出掛ける。
夜行に乗り、フランクフルトで乗り換え、ハイデルベルグへ。
「アルト・ハイデルベルグ」、何と懐かしい名前だろうか。
旧制高校生時代には、私だけでなく、皆が憧れたものだ。
ここは1386年に設立された、ドイツ最古の大学都市。
人口14万人のうち、学生3万人と言われる、若さの溢れる街である。
しかし町には中世の趣が色濃く残され、お伽話の世界に迷い込んだように、旅人をウットリさせる雰囲気が満ちている。
ヨーロッパでは珍しい、モダンで明るい駅に降り立ち、先ず古城を訪ねる。
その後、石造アーチのアルテ・ブリュッケを渡り、ネッカー河の対岸「哲学の道」を歩く。
この道をゆっくり散策しながら、河を隔てて眺める街並みは、私の抱いていたイメージにぴったりの、古き良きドイツ。
印象的だったのは、学生寮の立派さだった。
学生寮と言えば、古い木造の粗末な建物を連想するが、堂々たる石造り。
町の落ち着きは、金沢を思わせるものがある。
町を歩いていると、珍しいのかジロジロ見られるが、話しかけると親切だ。
フランス人に比べ、ドイツ人は物見高く、田舎者の感じがある。
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