2011/07/20 - 2011/07/28
79位(同エリア112件中)
mocoさん
2009年に下見したクングスレーデンのニッカロクタ-アビスコ間を友人と2人でトレッキングしました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- フィンランド航空 スカンジナビア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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7/20水
フィンエアー11:00成田発ヘルシンキ経由15:55ストックホルム着。ストックホルム空港で2万円を両替1534SEK。
アーランタエクスプレス(夏のキャンペーン片道2人で280SEK)に乗りComfort Hotel Stockholmに宿泊。
2人部屋。1つのベットは床、もう1つのベットは壁にたたんであるのをおろして使う。
1晩だけなので、値段も安く、アーランタエクスプレス乗り場のすぐ上で、朝食も美味しくて良かったです。
荷物を置いて、歩いて市庁舎、ガムラ・スタンに出かけました。大広場Stortorgetのカフェコッペンで夜ごはんを食べました。8時過ぎまでゆっくりして、歩いて帰りました。緯度が高いの暗くなりません。 -
7/21木
朝食後、ヒョートリエット、セルゲイ広場など散歩、早すぎてまだお店が開いていない。ゆっくりしてから、空港へ。
SAS11:10ストックホルム発12:40キルナ着。
Flybus(空港バス)はフライトに合わせて市内行がでます。1人50SEK現金のみ。
町の中心の手前にあるKiruna busstation下車。そこにあるカフェテリアで昼食を食べました。
14:25発ニッカロクタNikkaluokta行きバスに乗車。114SEK現金払い。3:30頃着。
写真の看板に従ってすぐにヘリコプターベースに。800SEK、VISAで支払い。
荷物をベースに置き、バスの終点付近のNikkaluokuta ABというSEVNSKA(スウェーデンユースホステル)の宿舎に行く。売店やカフェなどもありとてもきれい。同じバスに乗った人でここに宿泊する人も。私たちは、ヘリコプターにしたが、歩いて、ケブネカイセ向かう人も多数。 -
4:30ごろベースに戻りずーっと待つ。蚊がたくさんいて虫除けの薬を塗った。5時過ぎに8人乗りのヘリでケブネカイセへ出発
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操縦士の真横の席。ヘリコプター初体験。
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パラパラ雨が降ってきましたが、天気も良く眼下に素晴らしい景色が広がり大満足。
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10分でケブネカイセ到着。歩くと5〜6時間かかります。
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Kebnekaise.STF Mountainstation ドミトリー、ハーフボード1人900SEKで予約,支払い済み。着いたのが遅かったので2段ベット上段でした。山の中とは思えない豪華施設。
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7:30から夕食
前菜 ヤギのチーズ、トマト、ビーツのパイ -
メイン トナカイの肉とジャガイモ
デザート チョコレートケーキ、ピンクのクリームのせ、コーヒー
とっても満足しました。
売店で地図 Abisko-Kebnekaise と途中で水を飲むためのカップを買いました。 -
7/22金
7:00頃から朝食。ビュッフェ形式で種類も豊富。たくさん食べて、8時に出発。しばらく歩くと背後にケブネカイセの全体が見えました。 -
前方に右Kebnekaiseの山塊の一部(山頂は奥のほうにあり見えない)と左Sinnlcohkka
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橋が見えます
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雄大な景色
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晴天
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尖った石が道標。この石を目印にして歩きます。
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後半は、湖沿いに歩く。
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最後は広大な丘を下る。
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今日のお宿Singi Hut。3時過ぎに着きました。
これから宿泊する山小屋は予約はできない。Reception標記の小屋に行き、宿泊を申し込む。管理人が、「小屋が2つあり、好きな所を決めたら夜に集金に行く」と言った。トイレ(野外ポットン式日本に比べ以外に臭くない、洋式だから?)に近いほうの棟にする。
ここは、売店、サウナなし。セルフケータリングの台所、と2段ベットのドミトリー。とても清潔で、窓が大きく景色もいい。
私たちの泊った棟は、たまたま女性だけとなったので着替えも気兼ねなくできて気楽。
日本から持っていった、カップヌードル、α米、スープなどで夕食。ケブネカイセ〜シンギ間道中何度も遭ったデンマークからの60代女性といろいろお話をする。 -
Singi Hutの周りを探検しているとサーメ人の小屋があった。
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さらにライチョウも。
夜に、管理人の私と同年代の夫婦が来て集金。VISAが使える。360SEK。
Singi Hutは売店、サウナがないので、泊る人が少ない、景色も良く小屋も清潔で良かったです。近くの川で、体や洗濯をします。
水は川からバケツで汲んできて使います。汚水は専用の汚水槽に捨てます。使う水がなくなったり、汚水がいっぱいになったら、各自が汲みに行ったり、捨てたりします。 -
7/23土
9:30出発。
天気が良くない。川沿いを12Km徐々に上がる。途中11:30ごろKuopenakkaにキャンプサイト、トイレと小さな小屋がある。ここで休憩。逆コースを歩いているオーストリアの娘ぐらいの女子2人にこれから先の情報を聞く。3時前にSalka着。Receptionで一休み。若い眼鏡の管理人がWeicome drinkで歓迎してくれる。このときにオスロでのテロ事件のニュースを教えてもらう。支払いは、このときにVISAで390SEK。
売店も大きくいろいろ売っている。サウナも初体験。5時からの女性専用の時間に行く。
サウナであったまってから、川に真っ裸で飛び込んだ、気持ちよかった。
ここは設備が充実しているので、たくさんの人が泊った。部屋に薪ストーブがあったので、焚きつけた。ドライルームもあったが、雨で干場がいっぱいだったので、部屋の中で乾いて助かった。
売店でビールを買い乾杯。
外のトイレがすごく遠かった。
夕方、遠くの山の雪渓にトナカイがいるのが見えた。その後しばらくすると、小屋の前に降りてきたのでじっくり見ることができた。 -
7/24日
7:50出発。小屋を出てすぐの橋を渡ったところでストックを忘れたことに気づく。冷や汗。天気は良くない12Km最初は川沿いを歩き最後は峠越え。こののぼりが結構きつかった。写真は昇りの途中今まで歩いてきた川沿いを写す。山頂すぐにTjaktjapasset小屋があり一休み昼を食べた。この後は下り。2時ごろTjaktja Hutに着く。1番乗り。 -
Tjaktja(シュクチャと発音)小屋の下の滝。この滝で水浴びと洗濯。
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雪渓もあります。この雪は1年中消えないそうです。
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小屋の入口。管理人の夫婦は小雨の中訪れるトレッカーを小屋の外でお出迎え、とても親切でした。モニカ夫人は、お花を摘んで(高山植物なのにいいのかな?)食卓に飾り、ご主人は英語のガイドブックを貸してくれたりしました。
今シーズン小屋を開けてから訪れた日本人は私たちで4人目(世界地図に国と人数が書いてある)だそうです。
モニカ夫人が大久保信夫(東京のタクシー運転手)という人がスウェーデン映画"Kungsleden"(邦題太陽のかけら)を見て感激し、この小屋何度も来て撮った写真や雑誌に載った記事のファイルを見せてくれました。
食事の後、スウェーデン人の同年代の女性と東日本大震災の事を話す。スウェーデンでもチェルノブイリの後、何年もベリーやトナカイの肉は食べられなかったそうだ。 -
7/25月
8:20出発。天気がだんだん良くなる。13Km川沿いにゆっくり下る。歩いていると赤いバツ印が続いている。これは冬期の歩くスキーの道。夏のトレッキングの道と重なる部分も多い。 -
うさぎのような岩。大きな燕の仲間が巣を守っているらしく、襲われそうになった。
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氷河
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木道の下を小さいモルモットの仲間や、小さなノネズミがちょろちょろするが早すぎて写真が撮れない。
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河川改修されてない雄大な流れ
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1:30ごろAlesjaureに着く。管理人は眼鏡の同年代の女性。
サウナ、売店、規模が大きく、湖のほとりで景色がいい。
2段ベットの下の段。まくら、マットレス、掛け布団完備。 -
キッチン
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調理器具やナイフフォークも完備
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ダイニング
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ゴミは分別
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食器もたくさんある
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プロパンガスのレンジ。下のバケツは排水用
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飲料水のバケツ。洗い物用のシンク。すべての小屋にこんな設備があります。
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宿舎から離れたところにこんなトイレがあります。
ここでは、ニュージランドの70代の夫婦とお話ししました。娘婿が日本人で、蒲郡に行ったことがあるそうです。サウナは小屋に長い階段が付いていて、直接湖に飛び込むようになっていました。氷河からの水なので飲料水が少し濁っていました。ここは390SEK。 -
7/26火
写真は朝、宿泊したAlesjaureの棟の前で。
10:00に小屋の下の船着き場から湖を渡るボートに乗る。船着き場にある黄色の旗を揚げなくては船は来ない。先に船着き場にいたフランス女性が上げておいてくれた。向こう岸のサーメ人の集落からやってきたボートに3人で乗る。サーメのおじさんが2人乗っていて1人は操縦もう1人は荷物の上げ下ろしの手伝い。双眼鏡で、トナカイを探してくれたり、自分たちの集落の事を話してくれたり、景色も良くあっという間の20分でした。ボートに乗ると5Kmぐらい稼げるようです。
おじさんに聞いてみました。集落には、トナカイの放牧のため夏の間だけしか住まないということなのでどうやって移動するのか?今はヘリコプター、昔は水中翼船だそうです。びっくり。ボートは現金払い240SEK
この後天候悪化。歩きに歩いて4時ごろAbiskojaure着。Abisko Tourist Stationに近いのでここはとても混んでいた。売店があって便利。窓が小さく台所が暗いところが良くなかった。 -
7/27水
写真は、アビスコ川の激流。
早起きして、8時ごろ出る。最後なのでがんばった。
歩いてくる途中、景色のいいところに Meditation Splats という表示があり、言葉が彫ってある石があった。この日会ったスウェーデン人が教えてくれた。1953-1961国連事務総長ダグハーマショルト(詩人政治家)の言葉。彼は、アビスコからニッカロクタまでの道をトレッキングするのが好きだったので、彼を記念してこのような石が置かれているということだ。全部で6,7個ある。アビスコに一番近い石は、川の曲がり角にあり、訳によると The longest journey is in your mind.ということでした。この石は私の2年前の旅行記に写真が載っています。 -
AbiskojaureとAbisko Mountain Stationの間はトレッカーの人だけでなく、普通のハイキングの人もたくさんいて賑やかでした。Abiskojaureの近くにサーメ人の集落があり、その人たちは移動に4輪バギーを使っている。その道がトレッキングの道に沿ってあり、そこがドロドロになっていて、間違ってその道を歩くと、ぬかるみにはまったり、バギーがすごい勢いで走ってきたりして危険。
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1時ごろ、Abiskoにゴール!
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2年前は、本館のツインの部屋にしたが、今回はドミトリーハーフボードで予約支払い済み。KERONという大きな棟。5人部屋で、女性3人男性2人。シャワーもトイレもすぐ近くにあり、セルフケータリングの大きなキッチン、地下には、サウナと大きなドライルーム完備。
ディナーは本館のレストランで食べました。
一緒のテーブルは、リタイヤしたスウェーデンのご夫婦、いろいろお話しました。
スウェーデンクローネの現金は、ここの売店ですべてつかい果たしました。
長い道のりを歩いて、大きな達成感を味わいました。 -
7/28木
写真は、朝のKERON棟。
スウェーデン国鉄で、8;27 Abisko Tourist Station発、10:01Narvik Station着を予約支払いしてあったが、出発前にこの電車が中止になり、7:50アビスコ発、9:00ナルビク着のバスに変更になった。食堂が7:30からなので、朝食を取る時間がない。朝食はランチのパックと値段が同じなので、ディナーの時に、サンドイッチを作ってもらったが足りないので、7:30前に食堂に入れてもらって、もうすこし作る。
バス乗り場は、国道にある。Alesjaureのボート乗り場で旗を揚げておいてくれたマリーと一緒に、バスを待つ。バスは、国道から少し入ったキャンプ場などによりながらナルビクに向かう。
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