シリアの食べ物

2005/07/09 - 2005/07/18

シリアの食べ物は、レバノン料理が基本。
そのため前菜が多く、それだけでお腹いっぱいに。
羊の丸焼きや名物ピスタチオを使ったお菓子がたくさんあります。
イスラム教のため豚肉は食べないので、肉は鳥や羊が中心。
アラブ料理をたくさん楽しんできました。

エリア シリア

羊の丸焼きをいただきました。
骨以外は全て食べることができます。
これはべドウィンという民族のお祝い事で出される料理なんだとか。
本当はマトンを食べるそうだが、日本人のためにラム（子羊）で用意してくれた。
手前にあるのが顔。よく見ると目玉も歯もしっかり残っています。
お肉にはヨーグルトをかけていただきます。
すこし臭みはあるが、おいしい。
まず、舌の味は、高級牛タンを食べているように柔らかい。
目玉は、ぷるぷるとゼラチン質。ちょっと苦手。
脳みそは、濃厚でざらつきのある白子みたい。ちょっとフォアグラって感じ。

パルミラのシャーム・パレス・パルミラホテルのディナーバイキング。
窓際の席からは、パルミラノ遺跡を眺め食事がいただけます。
アラブ料理が豊富に並び、少ないですがパスタなどの洋食もありました。

アラブ料理で人気なのは、こういったペースト。
豆のペーストの他、ヨーグルトのペースト。
今はゴマのペーストが人気なんだとか。
ホブス（パン）に付けていただくと本当においしいです。

ダマスカスで食べた、アラブ風クスクス。
大き目の粒が特徴のクスクスは、もちもちしていて食べ応えがある。
鶏を煮込んだシチューのようなものをかけていただきます。
日本人も抵抗なく食べれます。

シリアのデザートはピスタチオをふんだんに使ったものが多いです。
これはケーキのようなもの。
チィラミスのような味に、もちもちとした弾力のある生地にクリームを乗せて、ピスタチオをふんだんに乗せていただきます。
甘いですが、やみつきになる日本人も多いそう。

ダマスカスでぜひとも買って欲しい１品が、このクッキー。
「ごまピスタチオクッキー」です。
ゴマが香ばしくて、ピスタチオの甘味が引き立ち絶妙。
クッキー自体の甘味は少ないので、素材そのものの味を楽しめます。

ダマスカスのスーク（市場）で、歩く人たちがみんな食べていた名物のピスタチオアイス。
アイスは、トルコアイスのように伸びがあって甘味は少なめ。
量が多いので２人でも一つ食べきれませんでした。