2004/05/18 - 2004/05/30
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さすらいおじさんさん
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コルドバの起源はローマ人の殖民市だが8世紀にイスラム支配下のイベリア(アル・アンダルス)の中心となり、後ウマイヤ朝の首都としてイスラム教、商業の世界の中心となった。929年に即位したアブデ・ラーマン3世の時代に全盛期を迎え人口も100万人以上(現在は30万人)でバグダッド、コンスタンティノープル(イスタンブール)と並ぶ大都市となり「西の真珠」と賞賛されたというから、その繁栄ぶりが想像できる。
コルドバのハイライトは何と言ってもメスキータだろう。
後ウマイヤ朝を開いたアブデ・ラーマン1世はバグダッドに負けない新都市にふさわしいモスクの建造を785年に始め、歴代の各国王の増築により、987年には175mx135mという大モスクが完成している。また、イスラムの王達は宗教的に寛容で、コルドバではイスラム教、ユダヤ教、キリスト教が共存し、相互にその文化を育みあっていた。この結果コルドバは他に類を見ない、混合文化の街となっている。
しかし、1236年にカトリックのフェルナンド3世聖王に征服されるとメスキータはキリスト教徒の聖堂に姿を変えた。16世紀には1000本以上あった円柱のうち150本を取り払ってメスキータの中央に大聖堂を建造する。だがその時の国王カルロス1世は「どこにでもあるものを作るためにどこにも無いものを破壊してしまった」と嘆いたというのだから、イスラム建築の素晴らしさを非常に評価していたのだろう。メスキータはイスラム文化を評価するキリスト教国王のおかげで完全に破壊されることなく、回教寺院とキリスト教大聖堂の2つの顔を持った世界でも稀な建物でイスラム建築の規模のうえでも、メッカのカーパ神殿に次ぐ世界第2の規模を誇っている。30以上登録されているスペインの世界文化遺産の中でも重要な一つと言えるだろう。(写真はメスキータの円柱の森)
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この旅行記へのコメント (2)
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- Erykahさん 2005/07/03 18:10:45
- 素敵!!
- 連続してスミマセン(汗)。でもコルドバ、ホントに素敵ですね〜!街並が断然アタシ好みです♥闘牛のポスターや、原色の花が窓辺に咲き誇るユダヤ人街、そしてメスキータ。カルロス1世の逸話や、画像を見ていて、イスラム建築にも興味が湧きました。ステンドグラスや支柱やレリーフ、実際に自分の目で見てみたくなっちゃいました。
- さすらいおじさんさん からの返信 2005/07/03 20:09:30
- RE: 素敵!!
- Erykahさん
>原色の花が窓辺に咲き誇るユダヤ人街、そしてメスキータ。カルロス1世の逸話や、画像を見ていて、イスラム建築にも興味が湧きました。ステンドグラスや支柱やレリーフ、実際に自分の目で見てみたくなっちゃいました。
アンダルシアの素晴らしさは、イスラム、キリスト、ユダヤなど多宗教、多民族の中でうまく調和した文化を築いた点だと思います。イスラムを追放したキリスト教国王もメスキータの素晴らしさがわかっていたのですね。是非お出かけください。
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