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マドォ県での2日目。確かこの日は朝4時起きくらい。このマドォ県城(県の中心地)から車で4時間ほどかかる草原へ、10時から始まるという競馬祭を見に行くのだ。<br />ところでこの街は電気が通っていない。正確に言うと電線は通っているのだが、数年前に作った水力発電所が水が枯れて使えなくなったため電気がこない。夜になると宿で自家発電をしてくれるのだが、人が寝ると電気は止まるのだ。<br />そのため朝4時に起きてみたところで電気は付かない。その中でチベット犬を避けながらトイレになど行かれるのだろうか??ツェランが1人で「大丈夫だよー」と言っている横でゲルゲン・T、私は三人で相談。結局懐中電灯で照らしながら3人で一緒に行くことにした。朝4時から犬は元気である。嗚呼3人で来て良かった。<br /><br />そこから目も覚めたところで車に乗り込む。約4時間の旅だ。しかしここにも曲者が。道が舗装されているのはマドォ県城を出て少しだけ。そこから先は全部土の道なのだ。外は本当に世界の果てのような風景。見渡す限り草地しかない。そして道がぬかるんでいるところもあり、車が動かなくなること数回。そして目的地が近づくと道がますます悪くなり、窓側に座っているやつは頭をぶつけ続ける。Tに続いて私もチャプチャで帽子を買っておいたので助かった。<br /><br />そして目的地到着。ここの景色は余りに素晴らしい!!あるのは草原に湖と空にテントとラカンだけ。これは言葉では説明しきれないので写真の方を見ていただきたい。この時は競馬祭ということで遊牧民のテントが集まっていた。そしてみな馬を連れてラカンでコルラをしている。そして私たちもコルラ。そして郷長さんのテントでお茶を頂いたりお話をした後、競馬祭の始まりだ。<br /><br />しかし!競馬祭の本番は次の日だった。この日は言ってみれば前夜祭。馬の出番は無く、子供達が歌って踊っているだけ。<br />ちなみにこの規模で競馬祭が開かれるのはこの年が最後だそうだ。この地域は黄河源流周辺ということで、草原の砂漠化を気にする中国の中央政府の「環境保護」政策により、この地域全体の住民が遊牧をやめ、定住させられるのだという。<br /><br />話が横道にそれたが、子供達が歌って踊っているだけの「競馬祭」にドルジェが飽きて、山に登ると言い出した。黄河の源流(正確にはそれのレプリカ。本当の源流は余りに遠くて簡単にはたどり着けないので、別のところを源流としたのだ)のところまで行くのだと言う。<br />見たところ坂は険しくは無い。よし大丈夫だろうと皆で歩きだす。しかし私とTはバテバテ。一見緩やかに見えてもこれだけの高地で坂を上るのは辛い。結局Tからも離され、休んでいたところ車の運転手も歩いてきて抜かされてしまった。彼もチベット族。当然高地には慣れている。私も休み休み進もうとはするのだが、高地のため体力が全く回復しない。結局諦めて車まで戻り、閉まっていた窓をこじ開けて車内で寝ていた。<br /><br />その後、皆が帰ってきたのだが慌てている。「ゲルゲンが見付からない!」と言っている。何でも、途中までは一緒だったのだがそれから離れ離れになって見付からなくなったのだという。<br />結論から言えばゲルゲンは先に戻っていて見付かったのだが、ゲルゲンも体調を崩していた。そして私も昨日の高山病が再発。また4時間かけて宿へ戻ったのだがこの日はそのまま体調は回復せず。食事にも行かれなかったため、他のメンバーに余り物をお持ち帰りしてもらった。<br /><br />そして次の日、朝8時に出るというチャプチャ行きのバスに乗ろうとしたところ。。。この日に限って席が埋まってしまい30分も早くバスが出てしまった。もちろんこの路線は一日1往復だけ。焦る一同。とりあえず隣の街までは昨日乗った車で行き、ヒッチハイクを試みることにした。<br />待つこと数十分。一台のヒョンデが止まってくれた。交渉の結果OKだという。快適なセダン。ドルジェは「私こんな車乗るの初めてです」と言っている。結果としてバスよりも早くチャプチャに着いてしまった。ジェクンドを目指したTとはマドォで別れ、私はチャプチャで1泊、ゲルゲンとドルジェとも別れてツェランと西寧へ。そしてその後ラサを目指すことになる。この続きは「チベタン日記」をご参照ください!

競馬祭と高山病と。 その2

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2004/06/23 - 2004/06/28

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LaoBeijing

LaoBeijingさん

マドォ県での2日目。確かこの日は朝4時起きくらい。このマドォ県城(県の中心地)から車で4時間ほどかかる草原へ、10時から始まるという競馬祭を見に行くのだ。
ところでこの街は電気が通っていない。正確に言うと電線は通っているのだが、数年前に作った水力発電所が水が枯れて使えなくなったため電気がこない。夜になると宿で自家発電をしてくれるのだが、人が寝ると電気は止まるのだ。
そのため朝4時に起きてみたところで電気は付かない。その中でチベット犬を避けながらトイレになど行かれるのだろうか??ツェランが1人で「大丈夫だよー」と言っている横でゲルゲン・T、私は三人で相談。結局懐中電灯で照らしながら3人で一緒に行くことにした。朝4時から犬は元気である。嗚呼3人で来て良かった。

そこから目も覚めたところで車に乗り込む。約4時間の旅だ。しかしここにも曲者が。道が舗装されているのはマドォ県城を出て少しだけ。そこから先は全部土の道なのだ。外は本当に世界の果てのような風景。見渡す限り草地しかない。そして道がぬかるんでいるところもあり、車が動かなくなること数回。そして目的地が近づくと道がますます悪くなり、窓側に座っているやつは頭をぶつけ続ける。Tに続いて私もチャプチャで帽子を買っておいたので助かった。

そして目的地到着。ここの景色は余りに素晴らしい!!あるのは草原に湖と空にテントとラカンだけ。これは言葉では説明しきれないので写真の方を見ていただきたい。この時は競馬祭ということで遊牧民のテントが集まっていた。そしてみな馬を連れてラカンでコルラをしている。そして私たちもコルラ。そして郷長さんのテントでお茶を頂いたりお話をした後、競馬祭の始まりだ。

しかし!競馬祭の本番は次の日だった。この日は言ってみれば前夜祭。馬の出番は無く、子供達が歌って踊っているだけ。
ちなみにこの規模で競馬祭が開かれるのはこの年が最後だそうだ。この地域は黄河源流周辺ということで、草原の砂漠化を気にする中国の中央政府の「環境保護」政策により、この地域全体の住民が遊牧をやめ、定住させられるのだという。

話が横道にそれたが、子供達が歌って踊っているだけの「競馬祭」にドルジェが飽きて、山に登ると言い出した。黄河の源流(正確にはそれのレプリカ。本当の源流は余りに遠くて簡単にはたどり着けないので、別のところを源流としたのだ)のところまで行くのだと言う。
見たところ坂は険しくは無い。よし大丈夫だろうと皆で歩きだす。しかし私とTはバテバテ。一見緩やかに見えてもこれだけの高地で坂を上るのは辛い。結局Tからも離され、休んでいたところ車の運転手も歩いてきて抜かされてしまった。彼もチベット族。当然高地には慣れている。私も休み休み進もうとはするのだが、高地のため体力が全く回復しない。結局諦めて車まで戻り、閉まっていた窓をこじ開けて車内で寝ていた。

その後、皆が帰ってきたのだが慌てている。「ゲルゲンが見付からない!」と言っている。何でも、途中までは一緒だったのだがそれから離れ離れになって見付からなくなったのだという。
結論から言えばゲルゲンは先に戻っていて見付かったのだが、ゲルゲンも体調を崩していた。そして私も昨日の高山病が再発。また4時間かけて宿へ戻ったのだがこの日はそのまま体調は回復せず。食事にも行かれなかったため、他のメンバーに余り物をお持ち帰りしてもらった。

そして次の日、朝8時に出るというチャプチャ行きのバスに乗ろうとしたところ。。。この日に限って席が埋まってしまい30分も早くバスが出てしまった。もちろんこの路線は一日1往復だけ。焦る一同。とりあえず隣の街までは昨日乗った車で行き、ヒッチハイクを試みることにした。
待つこと数十分。一台のヒョンデが止まってくれた。交渉の結果OKだという。快適なセダン。ドルジェは「私こんな車乗るの初めてです」と言っている。結果としてバスよりも早くチャプチャに着いてしまった。ジェクンドを目指したTとはマドォで別れ、私はチャプチャで1泊、ゲルゲンとドルジェとも別れてツェランと西寧へ。そしてその後ラサを目指すことになる。この続きは「チベタン日記」をご参照ください!

  • 夜明け前の草原。

    夜明け前の草原。

  • 夜明け前、車とT。草原にて。

    夜明け前、車とT。草原にて。

  • 朝の湖。草原の真ん中で。

    朝の湖。草原の真ん中で。

  • 草原の車。

    草原の車。

  • 湖に近づいてきたー!!

    湖に近づいてきたー!!

  • 湖で石投げ!

    湖で石投げ!

  • 湖で石投げ中。

    湖で石投げ中。

  • マドォのラカン。

    マドォのラカン。

  • 馬や人々。

    馬や人々。

  • コルラする人々。

    コルラする人々。

  • チョルテン(仏塔)

    チョルテン(仏塔)

  • 巨大マニ車。

    巨大マニ車。

  • 湖とチベタン。

    湖とチベタン。

  • 湖で石投げ。

    湖で石投げ。

  • 競馬祭開会式前。

    競馬祭開会式前。

  • 競馬祭開会式前。

    競馬祭開会式前。

  • 遊牧民の少女。

    遊牧民の少女。

  • 開会式入場行進。

    開会式入場行進。

  • 開会式入場行進。

    開会式入場行進。

  • 開会式入場行進。

    開会式入場行進。

  • 開会式入場行進。

    開会式入場行進。

  • 開会式入場行進。

    開会式入場行進。

  • 開会式入場行進。

    開会式入場行進。

  • 開会式入場行進。

    開会式入場行進。

  • 開会式入場行進。

    開会式入場行進。

  • 開会式入場行進。

    開会式入場行進。

  • 開会式入場行進。

    開会式入場行進。

  • 開会式入場行進。

    開会式入場行進。

  • 祭りで歌う子供。

    祭りで歌う子供。

  • 湖

  • 湖。

    湖。

  • 競馬祭に来た人々。

    競馬祭に来た人々。

  • 遊牧民のテント。

    遊牧民のテント。

  • マドォの山・手前にいるのは遊牧民。

    マドォの山・手前にいるのは遊牧民。

  • 草原の馬。

    草原の馬。

  • 湖とヤク。

    湖とヤク。

  • 湖

  • 湖

  • 湖

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