2004/08/02 - 2004/08/02
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gopuraさん
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807年に開坑され1973年に閉山するまで約1200年の間、稼行されてきた生野銀山に行ってきました。
1200年の間に坑道は総延長350キロ以上・深さ1000メートルも堀り進められ、銀をはじめ70種の鉱物が採掘されてきたそうです。
現在その坑道の一部が見学コースとして整備され、江戸時代・近代の坑内作業を人形を使って再現しています。
また資料館や鉱物館もあり、より理解を深めることが出来るようになってます。
最初はあまり期待してなかったんですが、とてもおもしろかったです。
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生野代官所門
この門の左側のチケット売り場で入場券を買い、いよいよスタートです。
また、駐車場にトロッコ列車も展示してあるので、こちらも忘れずに! -
鳥居がありますが、いきなりリアルな人形がありチョット驚かされました。
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生野銀山の由来が書かれているので、よく読みましょう。
少しでも知識を入れておけば、より理解を深められますからね。 -
ここから坑道に入っていくんですが、想像していたよりも小さく暗いので、少し不気味な感じがします。
入り口に近づくと涼しい風が吹き出してきて気持ちいいです。
左側から山に入ると「金香瀬旧坑露頭群」という所にいけるので興味のある方はどうぞ。 -
涼しいのも当然で、坑内は常時13度のようです。
坑道は約1000メートルで50分ほどかかるので、いくら真夏とはいえTシャツ1枚ではつらかったです。
夏に訪れる時は上着を用意しましょう。 -
まず最初は、江戸時代の作業の様子が再現されています。
これは通気の悪いところで、ふいごを使い風を送っている様子。 -
堀大工はノミ1本で採掘しています。
当然のことですが、当時はすべてが手作業です。 -
掘り進むと地下水が湧き出てくるので、水をくみ上げる作業も必要だったそうです。
実際歩いてみると分かるんですが、今でも地下水で坑道が濡れており滑りやすいです。 -
坑内の案内板。こういう狭くて暗いところだと、1000メートルの距離が結構長く感じられます。
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坑内はこんな感じ。
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少し分かりにくいですが、所々で深く掘り下げた「エレベーター立坑」と呼ばれるものを見ることができる。
命懸けで作業をしていたのは容易に想像できます。 -
ここでは湧き水を飲むことができる。
ちょうど疲れてくるいいタイミングであるので助かります。
水は冷たくていい感じ。 -
女性でも過酷なところで作業をしていたようですね。
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休息所での食事が唯一の楽しみだったということです。
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掘り出した鉱物を選別してるんでしょうか。
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追子は鉱物を運び出す役目です。
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やっと出口です。
山には滝も流れており、いい景色です。
良く見ると山に人形があるのが分かる。 -
吹屋資料館
幕府に献上する「上納銀」を製錬する様子を再現。
?素吹き
?真吹き
?南蛮絞
?荒灰吹
?上銀吹
という5つの工程に分かれています。 -
鉱山資料館
パネルや模型を使って、分かりやすく生野銀山の歴史を紹介しています。
これは銀山の模型。 -
銀山の内部の様子も細かく作ってあるので、当時の雰囲気が伝わってきます。
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どこかで見たことあるなぁと思っていたら、ベトナムのクチトンネルで見たのとそっくりです。
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