エジプトでビックリ! 度胸がいる個人旅行。
この車の状態を見ていただくとエジプト人気質が想像できると思います。
二車線だろうと三車線だろうと隙間があれば、3列にも4列にもなり、時には
5列にもなってくる。 しかもクラクションが鳴り続けるのだからすさまじい。
それで驚いたらこの町では生活できないのだ。 この車の流れを横断す
る術を身につけねば移動もバスに乗ることも不可能になる。 したがって
よそ者である観光客には、相当度胸のあるものでも個人行動はお預けで
ある。 ホテルでタクシーを呼ぼうとしてもその必要はないのだ。
自動的に売り込み・客引きが寄ってくる。 海外旅行に慣れていると思っ
ていた自分が可笑しくなる。
タクシーにメーターはなくタクシー料金は乗車する前に交渉して決めてお
かねば、ビックリするほどぼられた上にチップを要求される。
バクシーシと言うそうだが、私には強制的チップと思えて仕方がない。
西洋でのチップはサービスに対する感謝の対価ととらえていたが、どうも
感じが違う。 帰国の空港へ入るまでエジプト型チップに悩む事になる。
持たない者は、持つ者から金品を貰うのが当然、したがって定価の観念が
ないという習慣があるのだ。 だから物を買うのがシンドクなってし
まう。 一度だけ、稀にあるスーパーを利用する事ができ定価販売の有難
さを身に染みたものだ。 しかし、そこに行くまでの足(車)の支払いで
悩むのだから笑っちゃう!
勘違いしては困るのだが、決して悪い人たちばかりではない。 そうし
た習慣だからこちらが慣れねばいけないのだが、短期(12日間)の旅行で
は無理と言うものである。
大した金額ではないお土産を買うぐらいなら、値切るのも楽しいお遊びと
やり取りを楽しんで、値切りゲームと割り切れば良いが、後味があまり良くない。 ホテルの領域を出た瞬間から、強引な客引きと売り込みと対決
しなくてはならないのはシンドイし、おちおち個人では観光もできない。
見たところ、団体の力で打破する以外対抗策はなさそうである。
夕暮れの車道を横断する現地人を見ていると、尊敬の念さえ湧いてくる。