ペッブリーの洞窟

2005/01 - 2005/01

ペッブリー(正しくはペチャブリーだが、タイ人はペッブリーと呼んでいる）には洞窟がいくつかあり、そのうち一番大きなところに行きました。
歩いて行くには遠すぎたためバイタクを利用することに。
平日だったせいか見物客はほとんどいなかったが、逆にそれがよかったです。というのも素晴らしい風景を独り占めできたし、洞窟内にいた尼さんもヒマだったのか、珍しい日本人に興味をもってくれいろいろ説明してくれました。
その後帰ろうとしたところ、来るときに利用したバイタクと帰りの約束をしなかったので、足がないことに気づく。そこで売店の女の子にソンテウ（乗り合いタクシー）があるか聞くと、「ない」とのことでどうしようかと考えていると、何と「街まで送ってあげる」と。
おかげで助かりました。こういうちょっとした事にタイ人のやさしさを感じますね。

エリア ペッチャブリー(タイ)

どういう訳かこの街にはサルが多く、当然のごとくここにもいました。
ここは少し山を登ったところにあるので、サルのほうが主役です。
食べ物を持っていると取られるので、チョット怖い。

入り口近くにサルのえさ（バナナ）を売ってるので、買ってみるのもいいかもしれません。
しかしサルもなれたもので、エサ売りのおばちゃんがスキを見せると素早く盗んでました。

入り口を入ると洞窟はかなり下のほうにあり、ちょっとした冒険気分を味わえます。
このおばちゃん達は地元の人のようです。

階段を降りて、入り口を見上げたところ。
入り口はそんなに大きくないが、内部はかなり大きく広がっていてビックリ！
外にはサルがたくさんいますが、洞窟の中に入るとサルはまったくいません。

階段を降りると、まずそこに大きな空間が広がっており、仏塔や仏像が目に入ります。
ちょうど天井の裂け目から日光が差し込んでいて、幻想的な雰囲気を醸し出している。
まだここから左に洞窟は続いており、かなり広いです。

尼さんがお土産やお供え物を売っています。
お供え物がとても安いのにびっくりしましたが
理由は回収して、また再利用できるからです。

直射日光が暑いので、傘が役に立ってます。

この仏像の前でお祈りをします。
タイのやり方がわからないでいると、親切に尼さんが教えてくれました。
私は１〜２分くらいでしたが、タイ人を見ているとかなり長い時間お祈りをしてます。
彼らの信仰心の篤さには、いつものことながら驚かされます。
特に年配になるほど、その傾向が強いように思われます。

奥に進んで振り返って見ると、かなりの広さであることが実感できます。
でも奥に行けば行くほど人も少なく、暗くなってくるのでチョット怖い。

そのまま進んでいくと涅槃仏があります。
けっこうな大きさですが、どうやって持ち込んだのでしょうか。
もしかしたら中で組み立てたかも知れませんね。

何ヶ所か岩穴があって、太陽の光を見るとほっとする。
それにしても至るところに仏像があります。