2004/06/23 - 2004/06/28
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LaoBeijingさん
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北京での留学が終わった後、広州香港で遊んだ後、人生二度目の青海省へ向った(それについては香港旅行記・ウルルン?チベット農村滞在記をご参照ください。)
今回の目的は2つ。ゴルムド経由でチベット自治区へ入ること。それとマドォ県で開かれるというチベット族遊牧民の競馬祭を見に行くこと。元々の予定は1つ目だけだった。しかし前回ドルジェ村へ行った際に知り合ったT君へ香港から電話をした。
「もしもし?俺北京の紅(アカ)だけど。来週そっちに行くわ」
「まじ?俺、ツェラン(青海省に留学している私の大学の後輩)とゲルゲン(ツェランのいる街でチベット族相手の日本語教師をしている日本の大学院生)とドルジェと一緒にマドォに行くよ。競馬祭があるんだよ」
マドゥとは青海省の中心西寧からバスで10時間以上はかかる、標高4300m前後の遊牧民地域だ。それは行かない訳にはいかない。そして予定通りに、6月23日、香港を経って広州経由で蘭州行きの列車に乗った。この路線だと一番早い特快列車はないので快速列車で2泊3日。香港で買った「出前一丁」を食べながらのゆっくりの旅だ。不思議とこの列車での記憶はあまりない。きっと平和で適当な旅だったのだろう。そして蘭州で列車を乗り換えて西寧へ向う。前回は蘭州ラーメン食べたいがためにわざわざ外に出てバスで向ったのだが、今回はその反省を生かして列車で向った。西寧ではもう慣れたものだ。T君のいる青海師範大学へ向う。
そして出迎えてくれたT君。ウォラ(チベット服)を内側と外側に着て、長髪でチベット帽子をかぶって出てきやがった。。。少し困りつつまずは食事へ。私の大好物、拉麺を食べる。一応蘭州拉麺だが、蘭州で食べるよりも西寧で食べる方が美味しいような気がする。いつか列車で知り合った蘭州人も西寧人に向かってそう言っていた。
と、話は飛んだが、T君が用事を済ますのを待って、夕方近くに2人でチャプチャ(ツェランとゲルゲンのいる街)へ向った。T君だけ目立たせておくのは私のプライドが許さないので、私も北京から持参したウォラを着て。
しかしバスでは大変!このT君、話し出すと止まらない。そして私も止まらない。いつもいつも青海では彼と喋りすぎて息が苦しくなってしまう(空気薄いから)。この時は南方から来たため特に乾燥に耐えられず、喋りすぎて喉が痛くなってしまった。そしてまさかあんな結果になろうとは。
そしてこの日はチャプチャで一泊。ツェランの寮の空き部屋に忍び込んで寝る。しかしこの3人が揃うと結局話が続く。何だかんだ言って寝たのは遅かったような気がする。明日はとうとうマドゥ行きだ。
さて、皆さんはここであることに気付いただろうか。私は3日前にほぼ海抜ゼロメートルの広州から列車に乗り込み、降りたら海抜ほぼ1000mの蘭州へ。そこから3時間ほどで海抜2300m前後の西寧へ行き、そしてその日の夕方には標高2700m前後のチャプチャへ。そして次の日には4000m越えのマドォへ行くのだ。これがどういう結果になるのかは、是非続きを見てください。
そして次の日の朝、チャプチャからマドゥ行きのバスへ乗る。メンバーは先述の通りツェラン・ゲルゲン・T・ドルジェ、私だ。ちなみにカタカナが続いたがこの中でチベット人はドルジェだけ。後はみな日本人だ。一応は。でもゲルゲン以外は私も含めてみなウォラを着ている。
このバスは本当に楽しかった。まさに珍道中である。途中ある街で昼飯休憩。しかしこのメンバー全員で同じ店に入ったためなかなか出てこない!そしてある男が驚くことをした。
ドルジェ「私も作りまーす」
一同「え??」
なんとドルジェが厨房に入って行った。料理を手伝うのだという。とりあえず皆ノリでOKを出した。まあそんなことしながら食事が出てくる。そして食べて、バスの運転手に遅いぞと催促されながらバスへ戻る。そしてチャプチャから8時間ほど、夕方17時過ぎになってマドォに着いた。地の果て。母なる黄河源流近くの街へ。
街に着いた瞬間、ツェランの周りに人が集まってくる。顔見知りだらけの街のようだ。まさに英雄が帰ってきたかのような歓迎ぶり。そして宿へチェックイン。
この街の周りにはラカン(小さなお寺のようなもの)があり、巡礼もできるようになっている。例によってみなでコルラ(時計回りに回って巡礼すること)をしたりブラブラ。するとおかしなことになってきた。
体は重く、頭は痛く、気分が悪くなってきたのだ。それも当然で、ラカンは丘の上、宿の部屋も2階なので階段を上らなくてはいけない。急速に高地に上がって、しかも空気の薄いこんなところでそんなことしていたため高山病になったのだ。
夕食も食欲が全くなかったため、少しだけ食べて部屋に帰ろうかと思ったのだが、ツェランの知り合いが来たために帰るタイミングを逃しましまった。
お陰で体調は最悪。もう歩くのもままならない。高山病の薬と頭痛薬を飲むも楽にはならない。そしてこの宿には一つ、大変なことがあったのだ。
皆さんはチベット犬をご存知だろうか。この犬は犬であり犬にあらず。ほとんど狼かライオンだ。それくらいデカイ。そして凶暴。そして狂犬病の予防接種などもちろん受けたことはない。チベットの遊牧民地域では良く見る犬だが、こいつが何匹か中庭で飼われているのだ。そしてトイレはこの中庭にある(もちろん穴を掘っただけのものであるということは言わなくても分るだろう)。皆さんにはこれがどういうことかお分かりだろうか。
つまり私は、重い体を引きずって階段を降り、チベット犬に吠えられながらトイレまで逃げなくてはならないのだ。そして驚くことに、そのうち一匹繋いでいるはずの紐が見えない。そしてこっちを向いて吠え続けている!T君と驚きながら走って部屋まで帰った。すると不思議なことに体調は回復していた。
そして部屋に戻って、元気に戻ったところで就寝。例によって長くなったので後半は次の旅行記へ。
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