美術館にいこう！！

2003/10/05 - 2004/03/25

ベルリンにはたくさんの美術館や博物館があります。街歩きの途中ふと美術館に入ってみませんか。歴史を感じる日が私達の旅の疲れをきっと癒してくれます。

エリア ベルリン(ドイツ)

昔見たネフェルティティの胸像が忘れられず、シャルロッテンブルク宮殿近くにある「エジプト博物館」へやってきた。ここはそれほど大きくはないが、所蔵作品は充実しており、大英博のエジプト館をしのぐほどである。そして、ネフェルティティはやはり美しかった。

エジプト博物館入り口には、やはりここの目玉である「ネフェルティティ」のポスターが。間口は小さく、通り過ぎてしまいそうだが、このポスターが目印。

エジプト博物館の向かいには、ベルクグリュン・コレクションがある。エジプト博物館はいついってもかなりの人だが、ここはそれほど込んではいないので、ゆっくりと鑑賞できるだろう。ピカソやセザンヌなどの作品が多く展示されている。

博物館ではよくこのような光景を目にする。学芸員が週に何度か希望者を募って、作品の説明をするものだ。単にツアーというよりは、勉強会に近い雰囲気がある。作品における説明はかなりの専門用語をつかったものであり、一作品に費やす時間も相当である。そのため、みないすを持ち作品の前で座りながら真剣に説明をきいている。

アレキサンダープラッツ近くのニコライ地区にあるニコライ教会は、ベルリン最古の教会だ。この内部は市立博物館として公開されている。作品はそれほど多くはないが、教会内の雰囲気の中でみる美術作品は他の博物館とは少し赴きもちがっており、厳かな雰囲気をかもし出している。水曜日は無料。

ベルリンの博物館といえば、ペルガモンというくらい有名どころ。中には「ゼウスの大祭壇」などが再建されているが、現在は修復中。

ペルガモンは古代中心の展示であるが、その中で私は個人的にアッシリアがおすすめ。見ごたえは十分すぎます。

やはりペルガモンでもガイドツアーがあり、いたるところで団体を見ることができます。ただ、ゆっくりと鑑賞したい人には、この団体はちょっと。。。。

旧ナショナルギャラリーからのベルリンドームはうつくしく。ただし、ここはドイツの作家が多いため、私としては美術館なら文化ホォーラムの絵画館をおすすめした。

現代アートがお好きな方は、ぜひハンブルクバーンホフ美術館へ。入り口からも現代アートを漂わせているが、実際中に入ってみると、元の鉄道駅を再建していたりと、新旧混合でよくつくられている。

有名どころの現代作家たちの作品が並ぶハンブルクバーンホフ美術館展示室。

現代美術中心なだけあって、さすがに映像での展示も充実しています。

ベルリンには本当に小さなギャラリーがたくさん。これはやはりギャラリーでの、エリオット・アーウィット展。無料の割には建物3階まで、びっしりと彼の作品を堪能できました。