2003/01/21 - 2003/01/26
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真@tokyoさん
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上海の経済人の活躍の場が外灘でることは昔も今も変わらない。オフィスビルも当時そのままに保存活用され、1920、30年代建設の外国商社や銀行建築が美しい景観を作り出しています。それぞれが歴史の物語を秘めており、何度見ても味のある建物です。時間が有れば、まず全体をつかんでから個別に見学が良いでしょう。そのためには対岸、浦東の東方明珠塔からの展望がベストです。上の展望台からは市内全体が見えるが、外灘を見るには下の展望台のほうが近くに見えます。外灘へは、是非、フェリーで黄浦江を渡ることをお勧めします。空中からと水面から眺めることで楽しみが倍加すること間違いありません。
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延安東路-和平飯店のパノラマです。左端は最近の建築で光明大廈、近くの船だまりは対岸からの渡し船の桟橋です。前が延安路高架からの進入路、ここから右に外灘の建築が始まります。中央に江海関、香港上海銀行、続いて和平飯店南楼・北楼、右端に中国銀行など著名な建築が連続します。
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左端の青い屋根の高層ビルは中国銀行です。しばらく商社、金融機関のオフィスビルが続き、その先の緑の多い一帯は英国総領事館です。そして右上に延びる川は蘇州河。一番手前の橋が白渡橋。この橋の右側に上海大廈、その手前の赤い屋根はロシア領事館です。
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浦東からのフェリーからの眺めです。目の位置が水面です。右端が和平賓館、中国銀行です。
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左は上海冶金研究院(旧マクベインビル) 縦,横それぞれ3分割で特に正面中央部の3相構造は変化に富む。
右は東風飯店(旧シャンハイ・クラブ)。 -
。東風飯店、租界当時はシャンハイクラブとして英国経済人の社交の場であった。メンバー審査はハードルが高く、日本人はほんの数人といわれている。内装は異端の建築家 下田菊太郎が担当した。
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ユニオン・アシュランス・カンパニー(旧有利大楼 1916年) 外灘の建物の半数を設計したパーマー&ターナーの最初の作品で、隅に塔屋を有しネオ・バロック調の外観で壮麗である。
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華夏銀行上海支店(旧日清汽船上海支店 1907年)日本の国策会社の事務所。近くの東風飯店、ユニオン・アシュランス・カンパニーに比べると外観は簡潔。
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左は中国通商銀行(1898年) 当初の赤レンガ壁を白色に塗装した結果汚れが目立ち、かわいらしい装飾もしずんでいる。
右はバンコク銀行(1907年) -
バンコク銀行(1907年) 元は大北電報公司で、上海−香港間に海底ケーブルを引いた会社。外観は華やかなネオバロック様式である。
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上海港務大楼(旧 旗昌洋行) 正面2,3階の窓が他の壁面に比して単調である。当初は3階も2階同様の手摺があり、また2,3階ともコロニアルスタイルのようにベランダで空間があった。後年、窓をはめたもの。
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左は旧香港上海銀行、右は上海海関 大型ビルが2棟並び、外灘の中心である。詳しくは「上海の近代建築(1) アールデコ」をご覧ください。
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交通銀行(1940年)です。垂直線を強調した外観と入り口内外の装飾はアールデコ様式。詳しくは「上海の近代建築(1) アールデコ」をご覧ください。
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左は中国外匯交易中心(旧露清銀行 1906年)です。鉄筋コンクリートおよび外壁のタイル仕上げは上海最初のもの。
右は招商銀行(1916年 旧台湾銀行上海支店)。 -
左から、桂林大楼、旧チャータード銀行、和平飯店南楼である。
桂林大楼は英文紙ノース・チャイナ・デイリー・ニューズの本社ビル。2つの塔を持つ上屋部が目立つ。旧チャータード銀行(1926年)はパーマー&ターナー設計。外観は簡潔だが2本のイオニア式大オーダーにより存在感がある。
和平飯店南楼(1996年 旧パレスホテル)は上海で最高級のホテルとして開業した。赤レンガと白い石の外装はクイーンアン・リバイバル・スタイルの特徴。 -
外灘スカイスクレーパーの2棟が並ぶ。左は和平飯店北楼(1929年 旧サッスーンハウス)、右は中国銀行上海分行(1937年 旧中国銀行本店) サッスーンハウスは上海のドン サッスーンの本拠地である。共に設計は上海建築界の王パーマー&ターナーによるが、中国銀行の設計には中国人の建築家が参加しており、各所に中国風の装飾が取り入れられている。詳しくは「上海の近代建築(1) アールデコ」をご覧ください。
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中国銀行の北に連なるビル街で、左から、旧横浜正金銀行上海支店、旧ヤンツ・アソシエーション・ビル、旧ジャーデン&マセソン商会(左半分だけ写っている)である。このうち旧ジャーデン&マセソン商会を除く2棟はこれもパーマー&ターナー設計。
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旧横浜正金銀行上海支店(1924年) 当時わが国にも建築家は多数育っていたが現地の設計事務所に依頼した。1階窓上部の要石に仏像風の彫像にしているところに東洋への配慮を感じる。
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旧ヤンツ・アソシエーション・ビル(1916年)
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旧ジャーデン&マセソン商会 東アジア最大の商業財閥としての対面を汚すことの無い堂々とした風格の建築である。1階の8連アーチが特徴である。また、ルスチカ仕上げの彫りの深さに驚かされた。設計のスチュワドソン&スペンソンはパーマー&ターナーに告ぐ存在で、上海郵便局や外灘南端のギュツラフ信号塔をてがけている。
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旧グレン・ライン・ビル(1922年)なんとなく軍艦風のイメージを感じるビルである。
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インドシナ銀行(1914年)
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蘇州河に懸かる白渡橋と正面に浦江飯店、左に上海大廈の一部、右はロシア総領事館の一部
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ロシア総領事館(1917年) 蘇州河口に赤い屋根のかわいらしい建物で、折衷主義という様式だそうだ。中ソの外交関係に応じて使用法が変わったが、現在は当初の通り。
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浦江飯店(1912年)オープン時は最高級ホテルとして海外の賓客が利用した。現在も館内は当時もままに近くそのままの姿を残している。 アインシュタイン、チャップリン、バートランドラッセル、マーロンブランドなどの宿泊が記録されている。
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浦江飯店 3,4階の吹き抜け部 左右に客室が並ぶ
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浦江飯店 グラント大統領宿泊室の記念プレート(1897)
他の著名人の宿泊室も記念として残されている。 -
上海大廈
(1834)
上海を代表する建物で、外灘のはずれにあるが、堂々たる容姿は非常に目立つ。
建物の説明は下記をどうぞ。
上海の近代建築(1) アールデコ
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この旅行記へのコメント (2)
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- 井上@打浦橋@上海さん 2006/01/18 06:26:40
- 浦江飯店、エエなぁ・・・
- 真@tokyoさん、どうも。
私のところへの訪問ありがとうございます。
ちょうど100回目でした。
やはり外灘の建築群は風格ありますよね。
ニューヨークやシカゴのそれと比べれば、規模は小さいのかもしれませんし、
歴史も、かなわないのかも知れませんが・・・
この中国の都市にあるということ、
ごちゃ混ぜの都市の中にあるということが、
一つの魅力なのかもしれません。
その建築群から、離れたところにポツンと建つ、ブロマンもイイですが、
浦江飯店は、もっと好きです。
建築的に、どうだこうだというのは、私には分かりませんが、
あのヒッソリ感と、みすぼれ感が、エエなぁと思ったりします。
- 真@tokyoさん からの返信 2006/01/18 12:45:57
- RE: 浦江飯店、エエなぁ・・・
- 井上さん
100回まで行きましたか?
あのサイトは面白いから、指が勝手にクリックしてしまいます。
新しいのが無いときは古いものを探したりしてます。
チャンピオンはどのくらいですか?
浦江はしっとりした雰囲気がよいですね。浮ついた華やかさを追わず気に入った人だけでよい、といっても澄ましこんでいるわけでないところが安心できます。
ブルマンはまさに孤高ですね。ややサービス感覚がどうかなと思います。
こういうのを追っていると、新しいホテルは興味なくなります。
上海は隣町の感覚でいつでも行けると思っていたら、もう3年もたってしまいました。今年あたりどうかな。その時はよろしく。
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