ベトナム縦断の旅（９−５）ダナン・フエ観光

2002/01/19 - 2002/01/29

〜　ダナン・フエ観光　〜
第６日目　１月２４日（木）
○　チャム博物館
１９世紀にフランスの研究者によって発見された４〜１４世紀に栄えたチャンパ王国の遺跡から出土したヒンドゥー教の彫刻などの芸術品をそのまま展示してある珍しい博物館であった。
ダナンからフエへバス移動。
○　途中国道１号線で最大の難所ハイヴァン峠へ。（ハイ＝海、ヴァン＝雲）
ダナンとフエの間にある約５００ｍの峠で名前の由来通り霧に包まれていることが多いとかで、この峠を境にして気候も変わるとのこと。
途中の砦は１９世紀初頭に造られたものでチャンパ王国とベトナムの国境であり、かっては日本軍やベトナム戦争時はサイゴン政府軍も使っていたとか。
ミヤゲ物売りが多く付きまとい、迷惑至極であったが目の前に見えるリゾート・ランコービーチの眺めはすばらしかった。
先日テレビでこの峠の下をトンネルが開通し、大型車の事故の危険はなくなったというが、あの物売りやミヤゲ屋はどうなったのだろう）
“トロピカルガーデン”で昼食。
ダナン・フエ地区の美人ガイドの(^’^)タンさん(^’^)が民族衣装アオザイ(中部で
はアオヤイという)姿でご来場、(お願いしていた)みんなに拍手で迎えられ記念写真へ引っ張りだこ。
（タンさん＝大学で４年間日本語を学び現在はガイドのかたわら日本語学校の教師もしていて１日４〜５時間の睡眠とか）
○　グェン(阮)朝王宮
１８０２年から１４３年間続いた「グェン朝」の王宮でベトナム戦争で大和殿から後ろは破壊され、整地のみされている。
午門（皇帝だけ通れた）」「大和殿（紫禁城を模して造られた）」「顕臨閣（歴代の皇帝を象徴した９個の青銅の鼎がある）」などを見学して周る。
○　新婚カップルとの出会い。
王宮正殿でベトナム人の花嫁姿を写していた人たちと出会う。
よく見るとどうも日本人らしい、花婿のベトナム衣装を着ている青年に尋ねると現地日本企業（商社？）に勤める日本人だとのこと。
照れるのを頼み込みカップルの写真を撮らせてもらい、花婿に「あなた達もハデハデの披露宴をするの」と私が尋ねるとそうだとの答え、『ゴクロウサン』。
翌日我々が宿泊していたホテルで前述のような披露宴を行っていた。（日本人のツアーは五つ星ホテルに泊まるので、どこでも結婚披露宴に出会う）
○　トンバ市場へ。
マンゴスチン購入。
○　皇帝・皇妃になっての宮廷の宴。
夕食は宮殿にしつらえたレストランで宮廷料理を賞味する。
旅行者のうちでカップル参加者がクジを引き当たったカップルが皇帝・皇妃になるということで引いたら私たちに当たり、皇帝・皇妃の服・靴を着用さされ女官
姿のウエイトレスが付き添って皇帝の座に着き女官の給仕で皇帝料理をいただいた。（中身は全員同じ）
酷暑の屋内で重厚な服装をさせられ、暑くてたまらないので早々に着替えて庶民にさせてもらった。
○　アオザイ作り。
希望者はベトナムの民族衣装「アオザイ」を作りにタンさんに案内され専門店へ。
十数ヶ所を採寸し仕立て翌夕には届けられた。
私夫婦はベトナムスタイルの一般的なシャツを購入。　　　　　　　
△▼ホテル・サイゴンモーリン▼△　　　　　　　　〔フエ泊〕

エリア フエ(ベトナム)

チャム博物館の石造彫刻。

チャム博物館の石造女神像。

ハイブァン峠の砦。

ランコービーチ。

グェン王宮午門。

グェン朝王宮でアオザイ姿のタムさん(現地ガイド)と。

同じく３人で。

顕臨閣。

世祖廟。

鼎。

現地の花嫁と日本青年の花婿。(王宮にて)

王様に扮し、家来とともに。

楽隊の先導で王宮食堂へ。

玉座に座る。

宮廷料理。