2004/05/18 - 2004/05/25
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さすらいおじさんさん
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エヴォラはスペインとの国境に近いアレンテージョ地方の中心の街で人口約5万人。ローマ時代からの城塞都市でイベリア半島に残るローマ遺跡の中でコリント様式のディアナ神殿は最も保存状態が良いといわれ、ローマ建築、中世建築、現代建築が混在する街並みは1986年にユネスコの世界遺産に登録されている。この街は中世のカトリック教会の中心地の一つでもあり、1584年には日本から海を渡った、天正遣欧少年使節もリスボンに滞在後大司教を訪問している。少年使節の伊東マンショと千々石ミゲルは大聖堂でパイプオルガンの腕前を披露したそうだから幼い頃から筋金入りのクリスチャンだったのだろう。彼らはローマ教皇からも大歓迎され、与えられた任務を十分に果たして、1590年に帰国している。しかし1587年には豊臣秀吉がバテレン追放令を出しているのでキリシタン大名大友宗麟の援助があったとはいえ帰国後の処遇は厳しかっただろうと想像できる。
エヴォラで見られる珍しい礼拝堂はサン・フランシスコ教会の人骨堂だ。この礼拝堂は聖職者、熱心な信者などの5000体の人骨で壁、柱、天井が埋められている。フランシスコ派の修道士の瞑想の場所として三人の神父が15世紀に建造した、日本で言えば修行道場で、ポルトガルには3ヶ所あるそうだ。人骨堂に納められる人骨はカトリック教会・フランシスコ派の敬虔な信者であることが条件だそうで、日本でも出羽三山で修行の身のままミイラになった即身仏を崇める習慣があるが、ポルトガルでも同じような信仰があったのかもしれない。不気味ではあるが、珍しい体験であった。(写真はローマ遺跡のコリント様式のディアナ神殿)
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12世紀から13世紀にかけてロマネスクからゴシックへの過渡期に建てられた大聖堂。少年使節の伊東マンショと千々石ミゲルも大聖堂に訪れパイプオルガンの腕前を披露したそうだ。
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12世紀から13世紀にかけてロマネスクからゴシックへの過渡期に建てられた大聖堂。
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エヴォラの中心にあるジラルド広場。
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エヴォラの中心にあるジラルド広場では絵描きさんが風景画を売っている。
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サン・フランシスコ教会の外観。
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サン・フランシスコ教会の人骨堂。聖職者、熱心な信者などの5000体の人骨で壁、柱、天井が埋められている。
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サン・フランシスコ教会の人骨堂。聖職者、熱心な信者などの5000体の人骨で壁、柱、天井が埋められている。
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エヴォラの街並み。
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エヴォラの街並み。
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ディアナ神殿前のカトリック修行者のための施設。
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インド航路を開拓したヴァスコ・ダ・ガマの像。どの街でも英雄だ。
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この旅行記へのコメント (1)
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- night-train298さん 2005/05/30 10:38:04
- さすらいおじさん、おはようございます。
今、ポルトガル旅行記を、一気に読ませていただきました。
一時期ポルトガルにハマっていた時がありまして、ポルトガルの情報って
少ないじゃないでか。ポルトガルのことならなんでも知りたかった時期がありました。
同時に天正の少年使節関連の話も大好きで、彼等がポルトガルにゆかりがあるのは
もちろんですが、
あの時代に往復8年もかけて航海し、西洋の資料さえない時代に、彼等はどんなことを感じたのか、とても興味があります。
また時代に翻弄され、かれらが旅行中に変化した宗教に対する価値観、当時は大変なことだったでしょう。
私はクリスチャンではありませんが、当時の隠れキリシタンの文化にも何故かひかれるんですよね。
それから檀一雄についても、興味があります。
サンタ・クルス村で、沈む夕日を眺めながら「返せ!返せ!」と叫んでいた彼。
また、住民にはとても親切にされたそうですね。
ポルトガル・・・リスボン・・・と聞くだけで、郷愁が込み上げてくる私です。
アレンテージョ地方も、北部も好きですが(今回のさすらいおじさんの書かれている地で行っていないのが
バターリャ。逆に書いていないところで私が行ったのは、ファティマ、コインブラ、北部のヴィアナドカステロ。あとはアルバルベ地方にはけっこう行きましたが
欧州のリゾートになってしまっていて、あまりポルトガルらしい風情は少ないですね。あとはサグレスかな)
でも、最初に強烈に惹き付けられたリスボンが一番好きなんです。
アルファマ、テージョ川、サンジョルジョ城から見たリスボンの街。さわやかな風。
不思議と、さあ、大西洋に向かって出帆するぞー!という気分になります。
ファドは、最初に行った時、コテコテの観光客向けの店に入りまして、それはそれで
良かったです。アマリア・ロドリゲスばりの女性が印象的でした。ファドって男性も歌いますよね。どうも男性のは感動がないんです。
女性の歌は、テーマは海に出ていった男性への歌ですが、男性歌手のは、明るい曲があるせいかな。
最後に行った時は、自分で歩いて見つけた(最初のもそうだったけど)歌自慢の庶民が、大衆的なレストランで歌うもの。
この場合、値段も食事(安い)代だけで、とてもリラックスしていました。
ロカ岬の・・・さすらいおじさんは、二つもらったのですか?
私は写真付きのりっぱな方を持っていたのだけど、なくしてしまいました。
ナザレのイワシ、おいしそうだったなぁ!
どちらかというと、スペイン料理の方が好きなのですが、魚料理、イワシの炭火焼や
干鱈料理はポルトガルはおいしいですね。となりに添えてある、ポテトもめちゃくちゃおいしいはず。
イベリア半島すきの私としては、おおいに反応しちゃってすみません。
おかげで、いろいろなことを、思い出すことができました。
次回は、行ったことがないけれど、永遠のあこがれの場所、ウズベキスタンを
訪問予定です。
では〜!
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