半日マレーシア

2004/07/24 - 2004/07/24

シンガポール旅行中、ちょっと国境を越えて、半日だけマレーシアのジョホール州に行ってきました。シンガポールの人たちが物価の安いマレーシアへ買物をしに、マレーシアの人たちがシンガポールへ遊びにと、わりと気軽に移動をしているらしく、国境ではたくさんの車が出入国審査の順番待ちをしていました。

エリア ジョホールバル(マレーシア)

○アブ・バカール・モスク○
残念ながらマレーシアにいた半日は雨。ここはイスラム教のモスクで、信者以外は中に入ることが出来ません。白い壁と青い屋根がきれいだな〜と思っていたら、なんとこの瓦、それまで使っていた地元の瓦だと耐久性が弱いので、日本の三州瓦を輸入したものなんだとか。日本の技術のすばらしさをマレーシアで教えられました。

○イスタナ・ブサール○
国賓を招いたり、数々の式典を行ったりする宮殿。こちらも修復に三州瓦が使われています。実際に王様の家族が住んでいたこともあり、子供部屋や図書室、晩餐会の会場など、豪華な内装の部屋を見学することが出来ます。

○多文化○
イスタナ・ブサールの駐車場で会った、どこかの女子校の子供たちです。マレーシアの子か、シンガポールなど他の国から来た子かはわかりませんが、宗教が違うと制服まで違うのにはちょっと驚きました。

○マレーダンス○
途中、マレーシアの民家の中を見ることが出来る文化村のようなところに立ち寄りました。これはそこで踊ってくださったダンスの写真です。

○民族楽器：「アンクロン」○
同じく文化村のようなところで演奏してくれた、竹でできた楽器「アンクロン」です。細い竹でできた枠をゆすって太い竹を揺らし、竹がぶつかる音を響かせて「カランコロン」という音色を奏でます。マリンバの音が近いかな〜。

○猫だらけ○
マレーシアでは犬を飼っている家はほとんどなく、みんな猫派なんだとか。台所を中心に数匹の猫たちが、のほほ〜んと寝そべってました。知らない人たちがたくさん来ても、もう驚かないのね･･･。

○おみやげにいかが？○
錫（すず）製のコップ（ぐいのみ？）の製作実演です。熔けたすずを型に流し込んでいるところ。すずは保冷にすぐれているということで、ビールジョッキや花瓶を買い求める観光客の姿がありました。

○更紗工場にて○
ろうけつ染めのスカーフの製作実演。（ろうけつ染めって中学校の家庭科でやったなぁ･･･あの時は筆で蝋を塗ったから、細かい柄が描けなくて大変だった･･･あの道具があればよかったのに･･･。なんてことを考えながら）ハイビスカスはマレーシアの国花だそうです。大判のスカーフを購入したら、いろんな使い方を教えてくれました。
駆け足のマレーシア旅行記はここまでです。よかったら、シンガポール旅行記も見てくださいね。

この旅行記へのコメント （2）

• ぱろさん 2007/08/22 23:37:30

  三州瓦！！

  はじめまして。
  岡山で生まれ、三河に住んでいる私としては、この旅行記は衝撃でした。
  地元三州瓦が、このような地の果て海の果てで使われているなんて！
  シンガポールで岡山弁を聞いた衝撃と同等でした。
  
  衝撃に１票。

  なゆきさん からの返信 2007/08/23 21:47:22

  RE: 三州瓦！！

  ぱろ様
  
  一票ありがとうございます！
  地元の信者の方にとって、とても大切な建物だと思うのですが、
  その修復に使われたということで、日本人として誇らしく思いました。
  「世界各地のを吟味した結果一番いいものを」
  ということでしょうからね☆
  帰国してからすぐに三州瓦について調べました。
  もっと日本のことも知らないといけないなぁと教えられた旅でした。