2004/09/22 - 2004/09/22
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ゆっくり歩くさん
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04年の9月22日に舟渓を訪ねた。稲刈りの時期だったが,辺り一面が霞んでしまってカメラでは手に負えない状態。それでも,画像を調整してみた。
ここも凱里市の鎮で,鎮政府(町役場),中学校が有り,大きくは無いが商店街が有る。龍場よりは町らしい雰囲気がある。歴史的には分らないが,建物はこちらの方が新しい。
商店街には,タネ屋,農薬屋,飼料,農機具屋など農業支援物資を売る店が多い。特にタネ屋は多い。
ちょっと歩くと農村部になる。取り入れで忙しい。田に入って取り入れをする人の姿が多い。一つのグループの人数も多い。取入れは,刈って,籾を箱に叩き落とす方式だ。
その一方で,田越しをやっている人も。直ぐ次の田植えと言うことは季節的にはないだろうから,別の物を植えるのか,早い春先の準備なのか。
田の畦や野の道を行くと,花も多い。ちょうちょうも。
ここは本来の観光なら,旅行社の手配で,苗寨で歌や踊りを観賞するのだが,誰もこちらを気に留めないような所をぶらぶらして来た。
ここへは,凱里の発電所のそば(西門)からミニバスか,ミニバンかで行く。利用者も多いのだろう。5元くらいだった。時間は30分も掛からない。
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棚田は何処にでも有る。観光地として人を呼べるかはその高さと全体の規模だ。ここは全くそんな規模も高さも無い。
それでも下の方で働く人が小さく見えるのだから,知らぬ顔で,この棚田の素晴らしさを説くことができるかも知れない。
町を外れれば,こういう景色はずっと続く。 -
山の方に上がれば農家が。どの家にも黄色いとうもろこしや赤いトウガラシが軒先きにぶら下がっている。
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花はここにも。
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たった一匹だけ見かけたチョウ。
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トウガラシ。
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軒先きのトウガラシと,とうもろこし。
彼らに,トウガラシが入って来る前は何で味付けしていたのか尋ねたことが有る。暫く考えていたが,塩だけじゃないかなと言う返事だった。
あるいは,発酵食品も有ったのではないかと私は思うが,彼らの今の生活にはみそ,しょうゆ系統の調味料はないようだ。 -
売手もヒマだから,こんな具合。昔は日本だって,こんな具合だったんだなあ。
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タネが何より大切。今は,袋に入ったタネをかっているようだ。F1だから毎年買わなければならないが,収穫も多く,価格も良いのだから自家取りはしなくなったそうだ。
他所で日本系のタネを売っているのを見たことがある。 -
ここも。タネ屋で買って蒔いて,取れた物を売るというのだから,農民はもう日本と変わらない。
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中国を旅して一番恐いなと感じるのが,農薬。農民はもっと危険なのだろう。
この町では危険についての通達などはなかった。行く所によっては,旅人にとっても可成り恐い通達が貼ってある。だんだん農民もその恐さを理解して来ているので,まあまあ心配しなくとも良いのではと思ってはいるのだが。 -
これは飼料屋。餌も買う農業になると,農民は金を稼がなければならなくなる。稼げないのは困るが,近代化の中で稼がなければならなくなるのは大変だろう。出稼ぎ者募集の広告も有った。
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