2005/08/12 - 2005/08/14
179位(同エリア210件中)
とらねこさん
ラ・スペッツィアから、チンクエテッレ、そしてポルトフィーノ、ジェノヴァ、そしてニースと、イタリアンリヴィエラをじっくりまわってきました。アマルフィと似た雰囲気もあり、絶景に次ぐ絶景が広がっていました。さまざまな趣の海や街の景観を見ることができました。
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ピサからラ・スペッツィアまで電車で行き、そこに宿をとりました。なかなかネット予約できる宿が見当たらず、電話をしても、当日来いといわれる始末。朝早めについたので、駅前のホテルに直接行き、何とか部屋を取れました。ここを基点に、チンクエテッレの街を巡ることにしました。チンクエテッレを結ぶ鉄道などに自由に乗れて、遊歩道への入場料も込みの1日券を購入しました。一つ目の街、リオマッジョーレの駅を降りると、すばらしい海の眺望がどか〜〜んと開けました。感動ものです。
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リオマッジョーレとマナローラを結ぶ、愛の小道です。割とここの間は歩きやすく、30分ほどしかかかりませんでした。なにせ、日差しが強く、暑いのですが、海の絶景を見ると、それもすべて忘れるほどでした。ぜひぜひお勧めです。当初この間だけを歩く予定でしたがあまりの気持ちのよさに、さらに徒歩で、次の街に行くことにしました。
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マナローラの街はちょっとアマルフィに似てますね。海辺は崖状ですが、そこの間を縫って、泳いでいる人がたくさんいました。散歩して汗をかいて、海に飛び込む、なかなかいいと思います。水着のまま散歩している人もいました。マナローラから、次の街コルニリア(の駅)まで歩きました。この道もなんとか1時間くらいでたどり着ける程度で、割合気持ちよく歩けました。問題はその後・・・。コルニリアの街は崖の上にあります。階段を見上げたとたん、次の街まで鉄道にしようか迷うほどでしたが、何かあの上にいい景色が広がっているのではないだろうか、と思い、思い切って歩くことにしました。かなりきつい階段を登ると、そこには狭い路地が幾重にも重なる素敵な街がありました。猫も迎えてくれました。
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これはコルニリアの街です。この街から次のヴェルナッツァへの道のり、これが地獄でした。何度も、くじけかけ、誰か助けて〜と思うほど厳しかったです。まずは、左斜め後ろから照りつける太陽、そして、険しい道のり。海沿いではなく山の中を通ります。入り口で、大体次の街まで1時間と聞いたのですが実際歩くと2時間はかかります。でも、その道を歩かないと見えない景色の数々、今思えば歩いてよかったと思う道ですが、やはり、もう一度どう?といわれると、うーんと考えてしまうところです。
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ここはヴェルナッツアの街をのぞむ遊歩道です。一番のハイライトだと思います。海に突き出す街。しばし眺めていました。ここの街は、風情もあり、今までの街の中では大きい方だと思います。ちょっとしたビーチも広がっています。お昼は、いつも暑さのせいで食欲がなく、Granitaで済ましてしまっている私、今日もGranitaでした・・・。赤いのは、オレンジ?ときいたら、スイカとうのでそれを注文して、海辺で飲みました。その前の町では、トロピカルブルーを注文。舌が青くなったり赤くなったり・・・。
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ヴェルナッツァからモンテロッソ・アル・マーレまでは、電車で向かいました。ここは、海岸線が開けていて、海岸沿いを散歩できるようになっています。完全に保養地の趣です。
プライベートビーチがずらっと並んでいました。ほかの街とは、がらっと雰囲気が違います。お金持ちがビーチで泳いでタクシーでヴィラに帰る、そしておめかしして戻ってきてレストランで食事、散歩、といったところでしょうか。
私も海辺の魚料理のおいしいレストランで食事をしました。お魚も、塩ガマ?に包まれてでてきて、目の前で割って、骨をとりのぞいてからお皿に盛り付けてくれます。クロダイ(orata)でした。ズスキじゃないよ、なんていうの?なんて聞かれたり。みんな親切で、何かしらかまってくれるので、一人でも寂しい思いはしません。
夜は、こっそりプライベートビーチに忍び込み、海を眺めていました。人気のない海、打ち寄せる波の音、水面に反射する月光、隣町であがる花火、あまりのすばらしい雰囲気に、乗る電車を1本遅らせて、浸っていました。
ラ・スペッツィアの宿に戻ったのは午後11時すぎ。エアコンのない駅前ホテルで自分の身分?を思い知らされた気分でした(笑)。 -
翌日は、サンタ・マルゲリータ・リグレまで電車で出て、そこから高速艇でポルトフィーノまで行きました。荷物置き場がなく、観光案内所でも断られ、荷物をしょったまま、お城に向かいました。そこの入り口でようやく荷物を置かせてもらい、城のテラスからポルトフィーノの絶景を見ることができました。思ったより小さな町で、かなりお高くとまってる街でした(失礼)。景色を眺めれば十分といったところでしょうか。3時間ほどの滞在で、船で戻りました。港には魚がたくさん泳いでいて、まるで水族館のようでした。この魚の大群をみて、ジェノヴァで水族館に行こうと決心したのでした・・・。
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ジェノヴァまで、電車で向かい、ホテルに荷物を置いた後、一路水族館を目指しました。このころになると旅の疲れがでて(ほぼ暑さにやられ気味)、涼しそうな水族館で時間をつぶしたいなと思ってしまった次第です。割と最近できた水族館でヨーロッパ一らしいです。かなり開放的というか、魚がかわいそうな展示もありました。カレイとかエイとかすぐ近くで見られるのはいいのですが、みんな手をつけてさわったりしていて・・・。そこらあたりの管理がもっとできでば、見る人にとっては楽しい水族館ではないかと思います。
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街中のエレベーター上のテラスからの景色です。
ジェノヴァは坂の町ですね。あまりそういうイメージは持っていなかったのですが実際歩くと坂また坂。エレベーターは普通に市民の足になっているようです。上からの景色ですが、ごっつい白い建物が多く、ほかの街とはずいぶん雰囲気が違うように思いました。
海岸沿いは違法商売をしているアフリカ人や中国人が多く、夜の一人歩きは少々怖いです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- shimonさん 2005/08/20 09:51:46
- 本当に絶景ですね
- とらねこさん
はじめまして、shimonと申します。
チンクエ・テッレの風景、素晴らしいですね。
天気にも恵まれたようで、絵になる写真ばかりです。
真っ青な海と暖色系の家々…憧れてしまいます。
これからも立ち寄らせて頂こうと思います。
- とらねこさん からの返信 2005/08/20 10:28:30
- ご訪問ありがとうございます。
- やはり旅行に天気は大事な要素ですね。
その町のイメージがずいぶん変わる気がします。
旅行記拝見しました。去年のほぼ同じ時期に
ウィーンにいらしたのですね。私も去年の年末ウィーンに行きました。
旅行記、工程が大変見やすくなっていて、見習うところが多いです。
これからもよろしくお願いします。
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