2005/02/11 - 2005/02/20
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Hisaeさん
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『200502ブータンの旅-1』の続きです。
この写真はホームスティ先の入り口にあるポーを撮ったものです。
ポーは魔よけの意味があるそうです。
-
2日目はまずサブジバザールという野菜市場に行きました。パロでは日曜の午前中のみ開かれているそうです(ティンプーでは金曜午後から日曜まで)。
野菜(とうがらし、大根、きゃべつ、にんじん、トマト、いも)、果物(バナナ、りんご、みかん)などや、乾燥した唐辛子や唐辛子の粉、ドマ、チーズ、食べ物以外の日用雑貨、キラやゴなどの衣料品も売っています。 -
家族連れで売りに来て、家族連れで買いに来て、フリーマーケットのような雰囲気でした。
ここで活躍していたグッズは、天秤のはかりとプラスチック製の大きい買い物かごです。 -
これは、サブジバザールの近くでとった家の壁の絵です。かっこいいですよね。
ブータンの家にはいろいろな装飾がついています。
国の名前が雷龍の国というだけあって、龍の絵はよく見かけます。 -
この日のメインイベントはタクツァン僧院トレッキング。駐車場から写すとこんなに遠いです。
しかも、ここですでに2000M以上。富士山の5合目でも息が切れていた私はちょっと不安の中出発しました。 -
駐車上に犬がいっぱいいて、食べ物をくれというようにずっとついてきて、しばらく一緒に登りました。最初は日陰で結構寒かったです。
しばらくすると犬も見えなくなり、日もあたってきました。この辺では余裕があり、みんなと話しながら歩きます。ツアーは3人だけのため、ガイドさん(ブータン人)ともいっぱい話すことができました。
日本に住んでいたこと、日本人の彼女がいたこと、
ボーリング場とかカラオケとか事業をしたいともくろんだりしたこと、
かぶってる帽子は日本でスキーに行ったとき買ったものだったこと、
旅行者用の施設”たつのいえ”を自分の土地に作るのが夢という話。
ブータンとは直接関係ないことも多かったけど、
3人だからガイドさんと個人的に話できるのもよいところ。
ちゃんとブータンの山は火山じゃなくて隆起でできたとか、
タクツァンはブータンの仏教の聖地だという話とかも聞きました。 -
しかし登るにつてれ少しずつ息苦しくなり、私は無口に。
途中のレストハウスで休憩し、さらに展望台まで行きました。
この写真は展望台から撮ったものです。
展望台ではほんとにかなり近いところで見えて、すごいところに建っていること、
自分たちが結構な高さまで上がったことを実感しました。
しかし、この時点で私はだいぶ頭も痛く、やっぱり高山病のような感じになりました。
レストハウスまで降りて、昼ごはん。このときは、少し休んで楽になり普通なみにご飯食べられました。しかし、また降り始めると頭が痛い。。。
結局この日は夜まで体調が悪かったのでした。
帰りの道には行きになかった土産物屋がありました。友達はお守りのダを購入。
でも、これは悪いものを外にだすためのものだから、家に飾っておかず、外に放り投げるものらしいです。 -
ホームスティ先にもどり、家の中を見学させてもらいまいた。
これと、次の写真は仏間です。
仏間は広くて、家の一番よいところにあります。
仏壇はカラフルで大きく、日本のものとはちょっと雰囲気が違います。 -
太鼓の横にある場所がお経を読む場所だそうです。
壁にかかっている仏画はカレンダー。航空会社や銀行などが配っているものらしいです。
このほかに、1階の牛小屋、外にあるお風呂、
田んぼやアプリコットの畑などを案内してもらいました。
この日は、さっき見せてもらったお風呂(ドツォ)に入らせてもらえる日です。
ドツォは木の浴槽を2つに仕切り、小さいほうによく焼いた石を入れて、それで水をあたため、大きい方に人がつかるものです。
ブータンでは、お風呂は毎日入るものではなくて、
1ヶ月に1回とか健康のために入るものだということでした。石を焼くのに何時間もかかるのでお風呂に入るのも一仕事なのです。
東京の真冬なみの気温の中、囲いはあるとはいえ、外に設置してあるドツォ。
服を脱いで、体や頭を洗うときは本当に寒くて大変でした(シャワーなどはないので、お湯を汲んで流します)。
でも、つかってしまうととても気持ちいい。
一生懸命石を焼いてくれたホストファミリーに感謝です。
ドツォのあと、前日にガイドさんとの通訳でしか話せず寂しそうだったアパとお話しようと、
ガイドブックをみながらゾンカ(ブータンの言語)で話してみることにしました。
単語を並べるだけだったけど、ほめられたり、語順が違うといわれたり。
ほんの少しだけどアパともコミュニケーションできたのがうれしかったです。 -
ここで、また少し長くなりますが、GNH(Gross National Happiness:国民総幸福量)について少し書いてみようと思います。
私がブータンに強く興味を持ったのは、このGNHという考え方があるからです。
幸せという抽象的で計りにくいものを国として真正面からとらえて目標としている、
そして、幸せとは経済的発展や物質的な豊かさによって満たされるものではないということを認識している。
日本ではなかなか口に出して人と幸せについて議論することも少ないですよね。
でも私は、特に社会人になって仕事をしているうちに、
みんな毎日何を目標に、どこに向かって生きているのだろうと考えるようになりました。
今自分が働いている業界の人々はみんな幸せなのだろうかと
(残業は当たり前、毎日終電まで仕事というような人もよく見かけます)。
そんなに頑張って、体や心をすり減らしてまで成し遂げたいことって何だろう。
その成果が家族とか地域とか国とか世界にどう役立っているのだろうか。
ブータンは先進国とは言われないし、日本のようにいろんな便利なものがいっぱい
普及しているわけでもない。ホームスティ先もまだ井戸水を汲んで使っていて
水道はなかったし、交通機関も発展していないから小学校に3時間かけて歩いて通う子も
いるという。家を建てるのも家族総出でやるし、山が多くて田んぼや畑も
棚田や段々畑だからなかなかトラクターも使えない。
日本の50年100年前を見ているようだと、現地に住む日本人は言っていました。
それでもこの国の人が幸せなのだとしたら、
日本や他の先進国はいったいどこに向かっているのでしょう。
ブータン人が幸せをどうとらえているのか、それを見てこようと思いました。
この続きは旅行記の後半で。
(写真はホームスティ先の猫です。人懐こくってかわいかったです。)
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