ケブネカイセ　ハイキング第一日目

2002/07/16 - 2002/07/17

スウェーデンの最高峰ケブネカイセの山麓ハイキングの第一日目。路線バスの時間に合わせて、前夜の宿泊地ユッカスヤルヴィでのんびりと散策を楽しんだ後に、ホテルの送迎車でキルナ市内のバスターミナルに向かいます。ターミナル内のカフェで簡単な昼食を済ませた後、路線バスで登山口ニッカルオクタに向かいます。そこでガイドさんと合流して、ケブネカイセ山麓の山小屋ケブネカイセ・ステーションまで徒歩で向かいます。とはいっても行き方は3通りあって、ニッカルオクタから直接ヘリコプターで山小屋に行くお気楽コース。真ん中あたりの行程を渡し舟でいくコース（今回はこれにしました。）そして全行程を歩くコースがあります。山小屋までは距離こそありますが、なだらかな登りで、展望を楽しみながら歩けます。最初は蚊がすごいですが、次第に風が若干あるせいで、蚊にも悩まされること無く、楽しく歩けます。

エリア キルナ(スウェーデン)

雷鳥を意味するキルナのバスターミナルです。後ろに見えるのは市のシンボルでもあります市庁舎の時計台です。

登山口ニッカルオクタにバスが到着しました。大きな荷物を持ったトレッカーがいます。

バス停近くの登山者向けバンガローです。簡単な登山用具の売店やカフェテリアがあります。

平地の向こうに見えるのはCievrracohkka山です。名前の読みは良く判りません。

緩やかな登りが続きます。未だこのあたりは結構蚊が居ます。

キリンソウのような花が咲いています。道中よく見かけました。

こういった湿地を何度も通ります。

雪解けで水量の多いLaddjujohka川

じくじくの湿地にイチゴがなっています。

船の出発時間に合わせて船着場に到着。

船着場の売店でトナカイ肉のハンバーグを食べて、船に乗船。

川面を渡る風が気持ちいいです。氷河の奥に険しい山が見えてきました。

大きな湖で、広いところはかなり幅があります。

湖面は穏やかで、クルーズには良い日和でした。

この辺りの両側の山は、ゆるやかな起伏の形状です。

航海を終えて桟橋に到着です。再び歩き出します。

ワタスゲのような花が咲いています。

イチゴの実がついています。

ヤナギランが群生しています。

谷に広がる湖沼を眺めます。

登山道はこの湖沼の脇を通ります。

フウロ草の一種？名前は良く判りません。

様々な花が咲いていました。

山小屋の道中で見かけた花々。

登山道も傾斜がゆるく、のんびりと写真を撮りながら歩けます。

沿道には様々な高山植物が咲いていました。

U字谷の対岸に見える川。とても大気感のある風景です。

U字谷の奥には氷河で削られた峻険は山が聳えています。

ヤナギランが咲いていてとても綺麗です。氷河からの流れは勢いがあります。

このつり橋を渡ると、すぐにテント場になって、山小屋はもう遠くはなくなりました。

テント場の脇を通ります。山小屋ケブネカイセ・ステーションが見えてきました。

ケブネカイセ・ステーションに到着。大きなU谷のなかの台地のうえに建ち、山小屋というよりはユースホステルのような造りになっています。部屋は個室になっており、共同ですがシャワーがあります。過ごし易いところです。